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ワイシャツの糊付け方法!クリーニングなみの仕上がりにするには?
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ワイシャツの糊付け方法!クリーニングなみの仕上がりにするには?

いつもはクリーニングに出すワイシャツも、たまには自分で洗濯してみませんか? 糊付けの方法を知っていれば、パリッと気持ちよく仕上がります。まずは、糊付けの手順と、メリット・デメリットを学びましょう。

  • 創文舎 hiderio888

クリーニングに出したワイシャツは、なぜ糊付けされているのか

クリーニングに出したワイシャツは、なぜ糊付けされているのか

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ワイシャツをクリーニングに出したら、たいていの場合はきれいに糊付けされて返ってきますが、なぜ糊付けされるのか、その理由について考えたことはありますか?

糊付けをすれば、パリッとして新品のように見える、というのも理由の一つですが、それ以外にも洗濯糊を利用することで得られるメリットがあるのです。

ワイシャツに糊付けするメリット

ワイシャツに糊付けするメリット

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ワイシャツに糊付けをするメリットは3つあります。一つは先述した「新品のようなハリとコシを出せる」ということ。あとの2つは次のとおりです。

汚れが付きにくい

汚れが付きにくい

クリーニングに出したワイシャツに糊付けされる最大の理由で、なおかつあまり知られていないのが、「汚れが付きにくくなる」というもの。

ワイシャツの汚れは、皮脂などが主な原因です。皮脂はワイシャツの繊維の奥まで浸透するので、長く着続けると、いくら洗濯しても白くならない、という事態が発生してしまいます。

それを防いでくれるのが、洗濯糊というわけです。洗濯した後のワイシャツに糊付けをすると、ワイシャツがコーティングされた状態になります。それによって、皮脂汚れがワイシャツの繊維に浸透しにくくなり、変色を防いでくれるのです。

たとえ汚れても、洗濯糊のコーティングの上に汚れが「載っている」状態のため、カンタンに汚れを落とすことができます。

アイロンがけがしやすい

アイロンがけがしやすい

糊付けをすることで、生地が少し硬くなるため、アイロンをかけた時にシワが伸びやすくなるのがもう一つのメリットです。さらに、糊の効果によってシワが付きにくくなり、アイロンの効果が持続します。

ポイントは乾ききる少し手前で、アイロンをかけることです。もし完全に乾いてしまった場合は、霧吹きをしてからアイロンをかけるようにしてください。

ワイシャツに糊付けするデメリット

ワイシャツに糊付けするデメリット

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一方で、ワイシャツに糊付けをするデメリットもあります。

手間がかかる

洗濯をする時に糊付けの作業が追加されるため、単純に手間がかかります。慣れるまでは多少面倒に感じることがあるかもしれません。

敏感肌やアトピーの場合は注意が必要

糊付けによって生地がコーティングされ固くなるため、敏感肌の人やアトピー体質の人が着用した場合、かゆみや痛みを感じてしまうことがあります。

長い間保管すると糊が変質する

衣替えなどでワイシャツを長期保管する場合、糊付けしたままだと糊の成分が変質して黒ずんでしまうことがあります。

しばらく着用する機会がないワイシャツは、糊を完全に落としてから保管するようにしましょう。

どんな糊を使えばいい?

どんな糊を使えばいい?

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ワイシャツを糊付けしたい時には、どのような洗濯糊を使えばいいのでしょうか。洗濯糊には成分の違いで2種類のタイプがあります。

天然成分の洗濯糊

天然成分の糊

でんぷんが主成分となっている洗濯糊です。

天然成分の洗濯糊は、ハリが強いため洗濯物をパリッとし仕上げられるのが大きな特徴です。一方で、糊の効果が長持ちしにくいという欠点があります。

また、主成分がでんぷんのため、糊付けをして長期的に放置しておくと腐食したり、虫が寄ってきたりすることも。そのため、衣替えの時には注意が必要です。

さまざまな成分を配合した合成糊

加工でんぷんやポリビニールアルコールなどを主成分とした合成の洗濯糊です。

天然糊と比較して、糊の効果が持続しやすいのが特徴で、衣類に汚れが付きにくくなります。一方で、強力なコーティング効果があるため、一度の洗濯では洗濯糊がすべて落ちてくれないことがあります。

