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子どもの着替え、いつまで手伝う?
出典 : Eric Cote/Shutterstock.com

子どもの着替え、いつまで手伝う?

服を頭から被って、袖を通して、ボタンをかけて・・・。ノロノロと時間ばかりが過ぎて、なかなか完了しない、子どもの着替え。つい手伝いたくなりますが、ちょっと待って! 子どもが自分で着替えることは、脳と体の発達にとても大事なことなのです。

  • 渡辺

「子どもが、自分で着替える」ことの重要性

「子どもが、自分で着替える」ことの重要性

Purino/Shutterstock.com

子どもに自分で着替えさせると、前後は反対に着るし、時間がかかるから冷えて風邪をひいてしまいそう・・・。そんな理由から、子どもの着替えをいつまでも手伝ってはいませんか?

確かに、小さな子どもはまだ細かく自分の手足をコントロールできないので、袖に頭を通そうとしたり、ズボンの片足に両足を突っ込んだりと間違いが多く、そのたびにかんしゃくを起こしたりもします。そうなると、事態を収拾するためにもつい手を貸してしまいますよね。

でも、じつは、「子どもが、自分で着替える」ことは、子どもの脳と体の発達にとても大事なことなのです。着替えには、脱ぐ・下ろす・被る・ボタンをかける・外す、といった、子どもにとっては難しい、手先を使う動作がたくさんあります。その動きを通して、子どもは自分の体を思い通りに動かすことを学んでいくのです。

子どもの年齢によって違う、着替えの取り組み方

子どもの年齢によって違う、着替えの取り組み方

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子どもの脳と体の発達や自立心を育むためにも、着替えは子ども自身に任せるようにしましょう。とはいえ、いきなり全部をやらせるのはちょっと困難。子どもの年齢や発達段階に合わせて、うまくサポートをしてあげることが重要です。

1~2歳の子どもの着替え

自分でできることが増えるにつれ、何でも自分でやりたいという気持ちが芽生えてきます。着替えにも興味を持ち、自分でチャレンジしようとすることも。靴下や上着を脱ぐことはできても、まだ正しく着ることはできず、どこが間違っているかも理解できません。大人がやさしく教えてあげる必要があります。

2~3歳の子どもの着替え

たいていの服を、自分で脱ぐことができるようになります。一方で、着ることも一人で頑張ろうとしますが、間違いが多く、うまくいかないことに腹を立ててかんしゃくを起こします。大人が手伝うのを、嫌がることも。子どもが正しく着替えられるように、服を子どもの体の向きに合わせて置く、といったサポートが大切です。

4~5歳の子どもの着替え

服の前後・裏表・上下を確認して着られるようになり、ボタンのかけ外しも上手になります。「正しくできた」ということに満足感を覚える年齢なので、わかりやすく手順を教えてあげましょう。多少手順が違ったり、着方が雑でも、細かいことを言わないようにするのが、子どものやる気を引き出すポイントです。

着替えを嫌がる場合には?

着替えを嫌がる場合には?

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子どもが着替えを嫌がるのには、理由があります。それは、思うようにできないことへのイライラだったり、失敗すると叱られるかもしれないという不安だったり・・・。まずは、その理由を知って、解決できる方法を探してみましょう。

原因1 着替えにくい服

ボタンが小さい服や、ぴっちりとした服、ファスナー付きの服などは着替えにくいため、子どもは嫌がります。なるべくボタンが大きく、ゆったりとしていて、ウエストはゴムのものなど、子どもが着替えやすい服を選ぶようにしましょう。

原因2 失敗が怖い

うまく着替えられず、失敗をして一番ショックを受けるのは子どもです。大人は横から焦らせたり怒ったりせず、「残念だったね、でも大丈夫だよ」と肯定してあげましょう。肯定されることで、子どもは安心してまた次も頑張ろうという気持ちになります。反対に、成功した時にはたくさん褒めてあげましょう。

原因3 他のことが気になっている

着替える前や着替えの途中に、他のことに興味がいってしまうと、着替えを面倒くさがって嫌がります。着替えの時にはテレビなどは消して、子どもが集中できるようにしましょう。

子どもの「やりたい!」気持ちを大切に

子どもの「やりたい!」気持ちを大切に

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子どもが着替えをスムーズにできるようになるためには、子どもの年齢や成長段階に合わせて、大人がうまくサポートすることが重要です。「自分でできた!」という達成感を味わうことで、次の「やりたい!」という気持ちにつながるからです。

最初はどうしてもうまく着替えられず、見ている大人もイライラしてしまいますが、必要以上に手伝ったり、焦らせることのないよう気をつけましょう。子どもには子どものペースがあり、何より子ども自身が「やりたい!」という気持ちを持たなければ、できるようにはなりません。多少雑でも気にせず、ゆったりと見守ってあげましょう。

子どもが2~3歳になったら、なるべく着替えを手伝わずに、子ども一人でチャレンジさせましょう。だんだんとできていく姿に、子どもの確かな成長を感じることができますよ。