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壁紙のシミや汚れを落とせば、部屋の印象がワンランクアップ!

壁紙のシミや汚れを落とせば、部屋の印象がワンランクアップ!

普段は手がまわらない壁の掃除。1年に1度くらいは、気になる壁紙のシミや汚れを落としてみませんか? 壁がきれいになると、部屋の印象ががらりと変わるから驚きです。

  • 創文舎 arisa_125

日頃のお手入れで変わる壁紙の寿命

日頃のお手入れで変わる壁紙の寿命

入居したての頃はシミひとつないきれいな壁も、長く住んでいるといつのまにか薄汚れてきます。テレビや冷蔵庫などの家電は、新製品が発売されたり、壊れて使えなくなると、当然のように新しいものに買い替えますが、壁紙も張り替えが必要な消耗品ととらえている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

種類によって違いはあるものの、壁紙の耐用年数は5年~10年といわれています。色が変わってきたり、ケバ立ちやたわみ、シワなどが目立ってきたり、カビが増えてくるなどの症状が現れたら、寿命と考えた方がいいでしょう。もちろん、それでも気にならないという人は、無理に張り替える必要はありません。

ただし、耐用年数を大幅に超えてから張り替えた時、きれいにはがれず、下地材の表面もいっしょにはがれてしまい交換が必要になるなど、結果的に高くついてしまうことがあります。そうならないためには、やはり普段からお手入れをしたいところです。

ぱっと見にはわかりませんが、壁紙の表面には自然とほこりやチリがたまり、場所によっては汚れがつきやすいケースもあります。とくに、キッチンの壁に飛び散った油や調味料のシミは、そのままにしておくと劣化を早めることになるため、その都度拭き取るようにしましょう。

また、空気の循環が悪いのも壁紙の寿命に影響を及ぼします。定期的に窓を開けて空気の入れ替えを行うなど、換気を心がけること。そのほか、壁紙にキズやはがれを見つけたら、そのままにせず、しっかり補修すれば、それだけで壁紙の長持ちにつながりますよ。

素材別シミ取り術

一般住宅に使われる壁紙はビニールクロスが主体ですが、紙クロス、織物クロスなど、いくつか代表的な壁紙があります。劣化を防ぐためにも、それぞれの壁紙に応じたメンテナンスを行うことが大切です。

素材別シミ取り術

vvoe/ Shutterstock.com

ビニールクロス

ビニールクロスは水に強く、手軽に掃除できるのが特徴です。シミや汚れが目立ってきたら、直接、中性洗剤を吹きつけてスポンジでこすってもOK。ちょっとしたシミであれば、メラミンスポンジでこするときれいに落とせます。白い壁紙の場合は、塩素系漂白剤なども使えます。

紙クロス

水に弱く、防水加工が施されているものでも、水拭きをするとシミになることがあります。紙クロスは汚れがつくと取れにくいため、普段からシミをつけないよう気をつけましょう。気になる汚れは消しゴムを使うと落ちる場合があります。

織物クロス

織物クロスも、水を吸収しやすい素材です。そのため、うっかり洗剤をスプレーしたり、水拭きをすると、シミになったり、その部分だけ、生地に凹凸ができてしまう恐れがあります。水拭きをする場合は、タオルを固くしぼってポンポンと叩くようにして拭き取ること。目立つシミは、消しゴムを使って落とすようにしましょう。

珪藻土クロス

一度汚れがしみ込むと落ちにくいので、普段から汚れがつかないよう、気をつける必要があります。織物クロスと同じく、水も洗剤もシミになる恐れがあるため、水拭きをする時は、タオルを固くしぼってポンポンと叩くようにして拭き取りましょう。消しゴムは軽くこする分には問題ありませんが、強くこするとキズがついたり、はがれることもあります。

ビニールクロスの汚れ別掃除法

ビニールクロス以外の壁紙は、汚れがつかないよう気をつけるのが劣化を防ぐ一番の方法のようです。そこで、住宅にもっとも多く使われるビニールクロスについて、汚れ別掃除法を見ていきましょう。

ビニールクロスの汚れ別掃除法

bane.m/ Shutterstock.com

手垢汚れ

手垢汚れ

手垢汚れには重曹水が効果的です。重曹水は100mlのぬるま湯に小さじ1杯の重曹をとかしてつくります。それをスプレーボトルに入れ、汚れに吹きつけたら、乾拭きをして終了です。水分が残らないようしっかり拭き取るのがコツです。

薄黒い汚れ

薄黒い汚れ

壁についたほこりやチリを放っておくと、壁全体がうっすら黒くなってきます。拭き掃除をする前に、掃除用のワイパーやはたきでほこりやチリを落としましょう。残ってしまった汚れは、軽いものはメラミンスポンジで、頑固なものはクリームクレンザーを使ってきれいにします。その際、スポンジや古歯ブラシを場所別に使い分けてこすると効果的です。

油性ペン

油性ペン

油性ペンによる汚れは、普通の中性洗剤では落ちません。アルコールを使うか、少量の除光液をコットンに含ませて拭くときれいになります。ただし、除光液は変色する場合もあるので、目立たないところで試してから使うようにしましょう。

クレヨン

クレヨンで壁に落書き

クレヨンの汚れには歯磨き粉を使います。古歯ブラシに歯磨き粉をつけ、軽くこすって、水拭きすれば驚くほどよく落ちます。

ボールペン

ボールペンで壁に落書き

油性のボールペンは、時間が経つと落ちにくくなってしまうため、ついたらすぐに拭き取るようにしましょう。落ちない時は消毒用エタノールを含ませた雑巾で拭くか、クリームクレンザーを使うときれいになります。

黒カビ

黒カビ

結露がひどい部屋や、壁の隅などに黒カビが発生することがあります。放っておくと広がってしまうため、古歯ブラシでこすって落としましょう。それできれいにならない時は、壁紙が白い場合のみ、薄めた塩素系漂白剤を雑巾などに含ませ、拭いてください。変色することもあるので、目立たないところで試し拭きしてから使うようにしましょう。

張り替え不要! クロスメイクって何?

張り替え不要! クロスメイクって何?

壁紙の張り替えに代わる新技術として注目を集めている「クロスメイク」とは、キズかついたり、汚れた壁紙の上から塗装して壁紙をよみがえらせる塗装工法のこと。壁紙の張り替えと比べ、施工時間も短く、施工料金も安いのが特徴です。壁紙の修復だけでなく、以前と違うカラーにすれば部屋のイメチェンにもなって、一石二鳥。掃除をしても汚れが取れない時、利用してみるのもいいでしょう。

高級な家具やおしゃれなインテリアで部屋をコーディネートしても、壁紙が汚れていては台無しです。面積が大きい分、ごまかしがきかない壁は、普段から掃除をして、シミや汚れがつかないよう予防しましょう。