ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
車についた融雪剤は、こまめな洗車でクリーンアップ!
出典 : DimaBerlin/Shutterstock.com

車についた融雪剤は、こまめな洗車でクリーンアップ!

道路の雪や氷をとかしてくれる融雪剤は、人や車の安全を守ってくれますが、車に付着すると厄介です。放っておくと、たいへんなことになってしまうので、こまめな洗車で取り除く必要があります。

  • 創文舎 hiderio888

融雪剤って何?

融雪剤って何?

taffpixture /Shutterstock.com

そもそも、融雪剤とはどのようなものでしょうか。

融雪剤とは、読んで字のごとく雪をとかすための薬剤のことです。「凍結防止剤」といえばわかるかもしれません。

雪が降る季節になると、道路に雪が積もり、さらに気温が下がることで道路が凍結し、運転中にスリップしたり、ハンドルが制御できなくなって事故が起こる危険性があります。

そんな時、活躍するのが融雪剤です。道路にまいた融雪剤が水にとけると、「凝固点降下」という現象が起こり、道路が凍るのを防いでくれます。ちなみに、凝固点降下とは、普通は気温0℃で凍結するところ、0℃を下回っても凍結が起こりにくくなる状態のことをいいます。

融雪剤に使われるおもな成分は「塩化ナトリウム」に「塩化カリウム」、さらに「塩化マグネシウム」などですが、それらの成分は、雪をとかし、凍結を予防してくれる一方で、私たちが乗る車に悪影響を及ぼしてしまうこともあるのです。

洗車をしないとどうなる?

洗車をしないとどうなる?

LeManna/Shutterstock.com

融雪剤のおもな成分である「塩化ナトリウム」「塩化カリウム」「塩化マグネシウム」は、いうなれば「塩」と同じです。

海沿いの住宅や駐車している車は、潮風の影響から痛みやすいといわれています。いわゆる「塩害」というものです。潮風に含まれている塩分が家の外壁や車の金属面に付着し、空気中の酸素や水分に反応することで酸化してしまいます。金属の場合は、サビが生じ、腐食が進んでしまうことをいいます。

融雪剤をまいた道路は、塩がとけた水で覆われており、そこを車で走ると塩が付着してしまいます。そのままにしておくと、塩害と同じようにサビが発生し、金属部分が腐食していくため、大切な愛車がどんどん傷んでいくというわけです。

道路に融雪剤をまく寒い季節は、洗車の回数を増やさなければ、車の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

足回りを入念に洗うこと

足回りを入念に洗うこと

New Africa/Shutterstock.com

融雪剤を落とすために洗車をする場合は、とくに、足回りなど車の下部を入念に洗う必要があります。

先述したように、路面の水が跳ね返る部分は、車の足回りや下回りです。バンパーなどの目に見える部分はもちろん、車の基本構造部分にあたるシャーシなどに融雪剤が付着し、あらゆるところが酸化してしまいます。

そのため、いつもより高めの水圧で、足回りを中心に十分に洗い流さなければなりません。洗車するなら、自宅ではなく、コイン洗車場やガソリンスタンドに行って、高圧洗浄機を使うのがもっとも効果的です。融雪剤を水で洗い流したら、いつもより多めにもシャンプーを使い、洗車するようにしましょう。

また、自動洗車機を利用しているなら、オプションの下部洗浄モードを追加して洗車するのがおすすめです。費用はかかりますが、その分、付着した融雪剤を強力に洗浄することができます。

洗車する時の注意点

洗車する時の注意点

Zachary Hoover/Shutterstock.com

融雪剤を落とす時に注意しなければならないのは、水で洗い流す際、自分の方に跳ね返ってこないようにすることです。

融雪剤が目や口に入ったり、肌に付着することで炎症を起こしたり、肌荒れの原因となってしまうからです。とくに、高圧洗浄機で洗車を行う際には、ゴム製の手袋を装着するなど、自分にかからないよう予防するようにしましょう。

融雪剤は私たちの車を守ってくれる一方、車の寿命を縮めてしまうものでもあります。車の劣化が進まないよう、冬場はいつも以上に洗車に気を配りましょう。