ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
シャリッとした感触が魅力のリネンシャツ、 汗染みなどの汚れをしっかりケア
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シャリッとした感触が魅力のリネンシャツ、 汗染みなどの汚れをしっかりケア

以前は高級なイメージだったリネンシャツも、最近ではファストファッション等からお手頃価格で発売されています。見た目も、着心地もさわやかなリネンシャツですが、気になるのが汗ジミなどの手入れの仕方。正しい麻の知識とお手入れ方法を紹介します。

  • 創文舎 hamo

蒸し暑い日本の夏に、ぴったりのリネンシャツ

蒸し暑い日本の夏に、ぴったりのリネンシャツ

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リネンに代表される麻素材とは、同じ系統の植物の繊維からなる生地の総称で、麻の中に含まれる生地の種類は、およそ20種類あるといわれています。

その麻の中に含まれているのが、亜麻を原料とした生地「リネン」です。麻の中でも、やわらかく、上品な光沢をもったリネンは、同様の特徴をもつ「ラミー」と共に、麻素材の衣類用生地として古くから愛されています。

リネンの優れた特性は、なんといっても他の衣類にはない、シャリッとした肌触りと、生地の強さ、そして綿の4倍ともいわれる吸水性と発散性です。
いつ触ってもサラリとした独特の清涼感は、日本のジメジメとした夏に最適。昔から、着物の素材や服地などに選ばれてきたのも納得です。

汗染みを目立たせないためには、色とスタイル選びが大切

汗染みを目立たせないためには、色とスタイル選びが大切

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メリットの多いリネンですが、同じように存在するデメリットについても知っておかなくてはなりません。

天然繊維であるリネンは、繊維の目が粗いことで清涼感を得られる反面、シワがつきやすく縮みやすいという特性をもっています。また、吸水力が高いため、汗も吸収しやすく、その分汗ジミもできやすくなります。発散性が高いので、乾きも早いのですが、汗をかいたばかりの時は人目が気になるのは確かです。

そこで、事前に取れる対応策として知っておきたいのが、同じリネンシャツでも、カラーやデザインを選ぶことで汗ジミが目立ちにくくなるということです。
リネンに限ったことではありませんが、汗は、淡い色の無地のデザインや、体にフィットしたスタイルだと汗の染み込みが目に見えて目立ちます。

そこで、汗ジミをなるべく目立たせないためには、淡いカラーを避け、白や黒などのハッキリした色合いや、細かな柄やボーダーなどの入った柄物、ドルマンスリーブやバルーンスリーブなどの袖ぐりが大きなスタイルを選ぶと良いそうです。

リネンシャツは、あまり染色に適した素材ではないため、色柄物自体が少ない傾向にありますが、生成りよりは真っ白なシャツの方が汗ジミが目立たず、袖ぐりに余裕のあるゆったりサイズを選ぶとますます安心ですね。

シワがつきづらい干し方とは?

シワがつきづらい干し方とは?

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リネン素材のもう一つのデメリット、シワと縮みに関してですが、リネン100%のシャツは、洗濯することで5%~10%縮むことがあります。製造する段階で縮み防止の加工を施しているものや、あらかじめ大きめに作っているシャツもありますので、購入前に店員さんやメーカーサイトなどで確認するのがおすすめです。

麻素材の衣類は、シワに対する自然回復力が弱く伸ばすのが一苦労。普通の衣類と同様に洗濯機で洗うと、後でシワ伸ばしをするのがたいへんです。洗い方や脱水方法、干し方などをあらかじめ気をつけ、シワをつけないように対処するのが正解です。
リネンは摩擦により毛羽立ちやシワがつきやすいので、洗濯する際は、単体で手洗いするのがおすすめです。

リネンシャツの洗濯の仕方

1 洗い桶に、30℃以下の水かぬるま湯を溜め、規定量の洗濯用中性洗剤(おしゃれ着洗い)を溶かし入れます。
2 リネンシャツを軽く畳んだ状態で浸し入れ、やさしく押し洗いします。
3 水を何度か替え、泡が残らなくなるまですすぎ洗いします。

リネンシャツにシワをつけたくないならここからが肝心。
普通の洗濯物と同じように洗濯機で脱水をすると取れづらいシワがくっきりと入ってしまいます。洗濯機で脱水する場合は、脱水しだして10秒以下で運転を止めるようにしましょう。もしくは、大判のバスタオルなどで軽く畳んだリネンシャツを挟むように包み、水気を取るのもシワがつきづらい脱水方法です。

しかし、もっともカンタンで確実にシワをつけない方法は、脱水をしない「濡れ干し」という方法。
洗濯後、ザッと水気を切り、濡れたまま形を整え、がっしりとしたハンガーに吊るして干しておくだけ。濡れた生地の重みで自然に下へと引っ張られシワも伸びるので一石二鳥です。

衣替え前のお手入れ、臭いも汚れも残さないで

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

リネンシャツは目が粗いため、繊維の間に皮脂汚れや洗剤かすが入りやすく、取れ残る場合があります。そのまま放っておくと黄ばみや臭いの原因になるため、シーズン終わりには、漂白剤を使った浸け置き洗いをし、臭いも汚れもスッキリさせてから衣替えするようにしましょう。

浸け置き洗いは、リネンシャツが浸かる程度の洗い桶に、30℃くらいのぬるま湯を用意し、酸素系漂白剤を溶かし入れます。リネンシャツを入れて5~10分程度浸け置きしたら、洗濯洗剤を足し、先ほどの方法で手洗いしましょう。

水気を切ってハンガーに掛けたら、ファブリーズの布用消臭除菌スプレーを前後5、6回ずつスプレーし、しっかり乾くまで干します。

ファブリーズの布用消臭除菌スプレーは、衣類についた臭いの消臭はもちろん、衣類が乾くまでに活発に活動する、臭いの元となる雑菌を抑制し、生乾き臭を防ぎます。
第三者機関の試験によると、ファブリーズを菌がついた布にスプレーすることで、なんと菌の99%以上を除去できたという結果が証明されています(※1)。洗濯しても取りきれない臭いの原因は、繊維に取れ残った雑菌臭。ファブリーズで除菌することにより、臭いを元から断ち切ります。

※1:P&Gホームページ「マイレピ」より「ファブリーズのウイルス除去に関して」


着心地がさわやかで品よく見えるリネンシャツは、暑さが残るこの季節にもまだまだ活躍します。正しい手入れとシーズン終わりのケアを実践して、また来シーズンも心地よく着たいものですね。