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油の捨て方について、少量・大量それぞれのケースで考える
出典 : Aleksandrs Samuilovs/Shutterstock.com

油の捨て方について、少量・大量それぞれのケースで考える

突然ですが、油の正しい捨て方を知っていますか? 油は正しい方法で処分しないと環境汚染につながってしまいますが、いざ捨てるとなれば、迷いが生じてしまうこともしばしばです。そこで、油の正しい捨て方について詳しく解説していきます。

  • 創文舎 hiderio888

油は劣化していく

油は劣化していく

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揚げ物のする際、同じ油を繰り返し使っていると、色の変化や、揚げ物の味の変化を感じたことはないでしょうか。

これは油が酸化しているため起こる現象です。油は空気中の酸素に触れ、酸化することで劣化していきます。色が濃くなったり、油から嫌な臭いがしたり、粘りが出た場合は、油が劣化しているサインです。

また、油が劣化するのは、酸化だけが原因ではありません。光や熱などによっても品質が低下することがあります。そのため、未開封だからといって安心はできません。未開封でも、賞味期限が過ぎているものは使用しないようにしましょう。

劣化した油を使って調理を行った場合、胸やけや吐き気をもよおすなど、何らかの悪影響が出てしまうケースがあります。もう使えないと判断した場合は、適切な方法で廃棄し、使用しないようにするのが得策です。

少量の油の捨て方

少量の油の捨て方

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少量の油を捨てる場合は、以下の2つの方法で燃えるごみとして処分することができます。

牛乳パックを利用して捨てる方法

空の牛乳パックを用意し、中に新聞紙や使い古しのタオルなどを入れて、冷えた状態の油を注いでしみ込ませます。

油を入れた後に牛乳パックの口をガムテープなどでしっかりと止めて、油がこぼれないようにしてから、燃えるごみとして処分します。

この時、自然発火することを避けるために、油と一緒に水をしみ込ませておくと安全に処分することができます。

ポリ袋を利用して捨てる方法

牛乳パックを用意できない場合は、ポリ袋を代用することができます。牛乳パックと同じように新聞紙や布を入れ、油と水を一緒に含ませてからしっかり口をしばるか、輪ゴムで留めるなどして燃えるごみとして処分します。

ポリ袋を利用する場合は、袋が破れていないかを事前に必ずチェックするようにしましょう。また、袋を2重3重にしておくと漏れにくくなるのでおすすめです。

大量の油の捨て方

大量の油の捨て方

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捨てたい油が大量にある場合、どのように捨てればいいでしょうか?

自治体に資源物として回収してもらう

自治体によっては、使い古した食用油を資源として再利用するために回収している場合があります。

たとえば京都市では、「ごみは資源、可能な限りリサイクル」というコンセプトのもと、使用済み天ぷら油をはじめとした最大18品目の資源物を回収しています。回収した油はバイオディーゼル燃料に精製され、市バスやゴミ収集車に利用されており、年間で2,700トンのCo2削減を達成しているそうです。

まずは、住んでいる地域の自治体のホームページなどで確認してみましょう。

不用品回収業者に回収してもらう

大量の油を捨てたい場合は、不用品回収業者に依頼するのも一つの方法です。

業者によって違いはありますが、植物油、ラード、牛脂のような食用の油のほか、エンジンオイルなど油製品を回収してくれるところもあります。

油以外にもたくさんのごみを一緒に処分したい場合にはおすすめの方法です。

直接流しに捨ててはいけない理由

直接流しに捨ててはいけない理由

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油を捨てたいと思っても、そのまま流しに捨ててはいけません。

油を水と一緒に流してしまうと、川や海の水質を悪化させてしまう可能性があるためです。また、排水管を詰まらせてしまうなどの悪影響を及ぼす場合もあるので、適切な方法で捨てるよう心がけましょう。

油の捨て方にはいろいろな方法があります。誤った捨て方をして他人に迷惑をかけたり、環境に悪影響を及ぼさないように注意することが大切です。