ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
プリーツも、フリルも、きれいに決まる! スカートにアイロンをかけるコツ
出典 : straga/Shutterstock.com

プリーツも、フリルも、きれいに決まる! スカートにアイロンをかけるコツ

スカートをおしゃれに着こなすためには、シワはご法度。しかし、素材や形の種類が豊富なスカートは、アイロンがけが難しい衣類でもあります。生地の質感や美しいシルエットを崩さずにアイロンをかける方法を学び、適切なお手入れを行いましょう。

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スカートには、シワがつきやすい

スカートには、シワがつきやすい

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素材にもよりますが、そもそもボトムスはトップスに比べてシワがつきやすいもの。とくに、腰掛けた際に体重がかかるお尻や太ももの周辺部分には、なかなか取れない頑固なシワがつくことがあります。
せっかくの素敵なスカートも、シワがついてシルエットが崩れた状態では台無し。見る人にだらしない印象を与えないためにも、なるべくこまめにアイロンをかけましょう。

「座りジワ」がつくのを防ぐには

洋服にシワができる条件には、「圧力」の他に「熱」と「水分」が関係しています。スカートをはいた状態で座ると、くしゃっと折れた布地に体の重みによる圧力がかかり、さらに体温で徐々に温められながら汗を吸って湿っていくことに。これは、いわば時間をかけてゆっくりと低温のスチームアイロンを当てているような状態。座った際にできたシワがなかなか取れないのは、シワがつくための条件がすべてそろってしまっているからなのです。

座った際に体重がかかるのを回避することはできませんが、「体温」と「汗」は、スカートの下にペチコートやレギンスなどを重ねることである程度シャットアウトすることが可能です。長時間座る予定のある日には、ぜひ取り入れてみましょう。

アイロンをかける前に、まずは確認

アイロンをかける前に、まずは確認

Syda Productions/Shutterstock.com

まずは、スカートの洗濯表示を見て、適切なアイロンのかけ方を確認しましょう。素材や加工によっては、アイロンがけが不可能なこともあるため、必ずチェックしてください。
アイロンに関する洗濯表示の見方は、以下のとおりです。

●アイロンの記号の中に「低」または点が一つ・・・低温(110℃)、かつスチームなしでのアイロンがけが可能
●アイロンの記号の中に「中」または点がふたつ・・・中温(150℃)を限度としてアイロンがけが可能
●アイロンの記号の中に「高」または点がみっつ・・・高温(200℃)を限度としてアイロンがけが可能
●アイロンの記号にバツ印・・・アイロンをかけることができない

アイロンがけに注意が必要な素材

次のような素材を使ったスカートへのアイロンがけは、とりわけ慎重に行う必要があります。自信のない時や、強固なシワがついてしまった時は、無理をせずクリーニング店に預けましょう。

●ポリエステル・・・高温でアイロンをかけると、繊維が溶け、テカテカとした質感に変わってしまいます。アイロンをかける際は、温度を低温に設定し、当て布を使いましょう。
●コーデュロイ・・・アイロンを押し付けると、パイルが倒れて跡がついてしまいます。生地の裏側からやさしくアイロンをかけるか、スチームを含ませる程度に留めるのがおすすめ。
●楊柳(クレープ生地)・・・アイロンを押し付けると、縮みや質感の変化を起こす原因となります。クッション性のあるアイロン台を使い、生地からアイロンを少し浮かせるようにしてシワを取ってください。
●ベルベッド・・・アイロンを押し付けると、毛並みが寝て質感を損ねてしまいます。家庭でシワを取りたい時は、少し離れた場所からスチームを当てる程度に留めましょう。

【形状別】スカートにアイロンをかける時のコツ

【形状別】スカートにアイロンをかける時のコツ

Tarzhanova/Shutterstock.com

プリーツスカート

アイロン台にスカートをはかせるように置き、プリーツの形を手でできるだけ整えます。次に、プリーツが崩れないよう注意しながら、裾からウエストに向かって少しずつアイロンでプレスしましょう。滑らせるのではなく、「生地の真上から押し当てる」動作を繰り返すイメージで行うのがコツです。

ギャザーのスカート

アイロン台にスカートをはかせて生地を手で広げ、裾からウエストの方向にアイロンを滑らせます。ウエスト部分を軽く持ち、ひだの間にアイロンの先を差し込むようにしてギャザーを整えましょう。この時、アイロンを左右に動かすと、ギャザーの形が崩れるため注意してください。
ギャザーが細かく、一つひとつの隙間にアイロンを差し込むのが難しい場合は、吊した状態でスチームを当ててシワを伸ばすのがおすすめです。

フリルのスカート

フリル部分には、アイロンの先端を使います。フリルの外から内に向かってアイロンの先を少しずつ動かし、立体感を損ねないよう注意しながらシワを伸ばしましょう。フリルが複数枚重なっている場合は、一枚ずつ押さえながら別々にアイロンをかけてください。

アイロンがけの時間がない時は

アイロンがけの時間がない時は

Phil McDonald/Shutterstock.com

丁寧にアイロンをかける時間がない時や、アイロンを使うことそのものが難しいシーンには、次のような方法を試してみてください。

1 シワ取りスプレーを使う・・・もっとも手軽なのが、市販のシワ取り用スプレーを使う方法です。スカートの表面から20cm程度離し、シワのある部分がしっとり湿る程度までまんべんなくスプレーしましょう。その後、生地を上下左右に軽く引っ張ってシワを伸ばし、自然乾燥させます。

2 浴室の蒸気を使う・・・入浴後、まだ浴室に湯気が立っているうちに、ハンガーにかけたスカートを吊し、30分程度放置します。繊維が十分に湿気を含んだら、風通しのよい場所でしっかり乾かしましょう。繊維は湿気を含むと伸びる性質があるため、シワを伸ばす効果が期待できます。

3 霧吹きとドライヤーを使う・・・シワが気になる部分を霧吹きで濡らし、手でシワを伸ばしながらドライヤーで温めます。生地を傷めないよう、ドライヤーは最低でも5cmは離して使いましょう。また、霧吹きがない時は、濡らして絞ったタオルなどを使って生地に水気を与えてください。
生地が温かいまま着用すると再びシワがつきやすくなるため、仕上げに冷風を当てて温度を下げておくとより効果的です。

スカートを着る機会が多い人の場合、毎回アイロンをかけるのは少し負担が大きいかもしれません。日頃は蒸気や霧吹きを利用したお手入れで対処し、週に1度はアイロンがけを・・・といった具合に、お手入れの方法を使い分けてもよいですね。