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ゴミの分別って面倒くさい! 作業を少しでも楽にするには?
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ゴミの分別って面倒くさい! 作業を少しでも楽にするには?

家事の中でもとくに億劫な、ゴミの分別。面倒な作業ですが、怠ると思わぬトラブルを招くことも。そんな厄介なゴミの分別を、少しでも手早く終わらせる方法を考えてみましょう。

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ゴミ分別の面倒くささは、地域によって異なる

ゴミ分別の面倒くささは、地域によって異なる

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ゴミの分別方法に、全国共通のルールはありません。ゴミをどのように分類するかのルール決めは各自治体に委ねられているため、分別にかかる手間は地域によって大きく変わります。

たとえば、東京都の台東区では、ゴミの種類を「燃やすゴミ」「燃やさないゴミ」「粗大ゴミ」の3種類に分けています。プラスチックやゴム製のゴミも「燃やすゴミ」として出すことができるので、分別作業にはさほど苦労せずに済みそうですね。

一方、徳島県勝浦郡にある上勝町という町では、なんとゴミを34種類もの数に分けて回収しています。いかにも分別がたいへんそうですが、住民の協力のもとに徹底的な資源の有効活用に取り組んだ結果、平成28年には81%というひじょうに高いリサイクル率を達成したとのことです。

適当な分別はNG

適当な分別はNG

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ルール違反はトラブルのもと

ゴミ捨て場は、周辺の住民たちと共同で使うもの。近隣住民とのトラブルを避けるためにも、ゴミはきちんと分別しなければなりません。
とくに、刃物や割れたガラス製品といったゴミの分別には細心の注意を払いましょう。誤った方法で捨てると、回収担当者にケガをさせる恐れがあり、たいへん危険です。

また、自治体によっては、度重なるルール違反を犯した者に対して罰則を科しているところも。たとえば、横浜市では、「分別に関して4回以上の警告を受け、その後1年以内に再び分別せずにゴミを捨てた者に対し、2,000円の過料を徴収する」という制度を設けています。

「無料回収業者」の利用は危険なことも

「不用品や壊れた家電を、なんでも無料で回収します」という宣伝文句を目にしたことはありませんか? 一見、分別の手間が省けて便利なようですが、油断は禁物。「無料回収」をうたう業者の中には、「回収したゴミを不法投棄する」「回収は無料だが処分は有料、などと難癖をつけ、高額な料金を請求する」といった悪質な行為をはたらく者が紛れ込んでいる可能性があるのです。
こうした違法な業者による被害を防ぐには、「利用しないこと」がもっとも確実。自然環境はもちろん、自分自身の安全を守るためにも、ゴミは自治体のルールに従って正しく分別・処分しましょう。

分別作業を楽にするコツ

分別作業を楽にするコツ

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ゴミ箱をたくさん用意する

一度混ざり合ったゴミを分別し直す作業は、とてもたいへんです。あらかじめ、自治体で定められている種類の数だけゴミ箱を用意し、捨てると同時に分別すれば、ゴミ袋の中に手を突っ込まずに済みますね。

分別の種類が多い場合は、スペースを圧迫しにくい縦型のゴミ箱を使うとよいでしょう。また、ペットボトルのふたや電池など、少量かつ臭いの発生しにくいゴミの分別には、安価でかさばらないレジ袋スタンドを活用するのもおすすめです。

ゴミが出たら、その場で分別

たとえば、飲み終えたあとのペットボトルを、すぐに分別せずに何本も溜めこむとどうなるでしょうか。
燃やすゴミとして分別できる地域であれば別ですが、そうでない場合は「ふたを外し、ラベルをはがし、ボトルを洗って潰し、それぞれのゴミ箱へ」という作業を何度も繰り返さなければなりません。
こうなると、ただでさえ面倒な分別作業がますます億劫に。手間を分散させるためには、「ゴミは、出たその場で分別して捨てる」のが得策です。

ゴミを減らせば、分別が楽になる

ゴミを減らせば、分別が楽になる

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ゴミの分別を楽にするためには、「ゴミそのものを減らす」のがもっとも効果的です。なるべくゴミを出さないように生活すれば、自然と分別にかける時間も短縮することができますよね。
ゴミを減らす具体的な方法には、次のようなものが考えられます。

●水筒や、マイタンブラーを活用する…ペットボトルや缶を分別する手間が省けるほか、節約効果も期待できます。
●新聞・雑誌は、電子版を選ぶ…捨てる必要がないうえ、収納スペースも不要です。
●肉類はジャンボパックを購入し、小分けして冷凍する…小分けにするのは多少面倒ですが、トレーを洗って乾かす手間が一度で済みます。
●リサイクルショップを活用する…まだ使える家具や家電は、ゴミに出さずに買い取ってもらいましょう。資源の再利用のほか、手数料の節約にもつながります。

日々を忙しく過ごす現代人にとって、ゴミの細かな分別は負担になりかねません。しかし、自治体と住民が一丸となって分別・リサイクルに取り組めば、町の美化や自然保護に貢献できることもまた事実。悩ましい問題ですが、工夫を重ねて自分に合った解決策を見つけたいものですね。