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【油の捨て方】捨てるタイミングや捨て方、リサイクル方法

【油の捨て方】捨てるタイミングや捨て方、リサイクル方法

使用済みの油の捨て方って知ってます?ペットボトル容器はリサイクル対象外の場合が多いから注意が必要⁉そのまま捨てると下水管が詰まる原因になるので、正しく簡単に油を処理する方法をはじめ、リサイクル方法などもご紹介します。

  • 渡辺

油は繰り返し使える? 捨てるタイミングはいつ?

油は繰り返し使える? 捨てるタイミングはいつ?

Mama Belle Love kids/Shutterstock.com

揚げ物で使った大量の油。捨てるにはもったいないけど、使いまわしても大丈夫? じつは、油は3~4回は繰り返し使えるというのが、油を製造・販売するメーカーの見解です(※1)。使ったあとの油は、オイルポットに入れて、なるべく暗くて涼しい場所で保管しましょう。


繰り返し使用するうち、油はだんだんと疲れてきます。一度酸化した油は、もう元には戻りません。酸化した油をそのまま摂取すると、体に悪影響を与える恐れも。以下のような状態が見られた場合には、早めに処理を行いましょう。

古くなった油のチェックポイント

色が濃くなる

古くなった油のチェックポイント

繰り返し使用した油は、だんだん色が濃くなります。とくに、魚や鶏肉などの揚げ物をすると、着色が強まります。

泡が消えにくくなる

泡が消えにくくなる

新しい油でも泡は立ちますが、古くなった油の場合は、食材を取り去ったあとも泡が消えにくいのが特徴です。

180度くらいで煙が出る

180度くらいで煙が出る

古くなった油は、180度くらいで煙が出るのが特徴です。新しい油は230~240度までは、煙が出ません。

ねばりが出る

ねばりが出る

温度が下がった時に、ねばりが出てきたら、油が疲れている証拠です。

嫌な臭いがする

嫌な臭いがする

加熱する際に、枯れ草や塗料のような、油臭い不快な臭いがしたら酸化が進んでいます。

正しく油を捨てる方法

正しく油を捨てる方法

namtipStudio/Shutterstock.com

油をシンクにそのまま流して捨ててしまうと、環境への影響はもちろん、排水口や排水管、さらには下水管が詰まる原因となってしまいます。排水口から流れ込んだ油は、徐々に固まって厚い層となり、水が流れる空間を細くして、詰まらせてしまうのです。「量の多い揚げ油はきちんと処理をするけれど、フライパンの油汚れは、そのまま洗っている」という場合も、要注意。油はしっかりと処理をしてから捨てましょう。

一番簡単なのは油凝固剤を使う方法

一番簡単なのは油凝固剤を使う方法

やはり手軽でカンタンなのは、市販の油凝固剤を使う方法。固めて、燃えるゴミとして捨てられます。

油凝固剤が手元にない場合はビニール袋と紙類でも可

油凝固剤が手元にない場合はビニール袋と紙類でも可

ビニール袋に新聞紙など吸油性のよい紙を入れ、冷ました油を染み込ませます。自然発火を防ぐため、水も一緒に染み込ませましょう。漏れの防止に、ビニール袋を二重にするのがおすすめ。口をしっかり閉じて、燃えるゴミと一緒に捨てます。

ビニール袋で心もとない場合は牛乳パックも併用すると安心

ビニール袋で心もとない場合は牛乳パックも併用すると安心

牛乳などの紙パックに、新聞紙など吸油性のよい紙を詰めて、冷ました油を染み込ませます。自然発火を防ぐため、水も一緒に染み込ませましょう。口を粘着テープなどでしっかり閉じて、燃えるゴミと一緒に捨てます。

地域によってはリサイクル回収という方法も

地域によってはリサイクル回収という方法も

家庭から出る廃油を有効に利用するため、日本全国で油をリサイクルする活動が広まっています。各自治体のWEBサイトを要チェック。油の回収ボックスが設置されている、公共施設やスーパーなどを見つけることができます。

油のペットボトル容器は、何ゴミ?

油のペットボトル容器は、何ゴミ?

油のペットボトル容器は、リサイクル対象外!?

油を全部使い切ったあとの、ペットボトル容器。素材はペットボトルだけれど、リサイクルの対象にならない場合があるって、知っていますか? 分別方法は各自治体によって異なりますが、油汚れは洗っても落ちにくいため、燃えるゴミとして回収されるケースも多いようです。

まずは、各自治体の回収方法をチェックしてみましょう。油のペットボトルを燃えるゴミとして回収している場合は、たとえ、ラベルにリサイクルのマークが表示されていても、リサイクル対象品として回収はされないので、注意が必要です。

捨てるなんてもったいない、油をリサイクルする方法

油を、手作り石けんやアロマキャンドルにリサイクル

Subbotina Anna/Shutterstock.com

料理に使ったあとの油は、もう捨てるしかない? いいえ、そんなことはありません。むしろ、捨てるなんてもったいない! といえるほどの、お洒落な石けんやアロマキャンドルが手作りできます。捨てる前に、一度チャレンジしてみるのもおすすめです。

お肌しっとり、手作り石けん

お肌しっとり、手作り石けん

<準備するもの>
●油
●水
●インスタント石けんの素


お肌にやさしい、無添加の手作り石けんです。取り扱いが難しく危険な“苛性ソーダ”ではなく、ホームセンターなどで売っている“インスタント石けんの素”を使うのがおすすめ。油と混ぜるだけでOKなので、子どもでも安心して手作りできます。

お洒落な、アロマキャンドル

お洒落な、アロマキャンドル

<準備するもの>
●油
●油凝固剤
●アロマオイル
●タコ糸、割り箸
●クレヨン
●空き瓶


油から、インテリアとしてもお洒落なアロマキャンドルを手作りできます。鍋で温めた油に、油凝固剤、好きな色のクレヨンとアロマオイルを入れて、あとはタコ糸を垂らした瓶に流し入れ、冷ますだけ! 小学生の自由研究としても人気で、ネット検索でいろいろな作り方を知ることができます。

毎日の料理で使うものだけに、正しく知っておきたい油とペットボトルの処理方法。面倒でついシンクに流してしまうことのないよう、正しい知識と自分に合った処分方法を見つけてエコにも貢献しましょう!

※1 日清オイリオ'sキッチンHP「料理をした後揚げる油の使用回数」より