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日本だけ? いつから始まったの? バレンタインデーとチョコレートの関係
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日本だけ? いつから始まったの? バレンタインデーとチョコレートの関係

バレンタインデーにチョコレートを贈るのは、日本だけだということを知っていますか? 今回は、バレンタインにチョコを贈る理由や、世界のバレンタイン事情についてまとめました。家族や友人への贈り物にぴったりの、おいしいレシピもご紹介!

  • kawase

バレンタインデーにチョコを贈る理由

バレンタインデーにチョコを贈る理由

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日本のバレンタインデーといえば、「チョコレート」。毎年2月が近づくと、スーパーやコンビニ、TVや雑誌の広告など、あらゆる場所でチョコレートを目にするようになりますね。
なぜ、バレンタインデーにチョコレートを贈るという習慣が生まれたのでしょうか。バレンタインデーにふさわしいドラマティックな歴史や、宗教的・神話的なエピソードを想像する人も多いかも知れません。しかし、「バレンタイン=チョコ」という風習の火付け役となったのは、お菓子メーカーの戦略だったといわれています

「贈り物」としてのチョコレートの始まり

19世紀初頭のヨーロッパにおいて、チョコレートは「薬効のある飲み物」として薬局で取り扱われていました。脂肪分が高く、口当たりが悪いことから、嗜好品としての人気は低迷。コーヒーや紅茶の人気に押されて、徐々に衰退していったといいます。
そんなチョコレートに革命をもたらしたのが、オランダの「バンホーテン社」です。圧搾製法によってネックであった脂肪分を減らし、ミルクに溶かして飲むおいしいドリンク「ココア」として発売。ココアは、画期的な飲み物としてヨーロッパ全体でヒットしました。

その後、チョコレートは飲み物という従来の常識を覆し、そのまま口に入れて食べられる「固形チョコ」を開発したのが、イギリスの「フライ社」。そして、ひと口サイズの固形チョコレートを可愛らしい箱につめ、バレンタインデーの贈り物として提案したのが、今日でも有名なチョコレートメーカーの「キャドバリー社」です。
その後も、数々のメーカーにより、チョコレートのおいしさ・美しさを高める技術はいっそう向上していきます。こうして、「まずい薬」だったチョコレートは、ギフトにもふさわしい素敵なお菓子として大躍進を遂げていったのです。

「バレンタインにはチョコ」が日本で広まるまで

日本国内でチョコレートの工業生産が始まったのは、明治32年です。 お菓子メーカー「森永」によって手掛けられ、明治42年には一般向けに板チョコの販売が始まりました。
その後、昭和にかけて、チョコレートは次第に広く受け入れられていきます。しかし、戦争の時代へと突入したことにより、チョコレートの生産は中断。海外からの輸入にも制限がかかり、市民の手にチョコレートが渡ることはほぼなくなりました。

昭和20年の終戦後、チョコレートの人気は再び拡大。そして、昭和33年には、チョコレートメーカー「メリー」が、新宿伊勢丹において「バレンタインセール」と銘打った大々的なPRを行ったといいます。
「バレンタイン」という行事そのものの認知度が低かったこともあり、この時の売り上げはふるいませんでした。しかし、これをきっかけとして、国内のお菓子メーカーがこぞってバレンタイン商戦を開始。バレンタインデーそのものの普及と相まって、昭和40~50年頃から大きな盛り上がりを見せることとなりました。

今や、「バレンタインデーにはチョコレート」は、日本の常識といっていいほどの知名度を誇っています。一説によれば、バレンタインデーの1日だけで、年間の2割程度のチョコレートが消費されているということです。

チョコレートは日本だけ! 世界のバレンタインデー

チョコレートは日本だけ! 世界のバレンタインデー

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先述のとおり、バレンタインとチョコレートを結びつけたのは日本のお菓子メーカーでした。では、世界の国々では、どのようなバレンタインが行われているのでしょうか? アメリカ、台湾、フィンランドの3つの国について、それぞれ異なるバレンタイン事情を見てみましょう。

