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「立春」はいつ? 意味や由来、節分との関係は?
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「立春」はいつ? 意味や由来、節分との関係は?

「立春って何?」と子どもに聞かれたら、正しく答えられますか? 大まかな意味や日付は知っていても、詳しく説明するのは難しいものです。そこで、立春の意味や由来、節分との関係を紹介します。

  • 奥平 望

「立春」とは

「立春」とは

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立春とは、二十四節気の最初の節気です。暦のうえでは春に入り、春の兆しがみえ始める頃ですが、冬の寒さはピーク。立春というと春をイメージするため「立春なのに寒い・・・」と思うことも多いですが、立春はこれから本格的な春がやってくることを意味しているので、寒くて当然なのです。

立春は二十四節気の最初の節気と説明しましたが、旧暦では立春が1年の始まりとされていました。お正月に「初春」「新春」「迎春」などを使うのも、立春を新しい年の始まりとする考えの名残なのです。

立春はいつ?

立春はいつ?

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立春は、毎年2月4日頃~2月18日頃にあたります。二十四節気は太陽の動きで決められていたため、日付が固定されているわけではないのです。また、一口に立春といっても、立春に入る日を指す場合と、立春から雨水(二十四節気の第2)までの約15日間を指す場合があります。

さらに、二十四節気をさらに3つに分けた七十二侯では、
●初侯:東風解凍(はるかぜこおりをとく)・・・2月4日頃
●次侯:黄鶯けんかん(うぐいすなく)・・・2月9日頃
●末侯:魚上氷(うおこおりをいづる)・・・2月14日頃
と細かく分けられます。

初候の東風解凍の東風(はるかぜ、こち)とは、春から夏にかけて吹く東寄りの風をあらわしており、東風が吹き氷が解ける頃という意味になります。次候では「春告鳥」と呼ばれる鶯(うぐいす)が鳴く様子、末候では割れた氷の間から魚が飛び跳ねる様子が表現されています。

立春と節分の関係

立春と節分の関係

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立春を説明するうえで外せないのが「節分」です。立春は、節分の翌日だと覚えている人も多いのではないでしょうか?

じつは、本来節分とは季節の分け目を示しており、各季節が始まる日の前日を指します。そのため立春の前日だけではなく、立夏、立秋、立冬の前日にも節分があるのです。しかし、1年の始まりであるとされてきた立春の前日の節分は大晦日にあたるため、4つのうち立春の前日の節分が重んじられ、今では節分というと春の節分を指すようになったのです。

節分というと、豆まきをして鬼を払い福を呼ぶ行事として親しまれていますが、元々は新しい1年の始まりの前に邪気を払うために行われていたのです。

「立春大吉」と書かれた紙の意味は?

「立春大吉」と書かれた紙の意味は?

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立春の早朝、禅寺では入り口に「立春大吉」と書いた札を貼る習慣があります。立春大吉の貼り紙は厄除けのために貼り出すのですが、なぜ立春大吉に厄除けの効果があるのでしょうか?

立春大吉という文字は、よく見るとすべて左右対称になっていますよね。これで裏から見ても立春大吉と読むことができます。そのため、もし鬼が入ってきたとしても振り返った際に「あれ? まだ入っていなかった・・・?」と勘違いして、引き返すとのこと。

また、左右対称の文字は縁起が良いとされているため、厄除けとかねて玄関に貼り出すといいそうですよ。

立春の意味や節分との関係、立春大吉について紹介しました。立春の頃は冬のピークともいえる寒さを感じますが、それも春の暖かさを感じるために必要なこと。待ち遠しい春に心を躍らせながら、最後の寒さを耐えましょう。