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お気に入り「シルク」の汗&ニオイ対策
出典 : Inara Prusakova /Shutterstock.com

お気に入り「シルク」の汗&ニオイ対策

古来より私たちの暮らしに密接に関係していたシルク。天然素材でありながら、他にはない特有の優れた機能性を持っています。衣食住、さまざまな分野で活躍するシルクの中でも、今回は衣類としてのシルクの魅力と、汗&ニオイ対策について紹介します!

  • 鈴木

シルクの発祥と歴史

シルクの発祥と歴史

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シルクの原料は?

シルク生地は知っていると思いますが、シルクが何から作られているか知っていますか?
シルクは、蛾の幼虫・蚕(かいこ)の繭(まゆ)から作った繊維です。蚕は成虫になるまでの間、繭の中で過ごします。繭は適温を保ちながら外敵や自然環境から蚕を守る殻のような働きをします。その繭を原料にした生地がシルクというわけです。

発祥の地は?

私たち人間の暮らしの中でシルクを使うようになったのは5~6千年前の中国が始まりだと考えられています。中国の特産品であったシルクは、その後、西アジアを経てヨーロッパ・北アフリカへともたらされました。そのため、中央アジアを横断する東西交通路を「シルクロード(絹の道)」と呼ぶようになったのです。やがて、中近東からヨーロッパ各地で絹織物の生産がはじまり、シルク産業が発展していきました。

日本では?

一方、日本では、シルクロードができる前、弥生時代の遺跡からシルクの織物が発見されています。このことから、その頃にはすでに養蚕が行われていたと考えられています。しかし、本格的に生産するようになったのは、
7世紀半ばです。中国大陸や朝鮮半島から中国の先進的な技術が持ち込まれ、日本各地に広まりました。

汗を吸収・放出するシルクの特性

汗を吸収・放出するシルクの特性

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汗を吸収し、外に放出する通気性が快適な衣類の必須要素といえます。
シルクは、天然繊維の中でも吸収性が高く、綿の約1.5倍の吸水性があるといわれています。放湿性も高く、綿と同程度です。暑い時や寝ている時に、汗をかいても余分な水分をシルクが吸い取ってくれ、すぐに放湿してくれるというわけです。
また、シルクは繊維自体に小さな穴が開いている構造になっています。その小さな穴に空気をたくさん含むことができます。そのため、熱伝導率が低く、外の暑さ、寒さに影響されにくい特性を持ちます。
シルクは、とてもデリケートな素材という印象があり、弱い素材のように思われがちですが、引っ張り強さは羊毛や綿よりも大きく、イメージ以上に強靱な繊維です。
さらに、シルクは耐熱性にも優れています。ほとんどの化学繊維は約200度前後で燃焼して有毒ガスを発生しますが、シルクは300~460度にならないと燃えず、燃えても灰になって皮膚に付着することはありません。

身体にやさしいシルクの魅力

身体にやさしいシルクの魅力

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●天然素材の魅力
シルクはタンパク質でできた天然繊維です。天然繊維は化学繊維と違い、静電気を起こしにくい上、チリやホコリを寄せ付けません。また、肌を清潔に保ち、細菌の繁殖を抑える働きがあります。皮膚細胞の活力を促進し、素肌が潤い、若々しさを保つともいわれています。人間の皮膚成分に近い約20種のアミノ酸が結合したタンパク質繊維であり、繊維素材として優れていることはもちろんですが、人の皮膚や健康にもよい多くの機能を持ち合わせているというわけです。

●再生医療用素材としての可能性
シルクは、古代エジプトでは外科手術の縫合糸としても使われてきた生体適合性の高い材料です。拒絶反応や炎症を起こしにくいという特長から、2000年代に入り、再生医療用のメディカル材料としての可能性が模索されています。シルクを水に溶かしてタンパク質の水溶液を作り、凍結させたり、電気的な処理を施したりすることで、不織布やスポンジ、樹脂、透明フィルムなど、さまざまな構造体をつくることができます。構造体は、関節の軟骨や血管、皮膚、角膜などの部位の再生医療用材料として実用化の研究が進んでいます。

いろいろなシルクアイテム

いろいろなシルクアイテム

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着物やドレスなど高級なイメージのあるシルクですが、フォーマルだけではなく、いろいろなシーンでいろいろなアイテムが活躍しています。最近ではシャツ、ブラウス、セーター・カーディガン、パンツ、Tシャツなど、カジュアルな素材としても人気です。また、吸湿性・通気性・帯電性などの機能が注目され、ストッキング、下着、パジャマなど衣類のほかにも、寝具やカーテンなどのインテリア用品や健康食品、化粧品など、幅広い用途に利用されています。

シルクアイテムの汗・ニオイ対策

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

引っ張りに強く、思っているよりも丈夫なシルク。とはいえ、お手入れ方法には気を遣ってしまいます。見た目に汚れているわけじゃないけど汗のニオイが気になる時、気軽に洗濯機に入れるにはちょっと抵抗があり・・・そんな時は布専用の消臭剤「ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー」を使ってみては?

トウモロコシ由来の消臭成分配合したファブリーズ布用除菌・消臭スプレーなら、消臭はもちろん、除菌もしっかりしてくれます。使い方は、シルクアイテムにまんべんなくスプレーするだけです。たとえば、パジャマなら上下各10回、枕や布団、ベッドマットは各20回が目安。ただし、絹製品は元々水に弱いので、水洗い不可の表示があるもの、防水・撥水加工など特殊加工されたものは、シミになったり、風合いを損ねたりする恐れがあります。あらかじめ目立たない部分で試してから使いましょう。

高級でデリケートなイメージのシルクですが、思った以上に丈夫で身近な素材のようです。暮らしのさまざまなシーンに取り入れてみてはいかが?