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毛布って何ゴミ? 正しい捨て方と、再利用のアイデア
出典 : Maria Jeffs/Shutterstock.com

毛布って何ゴミ? 正しい捨て方と、再利用のアイデア

不要になった「毛布」が、収納スペースを圧迫していませんか? 今回は、毛布をゴミに出す時に注意したいポイントや、捨てずに有効活用する方法について考えてみましょう。

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毛布は、「粗大ゴミ」に分類されることが多い

毛布は、「粗大ゴミ」に分類されることが多い

Natalia Vinokurova/Shutterstock.com

家庭で不要となった毛布をゴミに出す場合は、「粗大ゴミ」として扱われることが多いようです。ただし、「資源ゴミ」や「燃えるゴミ」として回収している自治体も少なくないため、一概に言うことはできません。
毛布に限らず、すべてのゴミの分別方法は、国ではなく各自治体によって制定されています。実際に毛布をゴミに出す際は、必ず前もって自治体のホームページなどをチェックし、分別のルールを確認しましょう。

捨て方を誤ると、清掃工場に多大な迷惑がかかることも

毛布は燃やせる素材でできているうえ、やわらかく、折りたたむことも可能です。しかし、毛布を小さく丸めてゴミ袋に押し込み、燃えるゴミの日に出すのはNG。搬出先の清掃工場で袋が破れ、広がった毛布が機器に絡まると、工場設備の不具合や故障の原因となる恐れがあるためです。

また、分別ルールに沿わずに捨てられたゴミは、回収されないままゴミ捨て場に取り残されてしまうことも。他のゴミと混ざって汚れた毛布を、再び家に持ち帰るのは避けたいところですね。
自治体の取り決めを事前に確認しておかないと、このような思わぬトラブルにつながる可能性があります。清掃工場に負担をかけないためにも、自分がたいへんな思いをしないためにも、ゴミの分別ルールにはきちんと従いましょう。

毛布を細かく切り刻めば、燃えるゴミに出せる?

毛布は、「粗大ゴミ」に分類されることが多い

Robert Przybysz/Shutterstock.com

毛布を燃えるゴミとして処分できない理由が「大きさ」であるならば、ハサミで小さく切ればよいのではないか? と考える人もいることでしょう。しかし、毛布をハサミで小さく切って捨てるのは、あまりおすすめの方法ではありません。

推奨できない理由のひとつめは、必ず燃えるゴミとして回収してもらえるとは限らない=確実性がないことです。自治体によっては、「元の大きさが粗大ゴミに当てはまる物品は、小さく解体しても粗大ゴミのまま」というルールが設けられていることも。たとえば、世田谷市や小平市といった自治体がそれに該当します。
小平市の場合は、その理由として「一定以上の量のゴミを出す人に相応の費用を負担してもらうために、粗大ゴミを有料としている」ことを挙げています。小さく解体しても結局ゴミとしての総量は変わらないため、有料回収の対象となるということですね。

そして、おすすめしない理由のふたつめは、作業に伴う負担が大きい点です。厚みがあり、ぐにゃぐにゃとやわらかい毛布をハサミで細かく切るのはとてもたいへん。薄手のものならまだしも、分厚く重い毛布を手の力のみで切り進めるとなると、相当な労力を要します。そのうえ、微細な毛が周辺に飛び散るため、掃除にもかなりの手間がかかる可能性が。

苦労して切った毛布を結局回収してもらえなかったのでは、目も当てられません。楽に、かつ確実に毛布を処分するには、やはり自治体の定めた方法に従うのが一番だといえるでしょう。

いらない毛布を捨てずに活用する方法 1:リメイクする

いらない毛布を捨てずに活用する方法 1:リメイクする

Bignai/Shutterstock.com

ハサミで切れる程度の分厚すぎない毛布なら、防寒用の小物にリメイクすることも可能。カンタンに作れるリメイク小物の一例として、「巻きスカート」の作り方を紹介します。

リサイクル巻きスカートの作り方

1 毛布を横半分に切る。
2 断ち目を2cm程度の三つ折りにして待ち針で留め、内側の端から1cm程度のところを一直線に縫う。
3 実際に腰にまきつけ、ウエストの左右に来るポイントに印をつける。
4 印の位置に、好みのテープやひもを縫い付けて完成。

一度ハサミを入れるだけで作れる、シンプルな防寒具です。ひもを解けば、ひざかけとしても使える点がポイント。
工程2で三つ折りにするのが難しい場合は、バイアステープでくるむか、ブランケットステッチでかがってほつれを防いでください。あえて目立つ色の糸を使って周囲をかがり、デザイン上のアクセントにしてもよいですね。

いらない毛布を捨てずに活用する方法 2:寄付する

いらない毛布を捨てずに活用する方法 2:寄付する

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毛布にほつれや破れがなく、まだ十分に使用可能である場合は、捨てずに寄付するという方法も。毛布の寄付を募っている団体は、発展途上国への支援団体や路上生活者の支援団体、動物愛護団体など、さまざまです。
不要となった毛布を寄付する場合、発送のための手間や料金が発生します。しかし、冬の寒さから身を守ってくれる毛布は、時に人や動物の命を守ることにもつながるアイテム。手間とお金をかけてでも、寄付する意味は十分にあるといえます。

なお、毛布の寄付を行う場合は、送り先の団体が定めている基準を遵守してください。「洗っていない毛布でもOK」という団体もあれば、「洗濯済みのもののみ受付」という団体もあるため、注意が必要です。

毛布は、捨て方がやや面倒な一方で、資源として再利用しやすい品物でもあります。寄付やリメイクによる再利用も視野に入れつつ、正しい方法で処分しましょう。