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【種類別】もう迷わない。食器のしまい方講座
出典 : Steve Cukrov/Shutterstock.com

【種類別】もう迷わない。食器のしまい方講座

きゃしゃなワイングラス、傷つけたくない漆塗りのお椀・・・そんな、収納に迷う食器たちの、上手なしまい方とは? さらに、食器棚をすっきりと美しく見せるためのしまい方も併せて紹介します。

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コップやグラスなど、繊細な食器のしまい方

コップやグラスなど、繊細な食器のしまい方

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ガラスのコップ

ガラスのコップは、とてもデリケート。スタッキングできるよう作られていない限りは、重ねずに1つずつ並べて収納しましょう。
無理に重ねるとキズがつき、汚れの付着や破損の原因になることも。また、重ねたコップ同士がぴったりとはまって、取れなくなってしまう恐れもあります。
並べる際は、飲み口を上にして置くのがおすすめ。「伏せて置くことで安定感を出す」という方法もありますが、フチの部分に負担がかかりやすくなるため、上向きの方がベターです。

ワイングラス・シャンパングラス

倒れやすく、繊細なワイングラスやシャンパングラス。コップと同じように立てて収納するのが不安な時は、フットプレート(テーブルに接する、平たい部分)を引っかけて吊るすタイプの専用ラックを使用するという手もあります。
吊るす収納なら、倒れて破損することも、グラス内部にホコリが入ってしまうこともありません。さらに、見た目にも美しく、キッチン周りをエレガントな印象に彩ってくれます。

マグカップ

おしゃれなデザインのものも多いマグカップ。もちろん、食器棚にしまってもOKですが、あえて人目につく場所に並べ、見せる収納を楽しむのもよい方法です。
たとえば、カゴやトレイなどに清潔な紙ナプキンやクロスを敷き、ティースプーンや紅茶の缶と一緒にお気に入りのマグカップを並べてみるのもいいでしょう。インテリアの一つとして楽しめるうえ、お茶を入れる動作もスムーズになりますよ。

漆塗りの食器のしまい方

漆塗りの食器のしまい方

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漆器が苦手とするものは、「紫外線」「乾燥」「高温」の3つです。食器棚が窓際にある場合は、日光に当たらないよう工夫して収納しましょう。キズがつくのが心配な時は、漆器同士の間にティシュペーパーなどの薄い紙を挟んでおくと安心です。

また、漆器は長期間しまいっぱなしにしておくと、乾燥からヒビやゆがみが生じることがあります。使うことで適度に水分が補われるため、ぜひ積極的に普段使いしてください。
普段使いしにくい重箱なども、できれば時折取り出して水洗いし、潤いを与えてあげましょう。

かさばる大皿・平皿のしまい方

かさばる大皿・平皿のしまい方

New Africa/Shutterstock.com

食器棚のスペースを圧迫しがちな大皿は、立てて収納しましょう。縦収納専用のディッシュラックがない場合は、ファイルスタンドで代用するという方法も。なお、一つひとつ皿を固定できないタイプのラックやスタンドを使う場合は、皿同士がぶつかり合って破損しないよう注意が必要です。

また、「美しいけれど食器としては使いにくい」という理由で持て余している皿は、インテリアとして活用するのも一つの手です。皿立てを使って絵画のように飾る、平置きしてアクセサリーや花をあしらうなど、感性のおもむくままにディスプレイして楽しんでみましょう。

食器棚全体をすっきりさせるしまい方

食器棚全体をすっきりさせるしまい方

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詰め込みすぎず、ゆとりを持たせる

食器がぎゅうぎゅうに入った食器棚は、見苦しいだけでなく、機能性もいまひとつ。詰め込めば詰め込むほど食器が取り出しにくくなり、家事に余計な手間を生み出してしまいます。
すっきり感と機能性を確保するには、棚の中の空間に2~3割程度の余裕を残すのが鉄則。あまり使っていない食器や、欠けた食器は潔く処分して、ゆとりある収納を心がけましょう。

使用頻度と色合いで、しまう場所を決める

どの段にどの食器を置くかは、食器の「使用頻度」で決めましょう。毎日使うコップやスープ鉢といった食器は、手に取りやすい中央付近の段に配置するのがおすすめです。
あまり使っていない皿は、下段と上段に振り分けます。手に取る際に落としにくいよう、重いものを下、軽いものを上に置くとよいでしょう。

配置する段を分けたら、次は食器の色合いごとに具体的なポジションを決めます。白っぽい食器は左側、柄物は右側、といった具合に、食器棚全体のバランスを見ながら最終的な位置を決めてください。
この時、食器の柄や取っ手の向きをそろえると、整った印象になります。

食器以外のものは入れない

お茶の缶やお菓子などを食器棚にしまうと、雑然とした印象になりがちです。食器以外の食品や雑貨は、なるべく違う場所に片付けるようにしましょう。
「食器棚以外に収納場所がない」「お茶セットとして、食器と一緒に収納したい」という場合は、バスケットやカゴを利用して目隠しするとよいでしょう。中に何が入っているか分かりやすいよう、ラベルやシールを貼っておくと便利です。

正しいしまい方をマスターすれば、大切な食器をより長く使うことができます。一つひとつていねいに扱うことで、食器に対する愛着もさらに増しそうです。