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自動車のバッテリーを処分したい時にゴミとして出せるのか?
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自動車のバッテリーを処分したい時にゴミとして出せるのか?

自動車のメンテナンスに欠かせないのが、バッテリーの交換です。ただし、不要になったバッテリーの処分は、正しい方法で行わないと環境汚染につながります。具体的にどのように処分すればいいのか紹介していきましょう。

  • 創文舎 hiderio888

自動車用バッテリーはゴミとして出せません

自動車用バッテリーはゴミとして出せません

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結論からいうと、自動車用バッテリーは一般のゴミとして廃棄することはできません、

なぜかというと、自動車用バッテリーには原料として鉛が使用されているためです。鉛は人体や環境に悪影響を及ぼすため、鉛が含まれているものを一般の廃棄物として処分することは、法律により禁じられています。

人間の体内に鉛が吸収されると、9割以上が骨に蓄積し、体外に排出されるまでに5年はかかるといわれています。また、鉛中毒になると、さまざまな深刻な症状を引き起こします。

そのため、鉛を含んだ自動車用バッテリーは、指定された方法で処分しなければなりません。一般のゴミとして出すのはもちろん、不法投棄などは絶対にしないようにしましょう。

ゴミとしてではなく、リサイクルへ

ゴミとしてではなく、リサイクルへ

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使用済みの自動車用バッテリーは、指定された回収方法にのっとり、リサイクルに出しましょう。

カー用品店、自動車の修理工場、ガソリンスタンドでバッテリーを交換すると、無料で引き取ってくれる場合がほとんどです。

通販でバッテリーを購入した場合は、不用品回収業者に依頼するのも一つの方法ですが、この場合は回収料金がかかります。

自動車関連の業者や回収業者によって集められたバッテリーは、一般社団法人鉛電池再資源化協会から委託を受けた専門の回収業者によってまとめて回収され、その後、同じく委託を受けたバッテリー解体事業者により、パーツごとに分けられてリサイクルされることになります。

環境を保護し、資源を有効に活用するためにも、自動車用バッテリーは正規の方法で処分するようにしましょう。

バッテリーを処分するタイミング

バッテリーを処分するタイミング

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一般的にバッテリーの寿命は2~5年といわれています。3年の差がある理由は、自動車の使用状況によってバッテリーの寿命が変化するからです。

2年というのは、新品でバッテリーを購入した際の一般的な寿命の目安で、5年というのはバッテリーを負担の少ない理想的な使い方を継続した際の期間を考えてください、

そのため、購入から2年が経過したバッテリーは、いつ交換と処分が必要になってもおかしくない状態と理解しておいたほうがいいでしょう。定期的に点検を行い、状態を確認しながら交換のタイミングに備えておくことが必要です。

また、バッテリー交換の時期が近づくと、キーを回した時のモーターの回転音が弱い、パワーウィンドウの動きが遅い、ヘッドライトが暗いなど、さまざまな現象が見られるようになります。こうした現象が頻発した場合は、ある日突然車が動かなくなってあわてることのないよう、早めに交換するようにしましょう。

バッテリーを分解してはいけない

バッテリーを分解してはいけない

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中にはバッテリーを通販で購入して、自分で交換するという人もいると思いますが、バッテリーには、鉛や希硝酸など人体にとって有害な物質が含まれているため、絶対に分解してはいけません。

先述した通り、鉛には鉛中毒を起こしたり、体内に蓄積されて健康を害する危険性があります。また、希硝酸に触れてしまった場合は、化学やけどを起こすこともあるため、取り扱いには十分に注意しましょう。

自動車部品の中でも、バッテリーは比較的寿命が短いため、頻繁に交換や処分が必要になります。処分にお金がかかるからと、物置やガレージに放置したり、不法投棄したりしてはいけません。資源の有効活用にもなるので、使用済みのバッテリーはすみやかに処分することをおすすめします。