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ハウスダストによる症状と対策・予防方法を徹底解説!
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ハウスダストによる症状と対策・予防方法を徹底解説!

家の中に潜んでいるハウスダスト。その特性をしっかり理解しておかないと、除去することは難しく、子どもがアレルギー症状を引き起こしてしまう可能性があります。今回は、ハウスダストによる症状と対策・予防法について解説します。

  • 創文舎 hiderio888

ハウスダストとは?

ハウスダストとは?

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ハウスダストとは、家の中にあるほこりの中でも目に見えないような小さなチリのことをいいます。

家の中で発生するものと、空中に浮遊していて家の中に侵入してくるものがあり、繊維汚れ、ペットの抜け毛、ダニの死骸や糞、カビ、細菌、排気ガス、花粉、砂埃などがハウスダストにあたります。

ハウスダストはとても小さく、空気中に舞い上がりやすいという特徴があり、たくさんのアレルギー物質を含んでいます。それを人間が吸い込んでしまうことで、さまざまなアレルギー疾患を発症してしまうことがあります。

とくに、小さな子どもは免疫力が低いため、喘息やアトピー性皮膚炎などを引き起こしてしまうことも。そうならないよう、ハウスダスト対策が不可欠です。

ハウスダストによる症状

ハウスダストによる症状

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ハウスダストにはアレルギー物質(=アレルゲン)がたくさん含まれています。アレルゲンを体内に取り込むことで身体がそれらを異物として認識し、免疫力を働かせて抗体を作ろうとします。抗体が過剰に増えると、その際に発せられる化学物質によって身体が炎症を起こしたり、かゆみや咳などの症状が出ることがあります。これがいわゆるハウスダストアレルギー症状です。

アレルギー性鼻炎

ハウスダストに含まれるアレルゲンによって、くしゃみや鼻づまりなど鼻炎の症状が出ることがあります。アレルゲンによって発症する鼻炎のことはアレルギー性鼻炎といいます。

アレルギー性結膜炎

ハウスダストのアレルゲンによって、目がかゆくなったり赤くなったりする症状が現れることがあります。さらに目をかいてしまうことで、充血が進み赤くなってしまうこともあります。このように、アレルゲンによって発症する結膜炎の症状をアレルギー性結膜炎といいます。

アトピー性皮膚炎

ハウスダストは、アトピー性皮膚炎を発症する原因にもなります。皮膚のかゆみや発疹が起き、皮膚が弱くなって皮がむけたり、ひび割れてしまうことがあります。

気管支喘息

ハウスダストに含まれるアレルゲンによって、気管支喘息を発症することがあります。
とくに、乳幼児が気管支喘息を発症する原因となるのが、ハウスダストに含まれているダニだといわれています。気管支喘息は、咳がたくさん出たり、呼吸をするのにヒューヒューやゼーゼーといった音がしたりするようになります。

ハウスダスト対策のための掃除法

ハウスダスト対策のための掃除法

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家庭内からハウスダストを減らすためには、しっかり掃除をすることが必要です。ただし、やみくもに掃除をしても意味はありません。ハウスダストを減らすための、効率的な掃除方法があります。

掃除は朝一番に行うこと

ハウスダストを取り除くためには、朝一番の掃除がおすすめです。

ハウスダストはひじょうに軽いため、人が動く日中は空中に舞い上がったままの状態です。逆に人の動きがない夜間は、空中から床へと舞い降り、静かにたまっていきます。

そのため、人が動き出さない朝のうちに掃除をするのが一番効果的というわけです。朝、掃除をする時間がない人は、家にだれもいない場合に限り、外出から家に戻った時に掃除をしてもいいでしょう。

掃除は、高いところから低いところへ

ハウスダストを掃除する場合は、高いところから始め、低いところへと進めていきましょう。

こうすることで、取り切れなかったハウスダストを床に集めることができ、最後に床を掃除して除去することができます。この時、ハウスダストをできるだけ巻き上げないように掃除をするのがコツです。

掃除機は最後に使う

掃除機を使って掃除するのは、手順としては最後に行います。

床の掃除に初めから掃除機を使ってしまうと、排気によってハウスダストが舞い上がってしまうからです。まずはフローリング用のモップを使ってやさしくハウスダウトを吸着させて取り除き、その後に掃除機をかけて大きなゴミなどを取り除くようにしましょう。

布団は丸洗いする

普段使用している布団には、アレルゲンとなるダニや糞、死骸などがたくさん付着しています。これらを取り除くには、布団を丸洗いすることが一番です。

とくに、ダニの糞や死骸は水溶性なので、洗濯をすれば大半は取り除くことができます。その後は乾燥機を使って十分に乾燥させましょう。布団を丸洗いできない場合は、燻製剤や燻蒸材を使って布団に生息しているダニを駆除してから、掃除機をかけると効果的です。

ハウスダストを予防する方法

ハウスダストを予防する方法

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ハウスダストをすべて取り去ることはできないので、まずは増やさないようにすることが大切です。そのための対策について考えていきましょう。

布製品を減らす

ハウスダストは布製品に付着しやすい性質を持っています。そのため、家の中から布製品を極力減らすことでハウスダストの発生を抑えることができます。たとえば、ソファは布ではなくレザーに、窓にはカーテンではなくブラインドを、さらにフローリングにはカーペットを敷かないなどの対策を講じれば、効果が現れるはず。また、洗えるものは定期的に丸洗いをしてハウスダストの発生を防ぐようにしましょう。

定期的に換気する

ハウスダウトの予防策として有効な手段が換気です。
家の中の空気を循環させることで、ハウスダストを屋外へ追い出すことができるからです。ポイントとしては、2カ所以上の窓を開け、空気の流れを作ること。こうすることで空気が家の中を移動しやすくなります。

ハウスダストは目に見えないため、対策を講じたつもりでも部屋の中がハウスダストでいっぱいということも十分に考えられます。正しい対策を知って、小さな子どもがアレルギーを発症しないよう普段から気をつけたいものですね。