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どう捨てる? 意外と知らないスチール製ゴミの処分方法
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どう捨てる? 意外と知らないスチール製ゴミの処分方法

すっかり浸透したゴミの分別。でも、スチール製のゴミをどう捨てるか知っていますか? この機会にしっかりと学んでおきましょう。

  • 創文舎 hiderio888

同じスチール缶でも、処分方法が違う!?

同じスチール缶でも、処分方法が違う!?

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さまざまな材質の容器に入れられて発売されている食品や飲料水。そんな中、プラスチックやアルミと並んで、数多く使用されているのがスチールです。

このスチール、容器として使われる場合、ゴミとして扱いが異なることがあるのを知っていますか?

自治体によって分別のルールは異なりますが、多くの場合、飲料水のスチール缶は「資源ゴミ」、食料品のスチール缶は「不燃ゴミ」として扱われています。

同じスチール製なのに扱いが違うのは、リサイクル資源として活用する際、差が出てしまうことに理由があります。飲料水のスチール缶は水ですすぐだけで異物を取り除くことができ、規格も複雑ではないため、リサイクル資源として活用することが可能です。

一方、食料品のスチール缶はしっかり洗浄しないと、中身や油汚れなどが残りやすく、リサイクル資源としてあまり適していません。また、ラベルが貼られていることも多く、飲料水のスチール缶と比べ、リサイクルするのに手間がかかってしまいます。

それが、同じスチール缶でも別々に回収される理由です。ちなみに食料品のスチール缶も、飲料水のスチール缶とは別の方法でリサイクルに回されています。

スチール缶とアルミ缶は違うゴミ!?

スチール缶とアルミ缶は違うゴミ!?

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スチール缶とアルミ缶。見た目にほとんど差がないため、同じ金属製の缶として処分している人もいるかもしれませんが、じつは、両者はまったく違うゴミです。

まず、リサイクル方法が異なります。スチール缶は、プレスされた後、電気炉を持つ製鉄メーカーによって、鉄製品の原材料としてリサイクルされます。一方、アルミ缶は、プレスされた後、二次合金メーカーによって、アルミ合金製品の原材料として再利用されることになります。

リサイクルを確実かつスムーズに行うためには、徹底的に分別することが不可欠。そのため、同じ缶でも、スチール缶とアルミ缶は違うゴミとして分別する必要があるのです。

見た目にはわからなくとも、缶に明記されているリサイクルマークによってカンタンに判別することができるので、省資源、省エネルギーのためにもしっかり分別するようにしましょう。

缶はつぶして捨ててはダメ!

缶はつぶして捨ててはダメ!

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空き缶を捨てる時、つぶして捨てている人も多いと思いますが、じつは、空き缶は形を維持したまま捨てなければなりません。

なぜかというと、つぶれてしまうと、スチール缶とアルミ缶を分別しにくくなるからです。資源ゴミとして回収されたこれらの缶は、再度分別にかけられることになります。その際、スチール缶は磁石にくっつき、アルミ缶はくっつかないという性質を利用して分別されますが、缶がつぶれていると、缶同士がからみ合ってしまい、うまく選別できなくなってしまうのです。

そのため、多くの自治体では飲料品の缶はつぶさずに資源ゴミとして出すよう告知しています。スムーズなリサイクルを実現するためにも、缶はそのままつぶさないで捨てるようにしましょう。

スチールラックの捨て方は?

スチールラックの捨て方は?

Gepardu/Shutterstock.com

スチールを用いた製品は、食品や飲料水に使われる容器だけではありません。スチールラックのような大型の家具などもあります。それらは、資源ゴミではなく、粗大ゴミとして扱われるケースが一般的です。

粗大ゴミとして扱われるゴミの大きさも、自治体によって規定が異なるうえ、サイズによって処分費用も変わってくるため、処分する際は事前に確認するようにしましょう。

スチール製のゴミは製品によって捨て方が異なります。また、同じ金属でもアルミ製品とは分別しなければなりません。効率的なリサイクルのためにも、自分ができることは確実に実行できるようにしたいものですね。