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不燃ゴミの正しい捨て方と、知っておきたい基礎知識
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不燃ゴミの正しい捨て方と、知っておきたい基礎知識

新しい生活がスタートすれば、家事も自分でこなさなくてはなりません。ゴミの分別も経験したことがなければ、どうすればいいかわからない人も多いはず。とくに、頭を悩ます不燃ゴミの捨て方と、知っておきたい基礎知識を紹介します。

  • 創文舎 hiderio888

不燃ゴミを捨てる時は、自治体のルールを確認すること

不燃ゴミを捨てる時は、自治体のルールを確認すること

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不燃ゴミを処分したい場合は、自分が暮らす自治体のルールに従うことが大切です。

なぜかというと、自治体によって、不燃ゴミの扱いが異なるからです。自分の判断で不燃ゴミとして出したものが、実際は不燃ゴミではなかったため回収してもらえないということも。そうならないよう、まずはそれが不燃ゴミに当たるかどうか確認しなければなりません。

自治体のホームページを見れば、何が不燃ゴミか細かく紹介されているので、処分したい場合は必ずチェックするように心がけましょう。

不燃ゴミと資源ゴミはどう違うのか

不燃ゴミと資源ゴミはどう違うのか

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日常生活で発生するゴミは、さまざまな種類に分類され、適切に処分されなければなりません。ところが、捨てるものによっては、不燃ゴミか資源ゴミか、悩んでしまうことがあります。どちらかわからないからと、家の中にゴミを溜め込んでしまわないためにも、不燃ゴミと資源ゴミの違いを知っておく必要があります。

まず、資源ゴミは一般的に再資源化が可能なゴミのことを指します。おもに、缶類やペットボトル、びん類などがこれに当たります。地球規模で省資源化が進む中、資源ゴミを正しく捨てることには大きな意味があります。

一方、不燃ゴミは再資源化が難しい不要廃棄物のことをいいます。自治体によって違いがありますが、ゴム製品、ガラスくず、金属くずなどが不燃ゴミに当たります。

つまり、不燃ゴミと資源ゴミは、再資源化の可否によって分別されていることになります。

不燃ゴミはどのように処分されるのか

不燃ゴミはどのように処分されるのか

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再資源化が不可能な不燃ゴミは、最終的にどのように処分されるのでしょうか?

まず、分別された不燃ゴミは人の手によって再分別されることになります。大まかに危険なゴミなどが取り除かれた後、銅線や携帯電話やゲーム機の基板のような再資源化が可能なもの、まだ使えるものなどに分けられ、その段階でリサイクルできるものはすべてリサイクルされます。

それ以外の不燃ゴミは、破砕機にかけられ細かく砕かれます。そして磁石を使って鉄類を取り除き、さらにふるいにかけて大きさを分別しながら、振動や磁石、風の力などを利用して、より細かく分類されます。

その後も、リサイクルできるもの、燃やして処分するものなど、最後の最後までとことん分別し、最終的に燃やせないものについては、最終処分場にて埋め立て処分されることになります。

不燃ゴミは、人の手や機械を使いながら、分別と破砕を繰り返し、できる限り少ない状態にしてから処分されているのです。

不燃ゴミが抱える問題点

不燃ゴミが抱える問題点

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不燃ゴミを処理するにあたっていくつかの問題点が指摘されています。

分別ベースでの問題となっているのが、危険物による爆発の可能性です。不燃ゴミと一緒にガスボンベや処理されていないスプレー缶などが廃棄されることで、ゴミを処理する時に爆発や火災を起こしてしまうことがあります。作業員の安全を確保できないばかりか、大きな事故につながると、ゴミの処理そのものができなくなる恐れがあるので、適切な分別が求められます。

一方、国をあげて長年ゴミの分別や減量の活動に力を入れてきた甲斐あって、最終処分場への埋め立て量は年々減少しているようですが、十数年後にはゴミの処分場が満杯になると試算されているのが現状です。近い将来、日本はさらに処分場をつくるのか、ゴミの量をもっと減らす努力をするのか、難しい決断を迫られるはず。狭い日本には、もう大量のゴミを捨てる場所などありません。一人ひとりがゴミ問題を真剣に考える時期が来ているようですね。

普段何気なく捨てているゴミも、じつは、さまざまな工程を経て処分されています。できるだけゴミを減らすにはどうすればいいのか、次世代のために、一度、本気で考えてみませんか?