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こすっちゃダメ! ゴムパッキンの正しい掃除の仕方
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こすっちゃダメ! ゴムパッキンの正しい掃除の仕方

ゴムパッキンの、頑固なカビ。力まかせに、ゴシゴシこすって掃除をしてはいませんか? ゴムパッキンは傷がつきやすく、カビの胞子が入り込みやすいため、掃除をするには注意と工夫が必要です。

  • 渡辺

ゴムパッキンのカビに、要注意!

ゴムパッキンのカビに、要注意!

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大掃除で避けては通れない、ゴムパッキンのカビ掃除。つい、力まかせにゴシゴシとこすってしまいがちですが、ちょっと待って! ゴムパッキンはやわらかい素材のため、こすると表面に傷がついてしまい、そこにさらにカビの胞子が入り込むという悪循環に陥ってしまいます。

カビは成長が早く、胞子発芽から3~4日後には約800倍にまで増殖します。ゴムパッキンの奥の方にまで根を張るので、ちょっとやそっとの掃除ではなかなか落とすことができません。かといって放置しておくと、どんどん胞子を飛ばして、周りのタイルの目地などにもカビを広げていってしまうのです。

家中にカビを広げてしまわないためにも、ゴムパッキンにカビを見つけたらすぐに掃除をするようにしましょう。そして、その際には必ず、ゴムパッキンを傷つけることなく、確実に根まで退治できる方法をとることが重要です。

ゴムパッキンの掃除には、「パック」が効果的

ゴムパッキンの掃除には、「パック」が効果的

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ゴムパッキンをこすって洗うのは厳禁ですが、そもそも、カビの根はゴムパッキンの奥にまで根を張っているため、表面をこするだけでは落とすことができません。ゴムパッキンの掃除には、市販のカビ取り剤(塩素系漂白剤)を使うのが効果的。それも、ただ吹きつけるのではなく、「パック」をすることがポイントとなります。

【カビ取り剤を使用する際の、注意点】
●換気をする。
●目より高い位置に使用しない。
●ほかの洗剤と混ぜない。

手順1 換気をし、体を保護する

窓を開ける・換気扇をつけるなどして、必ず換気を行います。また、手袋・メガネ・マスクなどを装着して、体を保護しましょう。

手順2 カビ取り剤を吹きかけて、「パック」する

乾いた状態のゴムパッキンにカビ取り剤を吹きかけ、ラップで「パック」します。その後、10~30分ほど放置します。

手順3 洗い流す

ラップを外し、水でしっかりと洗い流して完了。

体にやさしい「重曹+酢」での掃除方法

体にやさしい「重曹+酢」での掃除方法

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小さな子どもやペットがいる場合には、体にやさしい「重曹+酢」を使った掃除方法もおすすめです。軽度のカビなら、十分に落とすことができます。

手順1 酢を吹きかける

スプレーボトルに酢を入れて、乾いた状態のゴムパッキンに吹きかけます。

手順2 重曹をふりかける

酢を吹きかけた上に、重曹をむらなくふりかけます。その後、1時間ほど放置します。

手順3 洗い流す

水でしっかりと洗い流して完了。

カビの発生を、予防しよう!

カビの発生を、予防しよう!

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ちょっと手間のかかる、ゴムパッキンの掃除。せっかくキレイにしたのなら、またすぐにカビが生えてしまわないよう、予防を心がけましょう。カビが発生する原因のほとんどは、「湿気」と「結露」です。以下の点に注意するだけで、カビの発生を抑制することができますよ。

予防1 換気をする

こまめに換気をすることで、空気中に浮遊するカビの胞子を室外に出すことができ、また、湿度が下がることでカビの発生を抑制できます。浴室の場合は、浴室暖房乾燥機があれば入浴後に2時間ほど「乾燥」運転をするのがベスト。なければ、「換気扇」を一晩中まわして、湿気を取ることをおすすめします。

予防2 結露を抑制する

冬場、暖房を使っていると発生する結露は、カビの原因となります。こまめな換気はもちろん、窓際でサーキュレーターを使用して空気を循環させたり、専用ワイパーで拭き取るなどして、結露を抑制することを心がけましょう。

予防3 暖房器具を見直す

灯油やガスを使用する暖房器具は、燃焼の際に大量の水蒸気を発生させるため、使用すると室内の湿度が上がります。結露が気になるなら、オイルヒーターやエアコンなど、電気を使う暖房器具がおすすめです。

ゴムパッキンのカビは、正しい方法で掃除をすれば見違えるほどキレイになります。カビの増殖を断ち切るためにも、今年の大掃除でぜひチャレンジしてみてくださいね。