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ビジネスマンなら知っておきたい基礎知識。鏡開きで樽を割るのはなぜ?
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ビジネスマンなら知っておきたい基礎知識。鏡開きで樽を割るのはなぜ?

おめでたい席で行われる鏡開き。「よいしょ」の掛け声とともに勢いよく酒樽の蓋を割る儀式ですが、これにはどんな意味があるのでしょうか? テレビで見たことはあるけどよく知らないという人のために、鏡開きについて詳しく紹介します。

  • 創文舎 hiderio888

そもそも鏡開きって何?

そもそも鏡開きって何?

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鏡開きとは、新年の仕事始めや行事初めの際に行われる儀式のことです。酒樽の蓋を鏡にたとえ、末広がりの意味を持つ「開く」という言葉を合わせて、鏡開きと呼ばれています。

日本では、古くから神事を催す際には日本酒が供えられ、祈願が終わると、参列者でお酒を酌み交わし、祈願の成就を願ってきました。

一般的に、鏡開きといえば、正月の鏡餅を割って食べるものと認識されていますが、酒樽を割る鏡開きも暮らしの習慣として今も受け継がれています。

鏡開きに使う樽とは?

鏡開きに使う樽とは?

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鏡開きでは、吉野杉で作られた樽に菰(こも)を巻いたものを使うのが昔からの習慣となっています。菰とはいわゆるムシロのことで、菰が巻かれた酒樽を菰冠(こもかぶり)と呼びます。

日本酒を運ぶ際、樽を保護するために巻かれたのが菰の始まりで、時代の移り変わりとともに、装飾性が高まり、今のような形へと変わっていきました。

おめでたい演出にはピッタリ

おめでたい演出にはピッタリ

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もともと鏡開きは神事として伝わってきましたが、現在では、新たな門出や区切りを祝い、健康・成功・幸福の成就を祈願するものとして行われています。

実際、仕事始めに鏡開きを行う企業があるほか、結婚披露宴や祝賀会といったおめでたい席でも行われています。鏡開きには運を開くといった意味があり、縁起が良く、そこで振舞われるお酒を飲むことで、幸せを分かち合うことができるとされています。

有名なところでは、相撲の優勝力士やプロ野球の優勝チームの祝賀会で、酒樽を割るシーンがテレビで流れるのを見たことがある人も多いはず。

大きな酒樽の蓋を割り、みんなでお酒を酌み交わす儀式は、豪快で、人びとの絆を深めるきっかけにもなります。記念や祝い事のセレモニーに最適なので、企画してみるのもおもしろいかもしれません。

お酒が余ったらどうする?

お酒が余ったらどうする?

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鏡開きに使う酒樽のサイズには、一斗樽・二斗樽・四斗樽などがあります。それぞれ18リットル、36リットル、72リットルの日本酒が入っているため、会場の大きさや参加者の数によって使い分けるといいでしょう。

しかし、最近は日本酒が苦手な人が多く、乾杯のために口はつけても飲まないため、お酒が余ってしまうこともあります。

そんな時は、瓶に小分けにしてお土産として持ち帰ってもらうことができます。自分は飲めなくでも日本酒が好きな人に譲ったり、料理に使えばムダになりません。何より縁起がいいので、喜んでもらってくれるはずです。

鏡開きは、セットでレンタルがお得!

鏡開きは、セットでレンタルがお得!

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鏡開きに使う酒樽は、四斗樽で20万円以上、一斗樽でも10万円近くかかることがあります。これでは、鏡開きをしたくても、予算の関係で断念せざるを得ない、という人もいるかもしれません。

でも、あきらめるのはまだ早い! じつは、鏡開きに必要なものをセットでレンタルしてくれるサービスがあります。これなら、樽の中に入れる日本酒だけ用意すれば、鏡開き用の樽や木づちなど、あとはすべて貸してもらえるため、予算内で実施できる可能性が高くなります。

場合によっては、実費の半分以下に抑えることもできるので、鏡開きを考えている人は、検討してみるといいでしょう。

鏡開きは昔から行われてきた大切な神事です。ビジネスの場面で利用できることもあって、知識として身につけておくと何かの時に役に立つかもしれません。