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共働きでお金を貯めたい! 専業ママが働く前に知っておきたいあれこれ
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共働きでお金を貯めたい! 専業ママが働く前に知っておきたいあれこれ

共働きが増え続けるのは、女性の社会進出への理解が深まったからだけではありません。2人でお金を稼がなければ家計が立ち行かないご時世というのも大きな理由。そろそろ働こうと考えている専業ママには、働く前に知っておいてほしいことがあります。

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共働きを始める前に知っておきたいこと

共働きを始める前に知っておきたいこと

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マイホーム資金や子どもの教育費など、将来のことを考えれば、子どもにまだお金がかからないうちに少しでも貯蓄を増やしておきたいと思うのはだれしも同じ。子どもが小学校や中学校に上がったのをきっかけに再び働き始める主婦も多いようですが、安易に考えていると後で後悔してしまうこともあるようです。

2018年5月23日にNHKの情報番組「あさイチ」で放映された特集「聞いてわが家の想定外 ―私が仕事に出てみたら・・・―」の中でのエピソードを紹介します。それは、子どもの塾代2万円を稼ぐために、18年ぶりに働きに出た主婦の話です。

週2日、1日4時間のパート勤務に出たその女性は、仕事を覚えて月3万円の収入を得るようになったものの、仕事で疲れて家事が思うようにできずスーパーの総菜を買うことが多くなり、さらに疲労回復のために栄養ドリンクを飲み始めます。

一方、職場の付き合いで洋服代や飲み代が増え、結果的に稼いだ金額より出費の方が多くなり、働きに出たことで逆に赤字になってしまいました。番組では、主婦が働き始めた際の想定外の出費ペスト3は、1位が「食費」、2位が「身体のケア費」、3位が「娯楽費」として紹介しています。

また、働いて収入を得るときに知っておかなければならないのが、税金などの問題です。「健康保険や年金の負担適用額が年収130万円から106万円へ」「配偶者控除の適用額が年収103万円から150万円へ」など、共働きで損をしないようにするためには、制度改正なども踏まえ、しっかりプランを練ってから行動に移す必要があります。

働いて後悔しないためのお金の知識とルール

年収100万円を超えれば住民税が発生し、それ以上働くと所得税、さらには社会保険料と、収入が増えれば税金などの負担額も増えていきます。パート勤務を考えている場合、どうすれば効率よく稼げるか、まずはしっかり研究してから働きましょう。

働いて後悔しないためのお金の知識とルール

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知らないと損をする、各種税金や控除

配偶者をはじめ、養う家族がいる場合、税金の負担を軽減してくれる「配偶者控除」や「扶養控除」といった制度があります。妻がパート勤務などに出る際、収入が103万円を超えると、夫の給与所得から38万円の配偶者控除が適用されなくなる、いわゆる「103万円の壁」が問題視されていましたが、それが2018年1月から150万円に引き上げられ、これまでより多く稼いでも夫の配偶者控除はそのままという内容へ改正されました。

といっても、喜んでばかりもいられません。妻の年収が130万円以上になると、夫の扶養からはずれて自分で健康保険と年金の保険料を支払う義務が生じることに変わりはなく、しかも2016年10月からは従業員501人以上の企業で働く人についてはそれまでの年収130万円以上から106万円以上へと引き下げられたため、がんばって働いて年収を増やしても、就業調整して働いた方が手取りが多くなる逆転現象も見られるようです。

もちろん、自分で保険料を払い続けると、将来受給する年金額が増えるなどのメリットもあるので一概にそれが悪いとはいえませんが、今、貯蓄額を増やしたいのであれば、「実入りを増やすこと」を優先した方がいいかもしれません。

共働きを成功させるためのルール

お金のことについては普段から夫婦でしっかり話し合っておくことが大切です。貯蓄の目的がはっきりしていなければ、夫婦間の認識がずれてケンカの原因になってしまうことも。そうならないためにも、最低限のルールは守りたいものです。

お金を貯めるための5つのルール

1.貯蓄の目的と金額を共有する・・・ライフプランを立て、今後のお金の流れと、必要額を想定することで、具体的な目標額が決まります。「マイホーム資金として、いつまでにいくら」「子どもが高校を卒業するまでにいくら」などを決めておきましょう。
2.お金に関する隠し事はしない・・・財布が別々の夫婦の場合、お互いの収入を知らないという人もいるようですが、2人でどれくらいの収入があり、支出があるのかを把握しておかなければ、将来的なプランを立てることができません。
3.家庭の収支とお金の流れを共有する・・・財布は別でも、家計管理は夫婦どちらか、あるいは分担して行う必要があります。そうすることで、家計を見直す時も、どこをどう調節すればいいか明確になり、お金に関する隠し事もできなくなります。
4.定期的にお金について話し合う・・・貯蓄の現状を把握し、見直しと軌道修正を行うためにも定期的に夫婦でお金について話すことが大切です。お互いの意思確認にもなり、お金のことでモメることもありません。
5.自由に使えるお金は詮索しない・・・お金に関する隠し事はNGですが、夫婦といえども自由になるお金の使い途まで報告すると息が詰まってしまうもの。お小遣いに関しては、詮索しないことが基本です。

お金を貯めるための5つのルール

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ママが働くための環境整備も重要

最大の課題は家事の分担

総務省の「平成28年度社会生活基本調査」によると、子どもを持つ共働き家庭では家事に要する1日の平均時間が妻の3時間16分に対し、夫が15分と、夫婦間で大きな差があります。仕事時間では、夫が8時間31分、妻が4時間44分と、夫の方が2倍近く働いてはいるものの、家事に関して妻は夫の約13倍もの負担を強いられています。政府がめざす「女性が輝く日本」を実現するためにも、女性の家事負担軽減は早急に解決すべきテーマといえそうですね。
夫婦で貯蓄に励むためには、妻が長く働き続けられてこそ。そのためにも、夫の家事協力が欠かせません。

共働きなら親との近居がベスト

女性の家事、育児の負担を軽減するなら、親との近居がおすすめです。実際、共働き家庭では妻の実家の近くに住むケースも多いようで、「急な残業」や「子どもの急病」など突発的な事態の時は、自分たちの代わりに保育園に子どもを迎えに行ってもらうなど、親のサポートを受けられ、女性の負担が大幅に軽減されます。また、親の方も頻繁に孫と会えることから、双方にとってメリットが大きい選択といえるでしょう。

共働きなら親との近居がベスト

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子どもに手がかからなくなったからといって働き始めるママも多いと思いますが、働いて損をしたり、夫婦喧嘩が増えたりと、「こんなはずじゃなかった!」なんてことにならないよう、事前準備は大切ですね。