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自宅でできる!当て布を使った、ウールのアイロンがけの方法とは?
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自宅でできる!当て布を使った、ウールのアイロンがけの方法とは?

ウールはアイロンがかけられない、と思っていませんか? じつは、当て布を使えば自宅でもアイロンがけが可能なのです! その方法を紹介します。

  • ShuShu

ウール素材の特徴

ウール素材の特徴

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ウールはセーターやコート、スーツなどさまざまな衣類に使われています。繊維の中にある縮れが、空気を含むことで高い保温性を保持し、温かさを逃がさないため、とくに冬には欠かせない素材です。汗や湿気を吸収しやすく、繊維が一度水分を吸収してから外に放出するので、衣類の温度を下げずに湿気を逃がしてくれるのも大きな特徴です。

また、ウールの表面は薄い膜で覆われています。この膜には水をはじく性質があり、汚れや水分の吸収を防いでくれます。さらに、臭いを吸収し、分解してくれるので、ひんぱんに洗えないスーツやコートにはもってこいの素材といえるでしょう。弾力があってシワになりにくいところも、ウールならでは。

アイロンに最適な当て布

アイロンに最適な当て布

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アイロンをかける時に当て布をする理由は、テカリを防ぎやわらかく仕上げるためです。また、高温により繊維が変質するのを防いでくれるので、衣類の持ちもよくなります。使用する当て布は、タオルやハンカチなど、自宅にあるものでOK。ただし、素材は綿100%のものを使いましょう。また、色移りを防ぐため、色の濃いものは避けて、白色など薄い色を選んでください。

最近ではあまり見かけなくなりましたが、昔からある日本の手ぬぐいは綿100%で、大きく、適度に薄いので当て布に最適です。正式なものを用意したい人は、アイロン専用の布を手に入れましょう。

洗濯タグの表示をチェック

洗濯タグの表示をチェック

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アイロンをかける前に、洗濯の表示用タグを見てみましょう。表示タグは、2016年に改訂されているので、古い衣類と新しい衣類では表示が変わります。

「・・・」マークの表示

デリケートな素材にアイロンをかける場合、温度は重要です。表示タグのアイロンマークに「・・・」と表示されている場合、底面温度200℃を限度として、アイロン仕上げができるとされています。綿や麻に表示されていて、古い表示は「高」で記載されているので、注意して見てください。

「・・」マークの表示

アイロンマークに「・・」と表示されている場合、底面温度150℃を限度として、アイロン仕上げが可能。ウールやポリエステル、ナイロン、レーヨンなどの素材に表示されています。ウールにアイロンをかける場合、中温が適温です。古い表示は「中」で記載されています。

「・」マークの表示

アイロンマークに「・」と表示されている場合、底面温度100℃を限度として、スチームなしでアイロン仕上げができるとされています。ポリウレタンやアセテート、アクリルなどで、古い表示は「低」で記載されています。

「~」マークの表示

アイロンのマークの下に「~」の表示がされていたら、「当て布をしてアイロンをかけてください」というマーク。ただし、この表示は古いタグのもので、表示タグは2016年に改訂されています。新しい衣類にはこの「~」マークはありません。ウールやシルク、カシミヤ、ポリエステル、レーヨンなどデリケートな素材の場合は、当て布を使いアイロンをかけましょう。

アイロンのかけ方

アイロンのかけ方

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ウールのニットやセーターは、着ているうちに伸びや縮みで形がくずれてきますが、アイロンをかけることで、元に戻すことが可能。アイロンをかける場合、毛並みをつぶしてしまわないように、スチーム機能を使うようにしましょう。

かけ方は、中温のスチームに設定したアイロンを、当て布の上に少し浮かせて置き、スチームを当てながら動かします。ぎゅっと押し付けず、スチームを使ってゆっくりとシワを伸ばしていきましょう。スチームは、1カ所に10秒程度当てます。そうすることで、繊維がふくらみ、乾くと形が整いやすくなります。乾かす場合は風通しの良い場所に吊して、自然乾燥させましょう。

また、コートやスーツのように型崩れが気になる衣類は、ハンガーにかけた状態でスチームを当てるといいでしょう。その際、当て布をしなくていいように、アイロンを離した状態で、手早くスチームだけを当てるようにしてください。それだけでも十分シワがキレイになります。

なお、ウールは高温のスチームで縮んでしまうことがあるので注意が必要です。まず、縮んでも問題のない隅の部分などに、一度スチームを当てて試してから全体にかけるようにしましょう。


ウールはプロに頼まないとシワが伸ばせないと思いがち。適温やアイロンのかけ方を知れば、いつでもシワのない衣類を身につけられ、高感度もアップしそうです。