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むわっとくる車の空気、大繁殖したカビが原因かも?
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むわっとくる車の空気、大繁殖したカビが原因かも?

車のドアを開けるたびにむわっと押し寄せる、不快な空気・・・。それって、もしかすると車内に大繁殖している「カビ」が原因かも? 放っておいたら健康にも被害を与える、車のカビに要注意!

  • 渡辺

車は、カビにとって快適な環境!

車は、カビにとって快適な環境!

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家の窓のサッシやバスルームは“カビの生えやすい場所”として周知されていますが、じつは、車の中も同じくらいカビにとっては快適な場所であることを、知っていますか?

そもそも、窓のサッシやバスルームになぜカビが生えやすいかというと、それは「結露しやすい場所」であるから、ということがあげられます。結露ができると、“外気より暖かく、空気の流れが悪く、水分たっぷり”という、まさにカビにとっては天国といえる環境を作り出してしまうのです。

そして、これとまさに同じ環境が、車の中にも存在します。それはずばり、車のエアコン内部。暖かな車内の空気と外気をつなぐエアコン内部には、結露が発生します。厄介なのは、この結露は外からは見えないため、窓のサッシのようにこまめに拭き取ることができないということ。知らずに放置してしまい、カビがどんどん繁殖してしまうのです。

さらに、繁殖したカビはエアコンの風に乗って、車内に容赦なくまき散らされます。車を運転するたびに、エアコンの吹き出し口からダイレクトにカビの胞子を吸い込んでいるかもしれないなんて、考えただけでもゾッとしますよね。しかも、カビはアレルギーや病気を引き起こす原因にもなります。健康のためにも、車のカビ対策は必要不可欠です!

車のエアコンのカビ対策

車のエアコンのカビ対策

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むわっとくる車内の空気は、カビ繁殖のサインともいえます。気になったらすぐに、カビ対策に乗り出しましょう。

エアコン内部を乾燥させる

エアコンから出る空気のニオイがちょっと気になる・・・といった程度であれば、エアコン内部を乾燥させるだけでも改善がみられます。車で目的地に到着する2~3分前にエアコンをOFFにして、送風機能に切り替えましょう。外気を取り込むことで、エアコン内部の結露を乾かすことができ、カビを防止できます。

毎回するのは面倒くさい・・・という場合は、2~3回に1度でもOK。気づいた時にやるだけでも、効果はあります。「エアコンを使ったあとは最後に数分間、送風機能に切り替える」というクセをつけるだけで、カビの繁殖を抑制することができますよ。

エアコンフィルターの洗浄・交換

むわっとくる不快な空気がなかなか除去できない・・・という場合は、エアコンフィルターの洗浄が効果的です。エアコンフィルターは助手席のダッシュボードの奥に設置されていることが多く、自分で取り出して洗浄、または交換をすることもできます。ただし、慣れないうちは時間がかかり、うっかり部品を壊してしまうと修理代が高くついてしまうことも。自信がない場合は、ムリせずプロに依頼をしましょう。

車のシートのカビ対策

車のシートのカビ対策

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エアコン内部で繁殖したカビは、エアコンの風に乗って車内へと広がります。とくに、人の汗や食べかすなどが付着している車のシートは、カビが発生しやすい場所。シートの内部にまで広がってしまわないよう、早めの対処を心がけましょう。

ハンディ掃除機、タオルを常備

食べ物や飲み物をこぼしてしまった時には、その場ですぐに掃除をすることが肝心です。放置してシートの奥にまで染み込んでしまうと、内部からカビが発生する原因となります。シガーソケットから電源が取れるハンディ掃除機は、汚れた部分だけにサッと使えてとても便利。また、飲み物や雨などでシートが濡れてしまった時のために、タオルも常備しておきましょう。

こまめに拭き掃除

長時間座りっぱなしになることの多い車のシートは、想像以上に汚れています。こまめに拭き掃除をして清潔さを保つことで、カビを抑制できます。お湯に浸したタオルを固く絞り、全体をていねいに拭き取りましょう。最後に、車の窓を開けてしっかりと乾かすことをお忘れなく!

ちょっとした工夫で、カビ予防を!

ちょっとした工夫で、カビ予防を!

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日当たりのいい場所に駐車する

日の当たらない駐車場や、風通しの悪いガレージなどに駐車していると、車内にカビが発生しやすくなります。なるべく日当たりのいい場所に駐車することを心がけるだけでも、カビ抑制の効果があります。

こまめに換気をする

ドライブ中は定期的に窓を開けて換気をし、空気を入れ替えることでカビの胞子を外に逃がすことができます。窓は、対角の二ヵ所を開けるのが効果的です。全開にする必要はなく、こぶしひとつ分(10cm弱)だけ開ければOK。空気の流れができて、すばやく換気ができますよ。

車のカビは、早めの対策が肝心です。自分の健康はもちろん、他人を乗せた時に不快な思いをさせないためにも、日頃からこまめな手入れを心がけましょう。