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片付けが苦手! やる気を出す方法とは?
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片付けが苦手! やる気を出す方法とは?

部屋を片付けたいと思っても、なぜかやる気が出ない・・・。でも、そのままにしておくと、ものが見つからなかったり、ダニやカビが発生するなど、さまざまな問題が生じてしまいます。ここは、一念発起して、苦手な片付けにチャレンジしてみませんか?

  • 創文舎 arisa_125

片付けたいけど、片付けられない理由

片付けたいけど、片付けられない理由

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2013年に出版され、ベストセラーとなった「嫌われる勇気/岸見一郎・古賀史健 著」(ダイヤモンド社)は、20世紀初頭に活躍したアルフレッド・アドラーが提唱するアドラー心理をわかりやすく紹介した自己啓発本です。

「片付けたいけど、片付けられない」。この矛盾した心理も、アドラー心理をもってすれば、カンタンに解き明かすことができるというから驚きです。

アドラー心理学によると、人が何かの行動をとる理由は「自分のためになる」と考えるからだそうで、その理論に基づけば、片付けられないのは「片付いていない方が自分のためになる」と判断していることになります。「そんなことはない!」と反論されそうですが、自分の心の声に耳を傾けてみてください。

たとえば、片付けられない理由の一つが「忙しくて時間がないから」だとすると、時間がないことを口実にすれば、片付ける努力をしなくて済むため、自分にとって好都合です。また、「捨てたいけど、もったいなくて捨てられない」という場合も、捨てない方が片付けをしなくていいため、都合がいいということになります。

つまり、「片付けたいけど、片付けられない」のは、「片付けるのが面倒」「できれば片付けたくない」と潜在的に思っているから。自分でも気づかない心の声こそ、本心といえるのではないでしょうか。それを知って心の中を整理することが、片付けを成功させるヒケツなのです。

片付けのやる気を出す方法

もし、明日、ママ友が家に遊びに来ることになれば、「きれいな家に招きたい」「掃除が行き届いた家だと思われたい」と考え、俄然やる気が出てくるはず! 片付けには、そうした理由づけが大切です。

片付けのやる気を出す方法

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「なぜ片付けたいのか」を明確にする

片付けにかかわらず、人が何か行動を起こす時には目的が必要です。目的がはっきりしていなければ、なかなか行動に移すことができません。目的が明確になれば、おのずとやる気も出てくるはず。プロの整理収納アドバイザーによると、「人を招いてくつろげる家にしたい」「探しものが見つからない事態をなくしたい」のどちらかを片付けの目的にする人が多いそうです。部屋を片付けたいと考えているなら、漠然とではなく、しっかりと目的を立てるようにしましょう。

「片付けないとどうなるか」を知る

目的を立てることも大切ですが、片付けないことのデメリットを知れば、必要に迫られて片付けもはかどります。

汚部屋のデメリット

1.健康被害の恐れ・・・足の踏み場もないくらい散らかった部屋は掃除が行き届かず、カビやダニ、雑菌の温床に。アレルギー体質の人はもちろん、それ以外の人も健康被害を招く恐れがあります。
2.時間の浪費・・・ものであふれた部屋では、使いたいものを探すのにも一苦労。時間を浪費するだけでなく、ものが見つからないとイライラしてストレスもたまってしまいます。
3.お金の浪費・・・使いたいものが見つからないと、同じものを買ってしまい、無駄な出費が増えます。後で未使用のものが何個も出てくる事態に。
4.家の劣化・・・汚部屋をそのままにしておくと、通気性が悪くなり、家の傷みが進みます。持ち家の場合は、リフォーム費用がかさみ、借家の場合は退去する時に敷金が戻らなかったり、クリーニングや修復のための費用がかかることがあります。

汚部屋のデメリット

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部屋を片付けるコツ

「いるもの」と「いらないもの」に分別

部屋が片付かないのは、必要なものも、そうでないものが一緒くたになっているからです。部屋を片付ける時、最初にやるべき行動は、いるものといらないものを分別し、ものを減らすことですが、ここでもアドラー心理学が役立ちます。アドラーによると、分別の基準は「プラスの建設的な方向か」と「マイナスの非建設的な方向か」の二つ。自分や家族にとってプラスになるものは残し、そうでないものは処分するようにしましょう。いつか使うかもしれないと思っても、プラスの要素がない場合はいさぎよく処分するのが得策です。

収納場所と収納量を決める

いるものといらないものに分けたら、次は収納方法を見直しましょう。きれいな状態をキープするためには、一つひとつのものの収納場所を決め、使用したらすぐに元の場所に戻す習慣をつけること。その際、クローゼットが満杯になったら、あまり着なくなった洋服は捨てる、食器棚や本棚は一定量を守るなどのルールを決め、収納量を抑えれば、収納場所に困って、その辺に適当に置くこともなくなります。何より、収納場所が決まっているので、探しものが見つからないという事態を防ぐことができます。

散らかった部屋をきれいにできたとしても、またすぐ元の状態に戻っては意味がありません。「自分や家族のためには、整理整頓された部屋の方がプラスになる」と思えば、片付けに対する意識も高まるはず!