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お風呂を沸かすのと、シャワーだけで済ませるのはどっちがお得?
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お風呂を沸かすのと、シャワーだけで済ませるのはどっちがお得?

あなたはお風呂派? それともシャワー派? 節約の観点からはどちらが良いのでしょうか? お風呂を沸かすのと、お湯を流しながらシャワーを使うのとでは、どちらがお得なのでしょうか? 実際に使うお湯の量やガス代で比較してみました。

  • 創文舎 arisa_125

なぜ日本人はお風呂が好きなのか?

なぜ日本人はお風呂が好きなのか?

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海外ではバスルームにバスタブがあっても、お湯を張って入るのは月1回程度。それに比べ、日本はたとえ夏でも、毎日浴槽に浸かっているという人が珍しくありません。

温泉が多いことで知られる日本では、古くから湯に浸かる習慣があったようで、平安後期の文献にも温泉に関する記録が残っています。

現在のように家の中に風呂を設けるようになったのは江戸時代以降のこと。夏は蒸し暑く、冬は厚着をしなければならないほど寒い日本では、毎日を快適に過ごすためにも、肩まで浸かるお風呂が好まれたようです。

しかも、日本人にとってお風呂は、単に身体をきれいにするためだけのものではありません。浴槽に浸かれば身体が温まり、疲労回復やリラックス効果も期待できます。

また、小さい子どもがいる家庭では、お風呂は親子のふれあいを楽しむ、貴重なコミュニケーションの場。スキンシップをはかれば、親子の絆もよりいっそう深まるはずです。

浴槽に浸かる習慣のない欧米では、たとえ親子でも一緒にお風呂に入るのは、文化の違いもありますが、非常識な行為にあたるそうです。親子で湯舟に入って、ほっこりした時間を楽しむのは、日本の古き良き習慣の一つといえそうですね。

節約対決! お風呂を沸かすVSシャワーを浴びる

シャワーは給湯器で沸かしたお湯を出しますが、お風呂を沸かすには、給湯器で沸かして浴槽にお湯をためる方法と、浴槽に水をためてそれを沸かす方法があります。水から沸かすと火力が余計にかかり、給湯器を使うより高くつくため、ここでは安価な方、つまり給湯器でお湯をためて入浴した時と、シャワーを使用した時の損得を比較しました。なお、一人暮らしだけでなく、家族がいる場合を想定し、人数別に計算しています。

節約対決! お風呂を沸かすVSシャワーを浴びる

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水道代はどっちがお得?

浴槽いっぱいに張ったお湯と、お湯を流しながら洗うシャワーとでは、果たしてどちらが得なのでしょうか。一般的にお風呂に入れるお湯の量は200Lといわれています。ただ、浴槽の湯を使って身体を洗ったり、髪を洗う時はシャワーを使ったりすると、実際にはもっとお湯を使うことになります。一方、シャワーは1分間に出るお湯の量は約10L。シャワーを20分間連続使用すれば、お風呂と同じだけのお湯を使うことになりますが、20分もお湯を流し続けることはあまりないと思うので、一人暮らしの場合、水道代はシャワーの方がお得ということになります。ただし、家族がいる場合は、お風呂を使った方がお湯がムダになりません。

水道代はどっちがお得?

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ガス代はどっちがお得?

ガス料金は住んでいる地域、都市ガスかプロパンガスかによって金額が変わってきます。ここでは、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会が計算した都市ガス(埼玉県)の料金で比較してみます。同協会では、お風呂に使用するお湯200Lを15℃から42℃まで上げる場合の1回のガス代を約75円と計算しています。

●1回のお風呂代は、ガス代約75円+1日当たりの基本料金約32円=107円となります。

一方、15分間シャワーを浴びると仮定して計算すると、先に紹介したように1分に10Lのお湯を使うため、15分で150Lのお湯が必要になります。なお、1L当たりのガス代は0.375円です。

●1回のシャワー代は、ガス代約56円+1日当たりの基本料金約32円=約88円となります。

ガス代も水道代と同じく、一人暮らしならシャワーの方がお得な結果となりました。ただし、人数が増えるにしたがって、シャワーの方が割高になるようです。

人数別料金

お風呂/2人家族 湯量300L ガス代約145円
    3人家族 湯量400L ガス代約182円
    4人家族 湯量500L ガス代約220円

シャワー/2人家族 湯量300L  ガス代145円
     3人家族 湯量450L  ガス代201円
     4人家族 湯量600L  ガス代257円

※家族でお風呂に入る場合、お湯の量は一人当たり0.5人分増えるといわれているため、一人につき100Lプラスしています。
※シャワーは一人当たりのお湯の量は150Lで計算しています。

意外や意外! 20代でもお風呂派が多数

「気になるアレを大調査ニュース! しらべえ」の編集部が全国の20~60代を対象に調査した結果、男女ともにお風呂派がシャワー派を圧倒しています。年代別では、60代の81.7%にはかないませんが、すべての世代でお風呂派がシャワー派を上回っており、20代も62.5%がお風呂派と、半数以上がしっかり湯船に浸かっています。これは、日本のお風呂文化が若者たちの間にもしっかり根づいていることの証明ともいえるかもしれませんね。

意外や意外! 20代でもお風呂派が多数

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お風呂の効果

「疲れが取れる」「血行が良くなる」など、お風呂に入ることで得られる効果は、医学的にも証明されています。代表的なのが次の3つの効果です。

温熱効果

お風呂に入ると、血行が良くなり、それによって凝りがほぐれ疲れが取れます。そのほか、内臓の働きを助け、自律神経をコントロールしてくれるなど、心身の両方に効果があります。

水圧効果

水圧により足にたまった血流が押し戻されることで、心臓の働きが活発になり、血液の循環が良くなるほか、心肺機能が高まることもわかっています。

浮力効果

お湯に浸かると、浮力作用によって体重は9分の1程度になるそうです。そのため、普段体重を支えている筋肉や関節の負担が軽減され、全身が緊張感から解放されるため、リラックスした気分になります。

お風呂の健康効果は魅力的ですが、時間のない朝や汗をかく夏は、ささっと洗い流せるシャワーが便利! 目的にあわせ上手に使い分けて、気持ちよい毎日を送りたいですね。