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段ボールをリサイクルして、資源を守ろう!
出典 : Roman Samborskyi/Shutterstock.com

段ボールをリサイクルして、資源を守ろう!

日本には、世界でもトップクラスの段ボールのリサイクルシステムがあるって、知っていますか? 正しく処分をすれば、段ボールはほぼ100%資源として生まれ変わることができます。身近な環境保全に、ぜひ取り組みましょう!

  • 渡辺

段ボールは、リサイクルの優等生

段ボールは、リサイクルの優等生

Mego studio/Shutterstock.com

毎日の暮らしに必要な食料品や日用品、家電製品などほぼすべての物資は、段ボールに梱包され、輸送されています。日本で1年間に生産される段ボールは130億平方メートルを超え、これはなんと関東1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の面積に匹敵するほど。1メートル幅の段ボールにすると、なんと地球326周分にも相当するというから驚きですよね。

これほどまでに、段ボールが使われているのには理由があります。それは、耐衝撃性・軽量・安価といった「使い勝手のよさ」が、段ボールにはあるということ。そして、もうひとつには「ほぼ100%リサイクル可能」という効率のよさがあげられます。

段ボールは、原材料の多くを国内でまかなえるめずらしい存在です。しかも、回収された段ボールは加工されたのち、再び段ボールとして生まれ変わります。この、ムダのないリサイクルシステムは、日本が世界に誇るすぐれた技術であり、環境保全にも大きく貢献しているのです。

とはいえ、段ボールは“燃えるゴミ”として捨ててしまえば、ただのゴミとなってしまいます。大切なのは、“正しい方法で処分をする”ということ。限りある資源を守るためにも、段ボールのリサイクルに積極的に取り組みましょう。

段ボールをリサイクルする方法

段ボールをリサイクルする方法

KPG_Payless/Shutterstock.com

通常、段ボールの使用は1度きり。まだキレイな状態の段ボールを処分するのはもったいない気もしますが、そこは心配無用です。段ボールは回収されたあとに製紙原料としてリサイクルされ、再び新しい段ボールとして生まれ変わります。

つまり、使用済みの段ボールはゴミではなくて、貴重な資源。分別が面倒くさいからといって“燃えるゴミ”に紛れ込ませて捨てるのではなく、きちんと正しい方法で処分することが大切です。

段ボールは“資源ゴミ”

段ボールは、“資源ゴミ”として回収される場合がほとんどです。週に1回または月に数回、ゴミステーションでの回収となるので、自治体の情報をチェックしてみましょう。

折りたたんだ状態で出す

段ボールは箱の形のままではなく、回収しやすいように平たく折りたたみ、紐で十字に縛ってから出しましょう。

段ボールを処分する時の注意点

段ボールを処分する時の注意点

Coprid/Shutterstock.com

異物を混ぜない

粘着テープ、留め金、金属、プラスチック、食品などの付着物は、紙の原料にはなりません。リサイクル工程でトラブルの原因となるので、異物はあらかじめ取り除いておきましょう。

汚れているものはリサイクル対象外

油などで汚れている段ボールはリサイクル対象外となるので、多くの場合“資源ゴミ”ではなく“燃えるゴミ”として回収されます。“燃えるゴミ”として出す際は、細かく切ってゴミ袋に入れてから出しましょう。

段ボールには、こんな活用法も!

段ボールには、こんな活用法も!

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とかく家に溜まりやすい段ボールですが、捨てるだけではなくいろいろな活用法もあります。軽量なわりに丈夫、さらに汚れても気にならない段ボールは、とくにアウトドアでは大活躍しますよ!

食材置き場

もともと食品の輸送にも使われている段ボールは、食材置き場にもぴったり。食材を衝撃から守ってくれるほか、積み重ねることもできるので空間を有効活用できます。

BBQの焚き付け

段ボールはBBQの焚き付けにも使えます。着火させやすく、火持ちも良好。プラスチック系と違ってCO2も排出しないすぐれものです。ただし、灰が飛びやすいので注意が必要です。

マット

耐衝撃性にすぐれクッション性のある段ボールは、マットにも最適。保温効果もあるため、床や地面からの冷気もカットしてくれます。アウトドアはもちろん、災害時にもおすすめです。

燻製器

段ボールと、段ボールより少し大きめの網があれば、燻製器を手作りできます。作り方はカンタン、段ボール箱にカッターナイフで切れ目を入れ、網を差し込むだけ。あとは、食材を網に乗せて、下から燻せば、おいしい燻製の出来上がりです。

捨てれば「ゴミ」、リサイクルすれば「資源」として見事に生まれ変わる段ボール。限りある資源を守るためにも、正しい処分方法を守ってリサイクルを心がけましょう。