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七五三の着物を準備しましょう! 用意するものや選ぶポイントは?
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七五三の着物を準備しましょう! 用意するものや選ぶポイントは?

七五三をお祝いするなら、ぜひ着物を用意したいものです。しかし、着物といっても女の子と男の子では装いがまったく違いますし、女の子でも3歳か7歳かの年齢によって着付けも変わってきます。そこで、七五三の着物について詳しく紹介したいと思います。

  • 奥平 望

七五三の準備をしましょう

七五三の準備をしましょう

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一般的に、七五三の準備は2~3ヶ月前には始めておくべきだといわれています。ということはまだ残暑厳しい、8月か9月には準備を始めたいところです。

七五三の準備といえば、最近は写真スタジオでの撮影予約を思い浮かべる人も多いかと思いますが、参拝する神社を決めたり、ご祈祷の予約を取ったり、会食の場所を決めたり・・・。思った以上に、決めなければならないことがたくさんあります。

なかでも、七五三の準備でもっとも楽しく、かつたいへんなのが着物選びです。最近は着物をレンタルする家庭が多いと思いますが、それでも和装小物は持ち込みで、という場合も多いようです。では、七五三の着物で準備しなければいけないものとは? 着物を選ぶポイントは? それぞれ女の子、男の子とわけてチェックしていきましょう。

女の子の着物で準備するもの

女の子の着物で準備するもの

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女の子が七五三で着る着物は、3歳と7歳とでは作りが変わってきます。まずは3歳の着物から。

3歳の七五三の着物

●着物
●被布(ひふ)
●長襦袢(ながじゅばん)
●腰紐(こしおび)4~5本
●足袋(たび)
●草履(ぞうり)
●巾着

3歳の女の子の七五三では、「三つ身」の着物を着ます。三つ身の着物は幼児ならではの着物で、縫い目が背中になく、脇にだけあります。

三つ身の由来は、身長の3倍の長さの着物地を使用して仕立てることからこの名前がついたとされています。三つ身の着物はお腹周りの締めつけがゆったりとしているため、昔は3歳頃の女の子は三つ身の着物を着ていたのです。

三つ身の着物を着たら、芯がなくやわらかい「兵児帯(へこおび)」を結びます。兵児帯を結んだら、袖なしのベストのような「被布」を重ねます。

手元には、着物の柄に合わせた巾着を持たせるのがおすすめです。

7歳の七五三の着物

●着物
●長襦袢
●肌襦袢
●裾除け
●帯
●タオル2~3枚
●足袋
●紐5本
●伊達締め(だてじめ)2本
●帯板(おびいた)2枚
●帯枕(おびまくら)
●三重紐
●帯揚げ
●しごき(帯下のりぼん)
●帯締め
●はこ迫
●扇子
●ハンドバッグ

7歳の女の子の七五三では、「四つ身」の着物を着ます。作りは大人の着物とほぼ同じなので、3歳の時と比べると準備するものも多くなります。

帯は、大人と同じように結んで締めます。しかし、最近は帯がすでに結んであり、差し込むだけでカンタンにつけられる「つくり帯」も増えてきています。

手元にはハンドバッグを持たせて、足元はぽっくりか草履を履きます。

女の子の着物を選ぶポイント

女の子の着物を選ぶポイント

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七五三の着物はできるだけ華やかなものを選びたいですよね。しかし、着物も私服と同じようにバランスが大切です。

3歳の七五三の着物を選ぶ場合は、着物と被布のバランスを見ましょう。たとえば、着物の柄が華やかなものなら、被布は薄い色やシンプルな刺繍が施されたものにするとバランスがよくなります。反対に、着物がシンプルなものや落ち着いた色合いなら、被布は柄が入った華やかなものにするとオシャレに見えます。

7歳の七五三の着物を選ぶ場合は、子どもの肌の焼け具合で柄や色合いを決めるといいでしょう。たとえば、色の白い子どもなら、柄ものや色の濃いものを選ぶと華やかさが増します。肌が小麦色の子どもなら、淡い色合いのものを選ぶと元気に見えます。

子どもの意見を尊重しつつ、とっておきの着物を選んであげましょう!

男の子の着物で準備するもの

男の子の着物で準備するもの

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男の子は、3歳と5歳で七五三のお祝いをするのが一般的です。女の子同様、年齢によって着物の作りが違うので、それぞれ説明します。

3歳の七五三の着物

●着物
●被布または袖なしの羽織
●肌着
●長襦袢
●半衿
●腰紐
●白足袋
●草履

3歳の着物のポイントは、「袴」がないということです。

男の子の場合は「被布」ではなく「袖なしの羽織」を着用するのが正式です。しかし、最近では男の子も被布を着るようになりました。

ほとんどの男の子が5歳の七五三で羽織袴を着用するため、3歳でしか着ることができない被布を着せたいという思いから、被布を選ぶ親が増えています。

また、袴を履かせるより、被布の方が足さばきが楽なことも理由のひとつに挙げられます。着付けもカンタンなので、時間のかかる着付けで子どもがぐずる心配も減ります。

5歳の七五三の着物

●着物
●紋付の羽織
●袴
●肌着
●襦袢
●腰紐
●半衿
●角帯
●白扇
●懐刀
●白足袋
●草履

5歳になると、大人と同じ着物を着ます。大人の男性の仲間入りということで、袴を着用します。

男の子の着物を選ぶポイント

男の子の着物を選ぶポイント

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3歳の着物を選ぶポイントは、女の子同様着物の柄と被布のバランスを見たり、肌の色に合わせたりしましょう。

問題は、5歳の袴選びです。5歳の男の子といえば、まだまだやんちゃ盛り。袴を身につけていても走り回って汗をかいたり、食べ物や飲み物をこぼしてしまったりすることもあるかもしれません。そこでおすすめしたいのが、ポリエステル100%のものです。

正絹など生地にこだわらず、ポリエステル100%のものを選ぶことで、当日は「いつ汚すか?」と、ヒヤヒヤせずにお祝いに集中できます。お手入れが楽になり、洗濯もカンタンにできるので、それほど神経質にならずに一日を過ごせるでしょう。

このように、何歳であっても七五三の着物は準備すべきものがたくさんあります。着物を準備したら、和装小物の確認もしておきましょう。女の子の場合は、扇子やファーショール、帯飾りがあるとより着物が映えます。男の子なら、懐剣があるとぐっと格好よくなりますよ。

女の子も男の子も、とっておきの可愛い着物でお祝いできるように、早めに準備を始めましょう!