ワイシャツに糊付けする方法

ワイシャツに糊付けする方法

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実際にワイシャツに糊付けする場合、洗濯機を使用する方法や手洗いで糊付けする方法、スプレーで糊付けする方法があります。

洗濯機を使用して糊付けをする方法

洗濯機を使って糊付けする方法

洗濯時に糊付けする時は、洗濯糊を入れるタイミングが大切です。

①まず、ワイシャツを洗濯機に入れて、普通に洗濯します。

②「脱水」の直前で一旦停止させ、洗濯糊を洗濯槽に投入します。


 ※その際、軽く全体をかき混ぜて糊が全体に行き渡るようにしましょう。

③2~3分程洗濯機を回してから「脱水」します。

④その後はいつものように干して乾かし、アイロンをかければ完了です。

水に溶かす糊の分量を変えれば、ワイシャツのハリの強さも変わるので、自分好みの固さになるように調整してみてください。

スプレーで糊付けする方法

スプレーで糊付けする方法

スプレー糊のメリットは、パリッとさせたい所に集中して使うことができるところです。

①衣服が完全に乾燥した状態で、ハンガーにワイシャツをかけて、袖や襟首など糊をかけたい所から20センチほど離れた場所からスプレーします。
 ※室内でスプレーすると、外れた糊が壁にかかったり床に垂れてしまったりするので、ベランダなどで行うとよいでしょう。

②スプレーをしたらしばらく干し、それからアイロンをかけます。

すぐにアイロンをすると焦げる危険があるので気をつけましょう。

個別に漬け込む方法

個別に漬け込む方法

よりしっかり糊付けをしたい場合は、個別に浸け込む方法がおすすめです。

①まず、衣服を洗濯機で洗濯して、脱水の手前で取り出します


 ※途中で洗濯機を止めるのが大変であれば、脱水まで終わらせても構いません。

②洗面器や洗面台に水を張り、液体の洗濯糊を溶かします。

 ※水の分量は衣服が浸かる程度で十分です。また、溶かす洗濯糊の量はメーカーの基準を参考にしながら、好みの固さになるように調整します。
 浸け込む時間は3分が目安ですが、厚手の生地は糊をよく吸うので多少短くします。

③浸けている間、軽く押し洗いをして糊を衣服に馴染ませましょう。柔軟剤を使いたい場合は、このタイミングで一緒に入れておきます。

④時間になったら水を流して余計な糊をゆるく落とし、軽く手で絞ります。

⑤タオルなどで水分を吸い取り、ハンガーにかけて干しましょう。


時間を置くとシワが残ってしまうので、素早く進めるようにしてください。

糊付けする時の注意点

糊付けの注意点

ワイシャツを糊付けする時に、洗濯糊を洗剤や柔軟剤の投入口に入れてはいけません。
洗濯糊が固まってしまい、洗剤や柔軟剤を投入できなくなってしまう可能性があるからです。

また、糊付けをした洗濯物を乾燥機で乾かすのもNG

乾燥機が目詰まりを起こす恐れがあります。

こうした事態を招くと、最悪の場合は洗濯機を修理に出さなければならないハメに。
そうならないよう、糊付けする際は、注意を怠らないようにしましょう。

洗濯糊を使いこなせれば、クリーニング後の気持ちよい仕上がりを自宅で再現することができます。

毎日、パリッとしたワイシャツに腕を通せるよう、洗濯糊の使い方をマスターしましょう。

まとめ

洗濯糊を使いこなせれば、クリーニング後の気持ちよい仕上がりを自宅で再現することができます。毎日、パリッとしたワイシャツに腕を通せるよう、洗濯糊の使い方をマスターしましょう。