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心の隅に留めておこう! 不要な「マッチ」の正しい捨て方
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心の隅に留めておこう! 不要な「マッチ」の正しい捨て方

使い終わった「マッチ」の捨て方を、あなたは知っていますか? そのままゴミ箱に放り込むと、人命に関わる重大な事故の原因となる可能性も。適切な捨て方を知って、安全に処分しましょう。

  • 創文舎 arisa_125

マッチの正しい捨て方は、「水に浸してから燃えるゴミに出す」が一般的

マッチの正しい捨て方は、「水に浸してから燃えるゴミに出す」が一般的

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ゴミの分別方法は自治体によって異なりますが、「マッチ」は燃えるゴミとして回収されることが多いようです。ただし、何も手を加えないままゴミ袋に放り込んではいけません。万が一の発火事故を防ぐため、必ず水に浸してから捨てましょう。使っていない新品のマッチはもちろん、既に火をつけた後の燃えがらも同様の方法で処理します。

水に浸ける時間の目安は、ひと晩程度。時間が経つにつれて頭薬(とうやく。マッチの先端部分に塗られた燃焼剤のこと)が水中に溶けだすので、皿を使うのはあまりおすすめしません。汚れてもいいバケツなどの容器か、ビニール袋を使うとよいでしょう。しっかりと水を含ませた後は、余分な水気を切り、他の燃えるゴミと同様に処分してください。

マッチを正しく捨てないと、火災につながることも

マッチを正しく捨てないと、火災につながることも

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近年では、分別の不徹底によるゴミ収集車の火災が問題視されています。車両火災のおもな原因は、中身を使い切らないまま不適切な方法で捨てられたスプレー缶やライター等であると見られていますが、マッチの危険性もけっして無視することはできません。

現在、国内で製造されているマッチのほとんどは、マッチ箱の側面にこすりつけた時のみ発火する「安全マッチ」と呼ばれる製品です。しかし、安全マッチであっても、確実に消化できていない状態で他のゴミと混ざれば、当然火災の原因となり得ます。
また、マッチ箱以外のものでこすっても発火するマッチも流通しているため、油断は禁物。人命に関わる重大な事故を防ぐため、必ず正しい方法で処分しましょう。

使用前のマッチは、ゴミとして受け付けない自治体もある

使用前のマッチは、ゴミとして受け付けない自治体もある

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全国の自治体の中には、未使用のマッチをゴミに出すのを禁止している市区町村も。たとえば、東京都の目黒区では、未使用マッチの処分方法について「区では収集できないため、購入した販売店などに引き取りを依頼する」としています。引き取りが不可能である場合は、火災に十分注意したうえで、空き缶などの中で少量ずつ燃やしてから処分するとよいでしょう。この場合も、燃えがらを水に浸けるのを忘れずに。

また、「未使用のマッチでも、水に浸ければ燃えるゴミに出せる」としている自治体であっても、マッチの量が多い場合は事前の問い合わせを求めていることも。マッチを捨てたい時は、前もって住んでいる自治体のホームページなどを確認しておきましょう。

マッチに関するQ&A

マッチに関するQ&A

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●マッチが自然発火する可能性はある?
一般社団法人日本燐寸工業会によれば、マッチが自然発火する温度は207℃であるとのこと。一般的な方法で保管している限り、自然発火する心配はないといえます。

●適切な保管方法は?
マッチは、必ずマッチ箱の中に入れ、湿気のない涼しい場所で保管しましょう。箱から出した状態のマッチとマッチ箱入りのマッチをまとめて段ボール箱などに入れておくと、ふとした拍子に箱とマッチがこすれて発火する可能性があり、たいへん危険です。箱のないマッチは、ラップでくるむかビニール袋に入れて保管するとよいでしょう。

●湿気てしまった時は
風通しのよい場所でよく乾燥させましょう。頭薬が溶けていなければ、乾かすことで再び使えるようになります。

ライターの普及に伴い、徐々に使用の機会が減っているマッチですが、仏具や防災グッズとして備えている人も多いはず。たまにしか使わないものであるからこそ、正しい捨て方を頭の片隅に留めておきたいものです。