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アイロンをじかに当てるのはNG! スーツのテカリ対処法
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アイロンをじかに当てるのはNG! スーツのテカリ対処法

スーツに直接アイロンをかけるのは、生地がテカってしまう原因の一つです。一方、スーツを長く着ていると、肘やお尻の部分がテカってしまいます。見た目にも印象が悪いスーツのテカリ、じつは、自分で解決できるんです。

  • 創文舎 arisa_125

着用によるテカリと、アイロンによるアタリ

着用によるテカリと、アイロンによるアタリ

Olena Yakobchuk/ Shutterstock.com

毎日同じスーツを着ていると、いつしか肘やお尻の部分がテカってきます。どんなに大事に着ても、身体を動かせば、特定の部分に負荷がかかり、そこが傷んでしまうのは仕方のないこと。

つまり、肘やお尻は他の部分と比べ、圧力・摩擦・張力・屈曲などによって、生地がつぶれてしまい、そこに光が反射してテカってくるというわけ。この現象を「テカり」と呼びますが、アイロンによっても同じような現象が見られます。

とくに、当て布をしないで、直接アイロンをかけた場合や、縫い目や折り目部分にアイロンをかけた時、その部分がテカってしまうことがよくあります。これも、アイロンによって生地がつぶされてしまうのがその原因です。それぞれ原因は違いますが、原理は同じ。ちなみに、アイロンによって生じた現象は「アタリ」と呼ばれています。

ビジネスシーンにおいては、第一印象が大切です。スーツがテカっていては、相手に好印象を与えられず、商機を逃してしまうかもしれません。そうならないためにも、「テカリ」と「アタリ」の対策と予防を知って、できる男を目指しましょう。

テカリを防ぐアイロンのかけ方

テカリを防ぐアイロンのかけ方

Vladimir Sukhachev/ Shutterstock.com


シワを取るアイロンも、かけ方を間違えればテカりの原因に。とくに注意したいのが、ウールやカシミア、シルク、ポリウレタンなど、テカりやすいといわれている素材に直接アイロンをかけること。スーツや学生服にアイロンをかける時は、当て布は必須です。当て布をすることで必要以上に繊維を圧迫するのを防ぎ、生地をつぶさないようにします。なお、当て布にもっとも適しているのは綿のハンカチです。

当て布を使ったアイロンのかけ方

1.アイロン台に衣類を載せ、シワになっているところに霧吹きで軽く水を吹きつけます。
2.当て布をして、その上からアイロンをかけます。強く押すと、当て布をしていてもテカってしまうため、やさしくかけてください。ここで気をつけたいのは、生地が二重になっているところ、縫い目、ボタンがついているところは避けること。
3.仕上げに、衣類用のブラシでやさしくブラッシングすれば完了です。

テカリの対処法と予防策

スーツのテカリを防ぐには、負荷がかがるのを防ぎ、繊維の回復期をつくること。つまり、スーツは2~3着ほど用意し、2~3日おきに別のスーツを着て、スーツを休ませることがテカリの予防につながります。それでも、テカリができてしまった時は、次の方法で修復することができます。

アイロンでテカリを修復

アイロンで「テカリ」や「アタリ」を修復することができます。一番カンタンなのは、スチームアイロンやアイロンのスチーム機能を使う方法です。テカっている部分に、少し浮かせてスチームを当て、陰干しして乾かすと、つぶれた繊維が元に戻ります。スチーム機能がない場合は、テカっているところに霧吹きで十分に湿らせてから、アイロンを浮かせてかけると、同じような効果を得ることができます。

アイロンでテカリを修復

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メラミンスポンジでテカリを修復

テカリの部分をメラミンスポンジで一定方向にやさしくこすってください。繊維に人工的にケバをつくっている状態なので、強くこすり過ぎないようにしましょう。次に、メラミンスポンジでこすった方向とは逆の方向にブラシを当てると、繊維が起きてテカリが目立たなくなります。

メラミンスポンジでテカリを修復

Olga Popova/ Shutterstock.com

アンモニア水でテカリを予防

アンモニアには繊維を膨張させる働きがあるため、1ヵ月に1度程度の割で、アンモニア水でお手入れするとテカリの予防になります。

手順

1.水200mlにアンモニア大さじ1を加え、アンモニア水をつくります。
2.スプレー容器に入れたアンモニア水をテカリが気になるところに吹きつけます。
3.当て布をしてアイロンをかけます。
4.仕上げに、やさしくブラッシングして完了。

今の時代、身のまわりのことは何でもできるようにしておくことも男のたしなみ。アイロンの使い方を覚えておくと、いつもピシッとした身だしなみで好感度もアップするかもしれませんよ。