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洗濯機を回すベストな時間帯とは? マナーを守って騒音トラブルを防ごう
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洗濯機を回すベストな時間帯とは? マナーを守って騒音トラブルを防ごう

子育て中は毎日洗濯機を回す家庭も多いと思いますが、共働き世帯は朝か夜でなければ洗濯ができません。とはいえ、早朝や深夜に洗濯機を使うのは騒音トラブルのもと。洗濯機を回しても許される時間帯とは、何時から何時までなのでしょうか?

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ドラム式と縦型洗濯機の違いは?音や振動も違うの?

ドラム式と縦型洗濯機の違いは?音や振動も違うの?

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1950年代になって一般家庭に普及した洗濯機は、テレビ、冷蔵庫とともに三種の神器と呼ばれ、戦後の日本が急成長を遂げた象徴でもありました。その後、さまざまな洗濯機が開発され、中でも洗濯槽と脱水層が分かれた二槽式の洗濯機は、根強いファンに支えられ、いまも生産が続いています。

現在は縦型の全自動洗濯機と、乾燥機つきのドラム式洗濯機が主流となっていますが、そもそもこの2つは何が違うのでしょうか?

洗浄機能と乾燥機能をあわせ持つ「ドラム式」は、「縦型」より容量が大きく、毛布や布団など、大型のものも洗えるのが特徴です。ただ、最近は縦型でも乾燥機能を持つものも多く、買い替え時にどちらがいいか悩む人も少なくありません。

洗浄力で比較しても、以前はドラム式の方が劣るとされてきましたが、現在はそれほど大きな違いはないようです。それでも、叩き洗いが主流のドラム式に対し、縦型は洗濯物同士をこすり合わせて汚れを落とすため、とくに泥汚れなどに効果があるといわれています。

一方、乾燥機能については、縦型はドラム式にはかないません。ドラム式は衣類を持ち上げて風を通すため、ふっくら仕上がりますが、縦型の場合は底に沈んだ洗濯物を跳ね上げながら乾燥させるため、ドラム式より効率が悪く、シワになりがちです。

ともに一長一短があるので、買い替えを考えている場合は、どちらがわが家に向いているかしっかり考えてから購入しましょう。なお、音や振動は、一般的に縦型よりドラム式の方が大きいとされています。

洗濯機は、住環境と時間帯を考えて使う

縦型もドラム式も、数キロの洗濯物を動かして洗浄&乾燥させるため、それなりの音が出るのは当然です。だからこそ、住環境に応じた洗濯機を選んだり、時間帯を考えて使用したり、さらには防音対策を講じるなど、周りに迷惑がかからないよう配慮する必要があります。

洗濯機は、住環境と時間帯を考えて使う

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住環境に応じた使い方とは?

洗濯機の音や振動はともすれば騒音トラブルに発展しがちですが、鉄筋コンクリートなど頑丈な構造で、壁が厚く、防音対策がなされている集合住宅の場合は、早朝や夜間でも洗濯が可能です。ただし、木造モルタルなど、音が漏れやすく、振動が伝わりやすい構造の集合住宅では、早朝や夜間の洗濯は避けた方がいいでしょう。一方、戸建て住宅は時間に関係なく洗濯機を使用できそうにも思えますが、隣の家との距離が近い、家が密集しているなど、周囲に音が伝わりそうな住環境の場合は、やはり注意が必要です。また、隣近所に住んでいる人の生活時間を知って、それに合わせて洗濯機を使うのも一つの方法といえるでしょう。隣人が単身者で、夜遅く帰宅する生活パターンの場合、帰宅前後の夜間に洗濯機を使っても迷惑にはならないはずです。

洗濯機を回すべストな時間帯とは?

学生のための社会人準備応援サイト「マイナビ学生の窓口フレッシャーズ」が、社会人を対象に「平日の夜は何時ぐらいまで洗濯をしていいと思うか?」を聞いたアンケート調査では、夜9時までという回答が第1位で、続く第2位が夜10時までという結果でした。朝についての質問はありませんでしたが、多くの人が起き出す7時なら許容範囲と思って問題ないでしょう。選挙カーの活動時間が朝8時から夜8時までとされているのを考えると、音を立ててもいいのはその時間帯が常識的といえるのではないでしょうか。アンケート結果を踏まえると、遅くとも午後10時までには洗濯を終えるようにしたいものです。

洗濯機による騒音の原因と対策

洗濯機の音は、構造や動作だけが原因ではありません。使い方を間違えば、より大きな音や異音が発生することがあるほか、設置場所に問題がある場合もあります。対策を講じるにしても、原因を知ることが先決です。

洗濯機による騒音の原因と対策

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騒音の原因

1.洗濯物が多過ぎる・・・一度に洗う洗濯物が多過ぎると、洗濯中に洗濯物がかたまりになって片寄り、重心がずれることで振動が激しくなり、騒音につながります。
2.床の強度が低い・・・洗濯機置き場の床がやわらかい素材の場合、必要以上に洗濯機が振動し、大きな音が出ることがあります。また、音が伝わりやすい材質の場合も、洗濯機を使うと音が気になります。
3.洗濯機が傾いている・・・洗濯機が水平に設置されていないと、振動でガタつき、騒音の原因になります。水平かどうかをチェックするための水準器がついている洗濯機もありますが、ついていない場合は市販されている水準器かスマホのアプリを使って確認しましょう。

効果的な騒音対策

1.洗濯物は洗濯槽の7割程度までとすること。あまり大きなものを洗濯ネットに入れて洗うと、それが片寄りの原因になり、騒音につながることもあるので注意しましょう。
2.洗濯機の4つの足に設置する防振ゴムマットを敷くと、振動が気にならなくなります。また、防音対策として、「かさ上げ台」も販売されています。ドラム式洗濯機もこうしたアイテムを使えば、音・振動ともに軽減することができます。
3.洗濯機が傾いている場合は洗濯機の足を調節するだけで、かなり音や振動が静かになります。調節ができない時は、制振シートなどを使って振動を抑制しましょう。

音の問題は、ともすれば深刻なご近所トラブルへと発展し兼ねません。賃貸ならともかく、分譲住宅の場合は引っ越しも容易ではないため、洗濯機は許容されると思われる時間帯に回すようにすること。どうしても難しい場合は、タイマーを使ったり、コインランドリーを利用するのも一つの方法です。