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面倒な洗い物なし! ビニール袋を使った時短調理に注目
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面倒な洗い物なし! ビニール袋を使った時短調理に注目

毎日の食事作りは、手間と時間のかかる重労働。できるなら、なるべく手早くカンタンに済ませたいですよね。そこでおすすめなのが、ビニール袋を使った調理方法! 洗い物や調理の手間を驚くほど減らしてくれる、今話題の時短ワザです。

  • 渡辺

ビニール袋は万能な調理道具!

ビニール袋は万能な調理道具!

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どこの家庭にもあるビニール袋。そのビニール袋が今、家事や仕事に追われて忙しい主婦たちのあいだで大注目のアイテムとなっていることを知っていますか?

スーパーで買った食材を持ち帰る際に使われることの多いビニール袋ですが、じつは、それ以外にも見逃すにはあまりにもったいない使い道があるのです。それはずばり、“調理道具”として使うこと。工夫しだいで、たった1枚で何役にもなるスグレモノなんですよ!

調理で使うビニール袋の選び方

調理で熱を加えるため、ビニール袋は耐熱性のある「高密度ポリエチレン」素材のものを選びましょう。また、透明タイプではなく「半透明タイプ」がおすすめ。透明タイプは湯せんするとピタッとくっついて、中身が取り出しにくくなってしまいます。

調理に使うビニール袋は、衛生面からもできるだけ使いまわしではなく新品のものを使用しましょう。100枚以上入ったものが100円ショップでも購入できます。厚さが0.01mmのものを選びましょう。また、調理前には穴が開いていないか確認することもお忘れなく。

ビニール袋でできる調理ワザ

ビニール袋でできる調理ワザ

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ビニール袋の最大のメリットは、食材の下ごしらえから調理・保存までをたった1枚でこなせるというところ。汚れたボウルや鍋をゴシゴシ洗う・・・といった面倒な作業がカットできるので、時短になるばかりか家事ストレスからも大いに解放されます。

さらに、ビニール袋に密閉して調理をするので、食材の栄養を逃がすことなく丸ごと食べられるのもうれしいところ。家族の健康を考えるうえでも、ビニール袋調理はとても便利で有効な手段なのです。ぜひ、さまざまな調理ワザをマスターして日々の食事作りに活かしてみてくださいね。

下味をつける

肉や魚などの食材と調味料をビニール袋に入れて揉み込み、空気を抜いて口を縛っておくだけで、しっかりと下味をつけることができます。前日から下味をつけて冷蔵庫に入れておくのもおすすめ。保存容器と違って、冷蔵庫の中でも場所を取りません。

混ぜる・こねる

食材を混ぜたりこねたりする作業も、ボウルではなくビニール袋におまかせ。手で揉み込むようにすれば短時間で均一に混ぜ合わせることができ、そのまま冷蔵庫にしまって寝かせておくこともできます。

湯せんして加熱する

鍋で湯せんをする場合は、鍋底にビニール袋が直接あたらないよう、底にひとまわり小さい耐熱の平皿を敷くのがおすすめです。炊飯器の保温機能を使う場合は、ビニール袋と一緒に必ず沸かしたお湯を入れるようにしましょう。

ビニール袋の中の空気はなるべく抜き、できるだけ袋の上部をしっかりと結びます。また鍋からビニール袋がはみ出ていると熱で溶けてしまう可能性があるため、ビニール袋全体を鍋の中に入れるよう注意しましょう。

保存する

ビニール袋で混ぜ合わせた野菜の漬物や湯せんで調理を終えたものは、そのまま冷蔵庫で保存することができます。野外などでは、食器に移さずそのまま手に持って食べることも可能。洗い物も出ず、とても便利です。

ビニール袋を使ったおすすめレシピ

ビニール袋を使ったおすすめレシピ

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温野菜バター風味

材料(4人分)

●アスパラ(3等分する)・・・8本
●コーン缶・・・大さじ4
●塩こしょう・・・少々
●バター・・・20g

作り方

1 材料をすべてビニール袋に入れてよく混ぜ、空気を抜いて袋の上部をしっかり結ぶ。
2 湯を沸かした鍋に入れ、ポコポコ泡が出る状態を保ちながら10分ほど湯せんする。

デミグラスソースのハンバーグ

材料(4人分)

<A>
●合挽き肉・・・400g
●玉ねぎ(みじん切り) ・・・1/2個
●卵・・・1個
●パン粉・・・大さじ4
●塩こしょう・・・少々

<B>
●ケチャップ・・・大さじ4
●お好みソース・・・大さじ4

作り方

1 ビニール袋にAを入れてよく混ぜ、袋の空気を抜くようにしながら肉ダネを下方に寄せ、菜箸などでおさえて4等分する。
2 Bを1に加え、空気を抜いて袋の上部をしっかり縛る。
3 鍋に水を入れて沸騰したら底に耐熱の平皿を敷いて2を入れ、ポコポコ泡の出るくらいの火加減で30分湯せんする。(出来上がりの肉ダネをスプーンなどで押してみて、やわらかく生っぽければさらに5分湯せんする。)

チーズタッカルビ

材料(2~3人分)

<A>
●とりもも肉(一口大にカット) ・・・300g
●ピーマン(太めの千切り) ・・・2個
●玉ねぎ(繊維を断つ方向に薄切り)・・・1/4個
●ケチャップ・・・大さじ2
●焼き肉のたれ・・・大さじ2

●ピザ用チーズ・・・70g

作り方

1 Aをビニール袋に入れてよく混ぜ、空気を抜いて上部をしっかり縛る。
2 ピザ用チーズをビニール袋に入れ、空気を抜いて上部をしっかり縛る。
3 湯を沸かした鍋に1と2を入れ、ポコポコ泡が出る状態で15分湯せんする。
4 具を皿に盛り、上から溶けたチーズをかける。

ビニール袋調理は、災害時にも大活躍

ビニール袋調理は、災害時にも大活躍

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水道やガス、電気などのライフラインが断たれる災害時にも、ビニール袋調理は大活躍します。ビニール袋と鍋、あとはカセットコンロなど火を起こせる環境さえあれば、被災地においても温かく栄養のある食事をとることができるのです。湯せんに使う水も、お風呂の水や川の水でも大丈夫。災害時のほか、アウトドアでも役立ちますよ。

ビニール袋調理の災害時のメリット

1 衛生的

ビニール袋に1人分ずつ食材を入れて調理し、そのまま配れるのでとても衛生的です。

2 省エネ

大きな鍋で湯せんをすれば、複数人分を一度に作ることができます。また、湯せんに使った水は再度使いまわすことができ、洗い物などにも利用できます。

3 栄養を摂取しやすい

密閉して調理するので栄養素が逃げず、災害時の栄養欠乏を防ぐことに役立ちます。また、水分がビニール袋の中から蒸発しないため、調味料の節約にもなります。

知れば知るほど、実践せずにはいられないビニール袋調理。洗い物が減って、調理時間が短縮できて、栄養を逃さず、災害時にも役に立つ・・・まさにいいことずくめのビニール袋調理で、忙しい日々を賢く乗り切りましょう。