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片付けても片付けても、すぐ散らかる・・・育児中のため息を減らすためのヒント
出典 : Elena Nichizhenova/Shutterstock.com

片付けても片付けても、すぐ散らかる・・・育児中のため息を減らすためのヒント

幼い子どもを持つ親は、「部屋がすぐに散らかる」という悩みに直面しがちです。片付けては散らかされ、また片付けては散らかされるという不毛なスパイラルから脱却するため、どのような対策が有効かを考えてみましょう。

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散らかる部屋は、子育てママの大きなストレス

散らかる部屋は、子育てママの大きなストレス

Tatyana Dzemileva/Shutterstock.com

ママ向け情報サイト「ママスタジアム」は、2017年、家事に関するインターネット調査を行いました。その結果によれば、「子育てするようになってストレスが増えた家事」に「散らかった物の片付け」を挙げているママは73.5%。育児中のママの多くが、部屋の片付けに追われる暮らしに負担を感じていることが分かりますね。
また、同調査では、「きちんとやりたい家事」に関するアンケートも実施。この項目でも、58.3%のママが「散らかった物の片付け」に票を投じています。

とくに、活発さが増す3~6歳の子どもを育てているママは、散らかった部屋の片付けに強いストレスを感じる傾向にある模様。この結果からは、部屋をきれいに保ちたいのに子どもに散らかされ、そのうえ片付けを担わなくてはならないママたちの苦悩がうかがえます。

いくらかわいいわが子とはいえ、何をされても許せるというわけではありません。ただでさえ疲れている一日の終わりに、自分以外の人が散らかした物を毎回片付けさせられるのでは、ストレスが溜まるのも当然というもの。
しかし、片付けに伴う負担は、工夫次第である程度軽減できる可能性があります。まずは、部屋の片付けを楽にするための、収納のコツについて見てみましょう。

散らかりを予防するには・・・1 収納方法を工夫する

散らかりを予防するには・・・1 収納方法を工夫する

VALERYIA LUSHCHYNSKAYA/Shutterstock.com

部屋を散らかりにくく、かつ片付けを楽にするためには、「物を分類し、それぞれに定位置を設ける」のがおすすめです。
おもちゃや通園グッズといった小物をひとつにまとめて収納していると、何かを探すたびに関係のない物まで取り出すことになりやすく、部屋が散らかってしまいがち。必要となるシーンごとに物を分類し、それぞれに独立した収納場所を設けておけば、必要な物だけをサッと見つけることができます。

たとえば、おもちゃであれば、「ままごと用」「電車&レール」「ブロック」「ぬいぐるみ」といった具合にジャンル分けし、それぞれに専用のカゴなどを用意して収納しましょう。子どもでも何が入っているかをカンタンに把握できるよう、中身を写した写真を貼っておくと◎。このように、物のありかを明確にすることは、子どもにとっての片付けの難易度を下げることにもつながります。

散らかりを予防するには・・・2 子どもへの声かけを変える

散らかりを予防するには・・・2 子どもへの声かけを変える

Sergey Nivens/Shutterstock.com

子どもがある程度言葉を理解出来る月齢に達したら、「自分で出した物は自分で片付ける」ことを教えることも大切です。幼いころから整理整頓の習慣を身につけることは、子どもの将来にとっても大きなプラスとなるでしょう。
しかし、散らかったおもちゃを前に、ただ「片付けなさい」と声をかけられても、幼い子どもにはどうしていいか分からないことも。「ミニカーは、黄色いカゴにしまってね」といったように、何をどこにしまうのかを具体的に教えるよう心がけましょう。

子どもがあまり片付けに乗り気でない時は、「お人形のお家はどこだったか、当てられるかな」などと、楽しいムードを演出するのもおすすめです。もちろん、片付けることができたら、思い切りほめることも忘れずに。この時も、「○○ちゃんがお片付けしてくれたから、こんなにきれいになったね。ありがとう」といった具合に、なるべく具体的な言葉でほめてあげると効果的です。

「散らかってもいい」と考えることも必要

「散らかってもいい」と考えることも必要

Liderina/Shutterstock.com

子どもを育てるという行為は幸せなものである一方で、たいへんな重労働でもあります。いわゆる「ワンオペ育児」をしている人も珍しくない現代日本において、部屋の片付けに手が回らず悩むママが多いのは、ある意味自然なことであるといえるかもしれません。

とくに、乳幼児を育てている親たちの体力的・心理的な負担は相当なものです。終わりの見えない夜泣きや「イヤイヤ」への対処に追われ、慢性的な疲労状態に陥っている人も少なくないはず。このような状況下で、部屋をつねにモデルルームのようなピカピカの状態に整えるのは、ひじょうに困難であるといえます。

もしも、あなたが「家庭を担う者として、部屋はつねに片付けておかなければならない」というプレッシャーを感じているならば、思い切ってその重荷を一度下ろしてみましょう。
ゆとりある気持ちで育児を楽しむためには、「自分の時間を持つこと」が欠かせません。疲れた体にムチ打って片付けに励むよりも、「今は散らかっていてもいい」と考え、心身の休息を優先することも必要なのではないでしょうか。

「疲れて片付けをする気力もないけれど、散らかった部屋を見るとイライラして耐えられない」という場合は、無理をせず周囲に助力を求めましょう。または、定期的な家事代行サービスの利用を検討するのもよい方法です。

育児中にもっとも優先すべきは、部屋をピカピカに保つことではなく、自分を含めた家族の笑顔と健康を守ること。片付けやすい環境作りに取り組む際も、「無理のないペースで少しずつ」を心がけてください。