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「フローリングが傷んできた・・・」リフォームの前にできること
出典 : rdonar/Shutterstock.com

「フローリングが傷んできた・・・」リフォームの前にできること

フローリングの寿命は、一般的に10~20年くらいといわれています。「まだまだ大丈夫!」と思って放っておくと、徐々にひび割れを起こして大掛かりなリフォームが必要になることも・・・。そうなる前に、適切なケアの方法を身につけておきましょう。

  • 渡辺

フローリングの傷み具合をチェックしよう

フローリングの傷み具合をチェックしよう

VDB Photos/Shutterstock.com

子育てがひと段落してふと家の中を見渡せば、目につくのは色あせて傷だらけのフローリング。ミニカーを走らせた跡や椅子を引きずった傷など、子育てをしているとフローリングの傷みが早まることは避けられません。

でも、家のリフォームはまだ先の話だし、それまではなんとか長持ちさせたい・・・。それなら、まずは現状のフローリングの傷み具合をチェックしてみましょう。傷みの対処法を知って適切にケアできれば、フローリングの寿命をグッと延ばすことができますよ!

傷・凹み

物を落としたり引きずったりするとついてしまう、フローリングの傷や凹み。そのままにしておくと傷から水分が入り込んでしまい、腐食の原因となってしまいます。小さな傷や凹みであれば、ホームセンターなどで手に入る補修キットを使って手軽にケアすることが可能。必ず、フローリングの色にあったものを選びましょう。

剥がれ・ささくれ

長年使用していると、フローリングの表面加工や化粧板が剥がれて、ささくれ立ってくることがあります。そのままにしておくとフローリングの寿命を縮めるばかりか、素足で歩いた時にケガの原因にもなってしまいます。専用のやすり・接着剤・仕上げ材などを使って早めのケアを心がけましょう。

色あせ

とくに、南向きで日当たりのよい部屋のフローリングは、太陽光で日焼けをして色あせが生じやすくなります。そのままにしておくと、ひび割れの原因になることも。色つきのワックスを塗ると、鮮やかな色と耐久性を取り戻すことができます。

水分吸収による劣化

フローリングは木材なので水分には弱く、雑巾がけをしただけでも少しずつ水分が吸収されて、劣化の原因となります。とくに、キッチン周りやトイレ、洗面所などは要注意。変色や腐食、剥がれへとつながってしまいます。こぼれた水などはすぐに拭き取る、濡れやすい場所にはマットを敷くなどの対策をとりましょう。

浮きや剥がれが軽微な場合は市販の補修キットでケアすることも可能ですが、変色や腐食が進んでいる場合は、業者に相談してみることをおすすめします。

フローリングの汚れの落とし方

フローリングの汚れの落とし方

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フローリングの表面についた汚れが気になる・・・という場合は、汚れの原因に合わせた掃除アイテムを使い、効果的なケアをすることが肝心です。長年蓄積された汚れも、コツさえ覚えれば見違えるほどキレイに蘇りますよ。

皮脂汚れ

皮脂汚れは、水拭きである程度落とすことができますが、黒ずみが気になる場合は「台所用中性洗剤」を使うのが効果的です。水またはお湯2リットルに対し、小さじ1~2杯入れたもので雑巾をゆすぎ、固く絞ってから雑巾がけをしましょう。小さな子どもやペットがいる家庭は、そのあとに水拭きで仕上げをすると安心です。

油汚れ

油汚れも、「台所用中性洗剤」で落とすことができます。皮脂汚れと同様に、雑巾に含ませてから雑巾がけをしましょう。とくに汚れが気になる部分は、やわらかいスポンジに洗剤を含ませてポンポンと浮かせて落とすようにし、仕上げに水拭きをします。

カビ汚れ

軽度のカビ汚れなら、「台所用中性洗剤」を含ませた雑巾で落とすことができます。少し頑固なカビ汚れの場合は、「無水エタノール」または「逆性石けん」が効果的です。フローリングによっては、無水エタノールだと色落ちしてしまうことがあるため、まずは目立たない箇所で試し拭きをしてみましょう。

「無水エタノール」で汚れを落とす方法

まずは、雑巾やいらない布でカビの表面をていねいに拭き取ります。掃除機は、カビの胞子を周囲にまき散らしてしまうのでNG。その後、無水エタノールを80%に希釈したものをカビにスプレーし、雑巾でしっかりと拭き取ります。フローリングの隙間に生えているカビは、つまようじや歯ブラシでこすり取りましょう。

「逆性石けん」で汚れを落とす方法

逆性石けんは、普通の石けんとは違ってさまざまなものを殺菌・消毒することに特化した液体状の石けんです。薬局やインターネットでも購入することができます。

まずは、雑巾やいらない布でカビの表面をていねいに拭き取ります。その後、水で薄めた逆性石けんをスプレーして、拭き取ります。カビがひどい場合には、スプレーしてから数分間置いて、拭き取りを行うと効果的です。


上記の方法を試してもカビが落ちない場合は、カビがフローリングの奥深くにまで侵食している可能性があります。その場合は、早めに業者に相談してみることをおすすめします。

毎日のフローリングの手入れ方法

毎日のフローリングの手入れ方法

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フローリングはこまめに手入れをすることで、寿命を格段に伸ばすことができます。面倒なようですが、基本となるのは毎日のフロアワイパーだけ。あとは、定期的に掃除機や雑巾がけ、ワックスがけを組み合わせればOKです。

【毎日】フロアワイパー

こまめにフロアワイパーをかけて、落ちているゴミやホコリを取り除きましょう。いつでも気がついた時に使えるよう、家のあちこちに数本準備しておくことをおすすめします。

【週に1回】掃除機

週に1回は掃除機をかけて、フロアワイパーでは取りきれなかったゴミや、フローリングの隙間に入り込んだホコリを吸い取りましょう。

【週に1回】雑巾がけ

水で濡らし、固く絞った雑巾を使いましょう。フローリングを拭く際は、ダメージを与えないようにやさしく拭くのがポイントです。水分が残るようなら、仕上げに乾拭きをして水分をしっかり除去しましょう。

【半年に1回】ワックスがけ

ワックスを塗布すると、見た目もよくなり、傷や日光からフローリングを守ることもできます。フローリングをよく乾燥させるためにも、晴れた日に行うようにしましょう。

フローリングを長持ちさせるためにできること

フローリングを長持ちさせるためにできること

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フローリングの経年劣化は避けることができませんが、いくつかの点に気をつけておくだけで、劣化のスピードを抑えることができます。長くキレイに使い続けるためにも、ぜひ心がけておきましょう。

乾燥させ過ぎない

部屋が乾燥し過ぎているとフローリングも乾燥して、ひび割れや軋みの原因となります。

直射日光を遮断する

強い紫外線はフローリングを傷める原因に。カーテンやブラインドを利用して、直接あたらないようにしましょう。

あまり重いものを置かない

ピアノや本棚など重量のあるものは、凹みやたわみの原因に。置く際には大きめの板をあいだに挟むなどして、重さが一点に集中しないようにしましょう。

こすらない

テーブルや椅子の脚にはキャップをする、傷がつきやすい場所にはマットを敷くなどの対策をとるようにしましょう。

汚れて傷んでいるように見えるフローリングも、適切なケアを施せば、ある程度の状態にまで蘇らせることができます。リフォームでお金をかける前に、まずは気になるところから少しずつ手入れを始めてみませんか?