アメリカのバレンタイン

アメリカのバレンタインでは、男性から女性にプレゼントを贈るのが主流です。贈り物の種類は、花やお菓子、アクセサリーなど多岐にわたる模様。送る相手は恋人やパートナーに限られ、日本のような「義理のプレゼント」という概念は存在しないようです。

台湾のバレンタイン

台湾のバレンタインでもっともユニークなのが、「年に2回訪れる」という点です。2月14日に次ぐもうひとつのバレンタインデーは、七夕である7月7日。織姫と彦星の伝説にちなみ、2月14日と同じように愛を伝える習慣があるようです。
プレゼントの定番は、バラの花束。「末永く愛し続ける」という意味を込め、男性から女性に99本のバラが贈られるということです。

フィンランドのバレンタイン

「恋愛」という意味での愛情がメインに語られることの多いバレンタインですが、フィンランドのバレンタインは少々趣が異なります。2月14日は「友だちの日」といわれ、友人や家族といった大切な人に、親しみを込めてカードやプレゼントを贈るそう。

友チョコ、シェアチョコ・・・多様化するバレンタイン事情

友チョコ、シェアチョコ・・・多様化するバレンタイン事情

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時代とともに、日本のバレンタインは徐々に変化しています。チョコレートを用意し、片想いの男性に渡して告白・・・という古式ゆかしいスタイルを踏襲する人は、今や少数派。「女性から意中の男性に贈るもの」というかつての常識も薄れ、より多様な楽しみ方が広まっています。

●友だち同士でチョコレートを贈り合う「友チョコ」
●家族間でチョコレートを贈り合う「ファミチョコ」
●自分のためにおいしいチョコレートを用意する「マイチョコ」
●個包装のチョコレート菓子を小分けにし、周囲と気軽にシェアする「シェアチョコ」

贈り主は依然女性が多いようですが、男性から恋人・友人・家族などへチョコレートを贈るケースも増えてきているそう。性別や関係性を問わず親愛の情や感謝の気持ちを示し合う、フィンランドのバレンタインデーに近づきつつあるのかも知れません。

家族や友だちとシェアしよう! カンタンチョコバーの作り方

家族や友だちとシェアしよう! カンタンチョコバーの作り方

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用意するもの

食材・・・板チョコ(ミルクタイプ)200g、生クリーム50ml、ドライフルーツ入りグラノーラ90g、マシュマロ30g、ナッツ(くるみ、アーモンドなど)15g
道具・・・2cm程度の深さのあるバット、クッキングシート、ゴムべら

作り方

1 バットにクッキングシートを敷き込む
2 板チョコを包丁で細かく刻み、ボウルに入れる。ナッツは粗く刻み、マシュマロは好みの大きさに手で千切り、別の容器に取り分けておく
3 生クリームを小鍋に入れ、弱火で温める。鍋の縁がふつふつと泡立ってきたら火から下ろし、2でチョコレートを入れたボウルに加える
4 ゴムべらを使い、チョコレートを混ぜ溶かす
5 4にグラノーラとマシュマロ、刻んだナッツを加え、全体をざっくりと混ぜる
6 5を1のバットに流し入れ、表面を平らにならす
7 冷蔵庫で冷やし固める。固まったら、包丁で細長く切り分けて完成

ざっくり&もちふわの食感が楽しめる、カジュアルなお菓子です。身近な材料のみでカンタンに作れるので、忙しい育児中のママや学生さんにもぴったり!
好みに応じて具をアレンジしたり、グラノーラをコーンフレークやポン菓子、砕いたビスケットなどに変えてもOKです。

甘くおいしいチョコレートは、食べる人の心を和ませ、笑顔をもたらしてくれます。次のバレンタインデーには、大切な人に幸せの時間をプレゼントしてみませんか。