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意外と知らない、リサイクルゴミの種類と行方
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意外と知らない、リサイクルゴミの種類と行方

市町村で決められたゴミ捨てのルールは守っても、リサイクルゴミの行方や再利用についてまで考える機会は少ないのではないでしょうか。意外と知らない、リサイクルゴミについて改めて考えてみましょう。

  • terasaki

リサイクルできるゴミの種類

リサイクルできるゴミの種類

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環境省によると、現在日本で1人の人間が1日で出すゴミの量は、約1キロにもおよぶそうです。それでも2000年をピークに少しずつゴミの量は減ってきています。それは個人の意識の変化に加えて、国がさまざまなリサイクル法案を実行したことにあります。

リサイクルすることを決められているものはガラス瓶、スチール缶、アルミ缶、ペットボトル、プラスチック製容器、紙、自動車、自転車、家電製品、パソコン、携帯電話です。たとえば、パソコンは2003年10月以降に購入したものは、パソコンを作った会社が無料で回収するように国が定めましたが、まだ歴史の浅い法案のためなかなか全員の意識に根付くまでには時間がかかり、面倒に思うかもしれません。

リサイクルする理由

リサイクルする理由

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しかし、減ってきたとはいえ、日本では年間4000万トン以上のゴミが出ています。これらのゴミの行方は市町村で回収された後、清掃工場で燃やされますが、処分するために莫大な費用と場所を必要としています。ゴミは燃やしてしまっても10%ほどの重さの灰が残ります。

限りなく増える灰を埋めるための場所が増えれば増えるほど、海や森といった自然が破壊されることにつながります。そしてその場所には限りがあり、遠くない将来にその場所は限界を迎えると予測されています。他にも、燃やす時に排出される二酸化炭素は地球温暖化の元凶です。

また、新しいものを作り出すためには資源が必要ですが、資源にも限りがあります。とくに、パソコンや携帯電話に使用されている電子基板は希少金属であるため、再利用することができれば大きな資源になります。そのため、リサイクルできるものは最大限活用する必要があるのです。

ゴミは生まれ変わって何になる?

ゴミは生まれ変わって何になる?

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リサイクルされたゴミは何に生まれ変わるのでしょうか?

紙ゴミ

段ボールは再び段ボールへ、雑誌類は、新聞紙や週刊誌、段ボールなどに、コピー用紙や紙パックはトイレットペーパーやティッシュペーパーへとなります。

プラスチックゴミ

車止め、プランター、ゴミ袋、パレット(フォークリフトでものを運ぶ時の荷台)などに使用されます。

ペットボトル

繊維や、卵パックなどに使われるシート、洗剤のボトルなどに使用されます。

ガラス瓶

住宅の断熱材、アスファルトの舗装などに使われます。

スチール缶

自動車、家電、建材、レールなどに使用されています。

その他、さまざまなものが元の形に近いものや、まったく姿を変えて再利用されています。

毎日の生活で気をつけるべきこと

毎日の生活で気をつけるべきこと

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ゴミの問題はすでに深刻な状態であり、国民全員が取り組まなければならない問題といえます。ゴミ軽減のためのキーワードは「3R」です。
●リデュース(発生抑制)
●リユース(再利用)
●リサイクル(再生利用)
市町村で決められたゴミの分別を守り、小型家電やインクカートリッジなど回収されているものは、手間がかかっても回収を行っている店舗まで持ち込むことでリサイクルを行えるよう、一人ひとりが徹底する必要があります。

それと同時に、何よりも気をつけるべきことは、リデュース=ゴミを発生させないことです。計画的に買い物をする、買い物袋や割り箸など不要なものをもらわないなど意識を変えることでゴミの発生を大きく減らせます。

何気なく出しているゴミが何に生まれ変わるのか知ることで、リサイクルへの意識を高め、毎日出していた1キロのゴミを少しでも、減らすこと、違うものに変えることを取り組んでいきたいですね。