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「やみくも節約」は失敗のもと! ポイントを押さえることが成功への近道
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「やみくも節約」は失敗のもと! ポイントを押さえることが成功への近道

「思い立ったが吉日」とは言いますが、節約を考えているなら、しっかりと計画を練った上でポイントを押さえることが大切です。やみくもに節約するのは、結果につながらないばかりか、ストレスが溜まって逆にムダ遣いが増えてしまうかもしれません。

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情報を制する者が、節約を制す

情報を制する者が、節約を制す

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「貯金を増やしたい!」と思っても現実は、ままならないもの。節約に励んでも成果が現れないというあなた、その原因がどこにあるか知っていますか? たとえば、食費をケチっても、高額な化粧品を買ったり、レジャーに大金をつぎ込んでいては意味がありません。

家計にも理想的な割合というものがあります。サラリーマン家庭の場合、ボーナスが支給される月を除いて、手取り額は毎月ほぼ同じ。少しでも赤字を減らしたいと思うのであれば、その手取り額をどう振り分けるかがポイントです。

住居費や教育費など削ることのできない支出は別として、他の項目ごとに理想の支出額を決めておけば、具体的かつ効率的に節約に取り組めるはず。ただし、年齢によって給与や手取り額は変わってくるうえ、家族構成によって支出内容も違います。

それを踏まえ、身の丈に応じたやりくりを身につけることが必要です。節約を成功へと導くためには、やみくもに節約するのではなく、まずはしっかり計画を立ててから実行に移しましょう。

節約を成功へと導く4つのポイント

稼いだお金は使って当たり前ですが、問題は使い方と使い途です。まずは、収入に対して支出がどうなっているか、削るとすればどこをどう削るかなど、ポイントを押さえて、節約を成功させましょう。

節約を成功へと導く4つのポイント

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ポイント1 わが家の「家計の黄金比率」を算出してみる

投資や節約といえば必ず名前が挙がる横山光昭氏が、約8000世帯の家計簿を分析した結果をもとに、独自に編み出した「家計の黄金比率」。ファイナンシャルプランナーの彼は、実際にそれを使って多くの家庭の家計を立て直したそうです。

しかも、その比率は手取り額や家族構成に応じて設定されているので、わが家のケースに当てはめることが可能! 各家庭の収入は異なっても、「家計の黄金比率」を使えば、具体的に理想の支出金額を算出することができます。

理想的な支出金額が算出できたら、次はわが家の1ヵ月の支出を費目別に比較し、各項目の比率をチェックしてみましょう。それほどお金をかけていないと思っていても、理想とされる比率より多く使っている項目がわかれば、節約すべきところが明確になります。

すべてのケースを紹介することはできませんが、ここでは夫婦2人で手取り額が25万円の場合と、中高生の子どもがいる3人家族で手取り額が35万円の場合の黄金比率を計算してみました。それぞれ、わが家のケースと比較すれば、どこを改善すればいいかよくわかるはず。

もちろん、その家庭によっては、この費目だけは削れないという場合もあるでしょう。その時は、他の費目で調節すれば、手取りの範囲内でやりくりすることが可能。つまり、わが家の「家計の黄金比率」にできるだけ近づければ、それがそのまま節約になるというわけです。

【家計の黄金比率の例】

※手取り額が35万円で、夫婦と中高生の子どもがいる3人家族の場合です。
●手取り(100%):35万円
●食費(15%):5万2,500円
●住居費(25%):8万7,500円
●水道光熱費(6%):2万1,000円
●通信費(6%):2万1,000円
●小遣い(10%):3万5,000円
●教育費(12%):4万2,000円
●保険料(6%):2万1,000円
●趣味・娯楽費(2%):7,000円
●被服費(3%):1万500円
●交際費(2%):7,000円
●日用雑貨(2%):7,000円
●その他(3%):1万500円
●貯蓄(8%):2万8,000円

※手取り額が25万円で、夫婦2人の場合です
●手取り(100%):25万円
●食費(15%):3万7,500円
●住居費(25%):6万2,500円
●水道光熱費(5%):1万2,500円
●通信費(6%):1万5,000円
●小遣い(12%):3万円
●教育費(0%):0円
●保険料(4%):1万円
●趣味・娯楽費(3%):7,500円
●被服費(3%):7,500円
●交際費(2%):5,000円
●日用雑貨(2%):5,000円
●その他(3%):7,500円
●貯蓄(20%):5万円

ポイント2 毎月の固定費を見直してみる

住居費、水道光熱費、通信費、教育費、保険料など、毎月必ず発生する費用のことを固定費といいます。節約を考えた時、外食を控えたり、洋服や趣味のものを買うのを我慢したりと、固定費以外のものを減らすケースが一般的ですが、じつは、固定費を見直した方が、毎月同じ額だけ継続して削減できるため、より効果的に節約できます。といっても、どこをどう見直せばいいかわからない人も多いはず。削減ポイントは次のとおりです。

1.住宅ローン・・・プランにもよりますが、金利の変動に合わせて借り換えた方が得する場合があります。また、まとまったお金があれば、繰り上げ返済をして、毎月の金利を下げる方法もあります。いずれも、手数料がかかるので損をしないかしっかり計算することも大切です。

2.保険料・・・保険は、その時々の状況に合わせて見直しが必要です。複数の保険会社を利用している場合は、内容が重複していることもあり、それぞれ見直せば不要な特約や保障があるかもしれません。思い切って変更・解約すれば、思わぬ節約になることもあります。

3.通信費・・・スマホに携帯電話、インターネットは、今や生活必需品ともいえますが、プランによっては節約が可能な場合も少なくありません。加入プランを見直し、不要なものは解約するなど、プランを変更したり、格安スマホに乗り換えるのも一つの手段です。通信費を抑えられると話題の格安SIMもおすすめです。

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ポイント3 毎月の変動費を見直してみる

固定費以外の費目が変動費ですが、固定費と比べ、節約効果が低いうえ、我慢ばかりしているとストレスが溜まりやすいため、内容を見直すというより、買い物に対する意識改革が必要です。たとえば、特売で買った食材を使い切れずに結局腐らせてしまったり、不必要なものを衝動買いしてしまったりと、変動費の場合、ムダな買い物を減らせばそれが節約になります。また、外食や娯楽なども、ゼロにするのではなく、回数を減らすだけでもOK! 1回1000円で5回の外食より、たとえ1回でも3000円の食事を楽しめるのであれば、充実感も高く、外食に対する価値もアップするのではないでしょうか。

ポイント4 「安物買いの銭失い」に注意する

「安いと思って買ったら、1~2回使って壊れてしまったため、結局高くついてしまった」ということは往々にしてありますが、買い物をする時、大切になってくるのが費用対効果です。費用対効果とは、コスト(費用)とパフォーマンス(効果)を対比させた度合いのことで、コストパフォーマンス=コスパとも言われています。

たとえば、一般的な掃除機が2万円で、ロボット掃除機が10万円だとすると、価格では一般的な掃除機の方が安いとはいえ、自分で掃除機をかけなければいけません。一方、ロボット掃除機は設定すれば決められた時間に自動で掃除をしてくれるため、その時間を別のことに使えます。つまり、ロボット掃除機は、価格は高いものの、費用対効果を考えれば、高い買い物とはいえません。買い物をする時、どうしても「安いもの」に目が行きがちですが、費用対効果を考え、結果的にお得になるものを選ぶようにすることも大切です。

「節約、節約」と意識しすぎると、ストレスが溜まり、反動でそれほど欲しくもないものを衝動買いしてしまうかもしれません。固定費をおもな削減対象とし、意識せずに節約できればそれが一番です。