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二十四節気「大雪」の読み方と由来は? 食べ物や行事も!
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二十四節気「大雪」の読み方と由来は? 食べ物や行事も!

日本古来の暦として知られる二十四節気の「大雪」を知っていますか? これは「おおゆき」と読むのではなく「たいせつ」と読みます。知らない人も多い大雪の由来や食べ物、イベントまでわかりやすく紹介します。

  • 創文舎 hiderio888

大雪とは?

大雪とは?

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二十四節気の「大雪」とは太陽の黄経が255度になる期間のことで、12月7日~21日頃を指します。

大雪の前が「小雪」で、次の節気がカボチャを食べることで知られる「冬至」です。

大雪には、文字通り雪が激しく降り始める時期という意味があり、この頃になると北国など雪の多い土地以外でも雪が降る可能性が高まり、本格的な冬の訪れを感じるようになります。

毎年、大雪が訪れると、全国のスキー場がオープンしたり、新年の準備を意味する「正月事始め」が始まることでも知られています。

大雪を、七十二候に置き換えると・・・

大雪を、七十二候に置き換えると・・・

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旧暦には二十四節気に加え、それをさらに細かく分けた七十二候があります。これは一年を約15日間ごとに区切った二十四節気を、さらに5日ずつ3つに分けて表すものです。

12月7日~21日頃までの大雪は、七十二候では次の3つに分けられ、より具体的に季節の変化や事象を表現しています。

●閉塞成冬(そらさむくふゆとなる、12月7日~12月10日頃)
意味:天地の気がふさがれて冬が訪れる頃。

●熊蟄穴(くまあなにこもる、12月11日~12月15日頃)
意味:熊が冬眠を迎え、穴にこもる頃。

●鱖魚群(さけのうおむらがる、12月16日~12月20日頃)
意味:鮭が産卵のために、川を遡上する頃。

大雪のイベント

大雪のイベント

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大雪の時期に行われる祭事や行事などは、とくにありません。しかし、日本にはこの時期ならではの習慣があります。それが、お歳暮です。

日本ではこの時期に、日頃からお世話になっている人や友人、知人などに対して感謝の気持ちや健康を願う気持ちを込めて贈物をします。
一般的にお歳暮を贈る時期というのは12月の中旬~20日頃で、これが大雪の時期と重なっているのです。また、大雪の間に訪れる12月13日が「正月事始め」に当たる日で、本来はこの日にお歳暮を贈るのが慣わしとされています。

大雪の時期は雪が激しく降ることもあるため、交通障害などによって、配達業者が足止めをくらい、お歳暮が届くのが遅れるなど、予期せぬ事態に見舞われることがあるため、余裕をもって準備することが大切です。

大雪の食べ物

大雪の食べ物

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大雪を迎えた時に食べる行事食というものはとくにありませんが、この時期においしく食べられる旬の食材はたくさんあります。代表的なのがブリとタラです。

この時期に水揚げされるブリは「寒ブリ」と呼ばれ、刺身はもちろん、寿司、煮付けなど、さまざまな料理でおいしく食べることができます。

また、鍋の食材として欠かすことができないのがタラ。タラにはマダラ、スケトウダラ、コマイなどの種類がありますが、北海道や北陸地方ではスケトウダラのことを、その他の地域ではマダラのことを「タラ」と呼んでいるようです。

ちなみにタラは「たらふく(鱈腹)」という言葉の語源になっています。これは、産卵期を迎えたタラは身近なカニやエビ、イカなど何でもたくさん食べてしまうことに由来しており、お腹いっぱい食べることを「たらふく」と表現するようになったのもそこから来ているようです。

大雪に備えよう!

大雪に備えよう!

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「大雪」とは、文字通り大雪に見舞われることが多い時期のため、備えが必要になります。

雪に弱い地域では、大雪になると家や建物から出られなくなり、交通障害が発生し、移動も困難になります。また、停電が発生する可能性もあるため、こうした事態に備えて、水や食料、燃料、薬などを備蓄しておくことが大切です。

また、不要不急の外出を控え、やむを得ず外出する場合は、いつもより安全かつ慎重に行動するよう心がけましょう。大雪に代表されるように、古来日本で使われていた暦は生活の知恵を与えてくれるものとして重宝していたようです。

大雪を迎える頃は年末に差しかかり、イベントや新年の準備に何かとあわただしい時です。大雪や寒さ対策を万全にして、安心して一年を締めくくれるようにしたいですね。