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うちの愛猫はどのタイプ? 猫の毛のタイプ別ブラシの選び方!
出典 : ajlatan /Shutterstock.com

うちの愛猫はどのタイプ? 猫の毛のタイプ別ブラシの選び方!

猫の毛のブラッシングは、毎日の日課として続けることが大切です。もし猫がブラッシングを嫌がるようなら、まずはブラシを見直してみませんか? 今回は、猫の毛のタイプ別でおすすめしたいブラシをご紹介します。

  • 奥平 望

猫のブラッシングの必要性と正しいブラッシング方法とは?

猫のブラッシングの必要性と正しいブラッシング方法とは?

Montakan Wannasri /Shutterstock.com

そもそも猫のブラッシングはなぜ必要なのでしょうか?公共社団法人 日本獣医学会によると、

●猫の皮膚や被毛の健康を保つため
●暑さ調節をするため
●猫と飼い主のコミュニケーションのため

と、健康面とスキンシップの両面が重要な役割を果たしているようですね。

さらに、ブラッシングの方法としては、

●3分程度の短い時間で実施
●比較的嫌がらないあごの下、頭の後ろや首周りから
●じっとしているようであれば背中、腰、しっぽのあたり
●リラックスしているようであればお腹の毛も

上記の流れのように行うのが正しいブラッシングです。この際、猫が痛みを感じない程度の力で行うことがポイントです。けっして、力任せに被毛を取り除かないように注意しましょう。(※公共社団法人 日本獣医学会 猫のグルーミング(ブラッシング)について より)

短毛種の猫には「やわらかめのブラシ」

短毛種の猫には「やわらかめのブラシ」

Chendongshan /Shutterstock.com

アメリカンショートヘア、ロシアンブルー、ベンガルなど被毛の短い短毛種の猫には「ソフトタイプの獣毛ブラシ」「コーム」「ラバーブラシ」の3種類のブラシがおすすめです。このほかにも、やわらかめのブラシであれば問題ありません。

ソフトタイプの獣毛ブラシは、大まかな抜け毛を取るのに適しています。ブラッシングの第一段階として、コームで毛をとかしつける前に使用しましょう。次は、ラバーブラシで表面に残った抜け毛をからめ取ります。ラバーブラシでブラッシングすることで、マッサージ効果やツヤ出し効果も得られるでしょう。最後に、コームで毛並みを整えます。この一連の流れが、短毛種の猫のブラッシング方法の基本となります。

毛が短い短毛種に念入りなブラッシングは必要ないと思ってしまいますが、ブラッシングを怠ると必要以上に被毛を飲み込んでしまうため、毛球症を引き起こす可能性もあるので注意しましょう。

被毛が短い短毛種は、ブラシの先端が直接皮膚に当たってしまうため、固いブラシだと嫌がることが多いかもしれません。そのため、やわらかめのソフトタイプのブラシを選んで、毛並みを整えるようにやさしくブラッシングしてあげましょう。

長毛種の猫には「ピンブラシ・スリッカー」

長毛種の猫には「ピンブラシ・スリッカー」

ANURAK PONGPATIMET /Shutterstock.com

ペルシャ、エキゾチックショートヘア、メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャットなど被毛の長い長毛種の猫には「ハードタイプの獣毛ブラシ」「コーム」「ピンブラシ or スリッカーブラシ」の3種類のブラシがおすすめです。長毛種は、短毛種に比べると抜け毛が多いため、しっかりブラッシングしてお手入れしてあげましょう。

長毛種の毛をソフトタイプのブラシでとかしつけても、被毛の表面を撫でることしかできません。そのため、しっかりと毛の中まで入り込んでくれるハードタイプの獣毛ブラシが必要になります。

ピンブラシは、人用のクシによく似たタイプのブラシなので扱いやすいのが特徴です。髪をとくように、長毛種毛を楽にとかすことができますよ。

針金状になっているスリッカーは、長毛種の猫にできやすい毛玉をほぐすのにもってこいのブラシです。固くて細い針が毛玉に入り込み、毛玉をザクザクほぐしてくれます。ただし、スリッカーを使う場合は、無理に毛をとくと痛がったり嫌がったりすることがあるので注意してください。毛玉部分を持ちながら、時間をかけて1つずつ丁寧に毛玉をほぐしていきましょう。

短毛種・長毛種ともにマッサージには「ラバーブラシ」

短毛種・長毛種ともにマッサージには「ラバーブラシ」

Anke van Wyk/Shutterstock.com

短毛種・長毛種ともにマッサージを目的とするなら、ラバーブラシがおすすめです。ラバーブラシは、その名のとおりラバー(ゴム)を使用したブラシのことです。

子猫の頃からブラッシングに慣れている猫なら、ブラッシングでそこまで手こずることはないかもしれません。しかし、ブラッシングに対してトラウマがあったり、痛い思いをしたことがある猫なら、極度にブラッシングを嫌がることもあるでしょう。

そんな時に、ラバーブラシは活躍してくれます。ラバーブラシなら、猫に痛みを与えることはありません。まずはラバーブラシを体に当てて、痛くないことを覚えてもらいましょう。そして、短時間のブラッシングから始めていくことで、少しずつブラッシングに慣れさせるといいですよ。

ラバーブラシにはマッサージ効果があるため、抜け毛を取り除きながら愛猫とのコミュニケーションも図れます。さらに、毛のツヤ出し効果まであるので1つは持っておきたい便利なブラシです。

短毛種・長毛種ともにホコリや汚れを取り除くには「豚毛ブラシ」

短毛種・長毛種ともにホコリや汚れを取り除くには「豚毛ブラシ」

jreika /Shutterstock.com

短毛種・長毛種ともに猫の毛に絡まったホコリや汚れを取り除くには、豚毛ブラシがおすすめです。豚の毛で作られた豚毛ブラシは、他のタイプのブラシに比べるとやや高価ですが、その分適度なやわらかさがあり、しっかり汚れを取り除くことができるアイテムです。

やさしく撫でるようにブラシを当てると、そのたびにツヤが出て毛並みが整います。ブラシを買い替える予定の飼い主は、ぜひチェックしてみてくださいね!

このように、猫の毛のタイプによってブラシを変えてあげることで、抜け毛を効果的に取り除くことができます。
日々のブラッシングは、愛猫の健康を保つためにも、お部屋を清潔に保つためにも重要です。ぜひコミュニケーションの一環として、愛猫に適したブラシでブラッシングを続けてくださいね!