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電球は回収しない!? 使えなくなった電球の正しい処分方法
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電球は回収しない!? 使えなくなった電球の正しい処分方法

切れて使えなくなった電球は、どのように処分したらいいのでしょうか。蛍光灯は回収してくれるので、きっと電球も同じ! そう思っているあなた、正しい処分方法を知って、適切に処理しましょう。

  • 創文舎 hiderio888

ゴミとして扱われる電球は非回収

ゴミとして扱われる電球は非回収

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電球を処分する場合、蛍光灯と同じく回収されると思っている人も多いのではないでしょうか? しかし、電球は蛍光灯と違い、可燃ゴミや不燃ゴミ、ガラスゴミなど、基本的にゴミとして扱われています。自治体によってルールが異なるため、捨てる時には注意が必要です。事前に自治体のホームページなどで確認しておいたほうがいいでしょう。

ちなみに、電球はガラス部分が割れてしまうと、ゴミの回収作業員がケガをしてしまう恐れがあるため、ゴミ袋に入れる前に、厚紙などでしっかりと包んでおかなければなりません。

水銀を含む蛍光灯は回収対象

水銀を含む蛍光灯は回収対象

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ゴミとして処分される電球に対し、蛍光灯だけ回収の対象になることに疑問を抱く人も多いはず。

蛍光灯が回収される理由は、蛍光灯に水銀が含まれているからです。蛍光灯以外にもボタン電池や水銀体温計なども水銀を含んでいるため、蛍光灯と同様に回収されています。

現在、世界規模で水銀の人的排出が問題となっており、年間で5000トンを超える量の水銀が自然界に排出されているといわれています。水銀は分解されないため、排出されると堆積し、私たち人間への影響はもちろん、食物連鎖によって多くの野生動物に被害をもたらしてしまいます。

そうした状況を受け、全世界で水銀の排出量を減らすために「水銀に関する水俣条約」が約50カ国で締結され、2017年8月に発効されています。

水銀による健康被害といえば、水俣病を連想する人も多いと思いますが、あのようなことが二度と起きないよう、条約には「水俣」という名前が付けられています。

この条約により、水銀が含まれた製品への新たな対応が必要になり、各自治体で拠点回収が行われるようになったというわけです。水銀被害を抑止するためにも、電球と蛍光灯の違いをしっかりと理解し、適切に処理することが大切になってきます。

電球を回収する家電量販店も

電球を回収する家電量販店も

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蛍光灯のように水銀を含んだ製品のほかにも、一部の家電製品が拠点回収されています。その拠点には家電量販店も含まれていますが、その中には電球もあわせて回収してくれるところがあります。

電球を1個購入するごとに、使用できなくなった電球を回収するサービスを提供しているところが多いので、新たに電球を購入する場合は、積極的に利用しましょう。

なお、家電量販店によってサービスの取り扱いが異なるため、事前に確認しておくようにしましょう。

電球型蛍光灯は電球か、蛍光灯か

電球型蛍光灯は電球か、蛍光灯か

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電球の形をしながら中身は蛍光灯という「電球型蛍光灯」が販売されていますが、これは電球なのか、はたまた蛍光灯なのか、どちらかわかりますか?

電球型蛍光灯のように判断がつかない時は、品番を見ればどちらかはっきりします。品番の最初のアルファベット2文字が「EF」で始まっている場合は、その商品が水銀を利用した蛍光ランプであるということになります。

また、電球型以外にもコンパクト型蛍光灯という照明ランプが販売されていますが、最初のアルファベットが「F」から始まるものは水銀が利用されているため、蛍光灯と同じく回収対象となります。

ただし、品番が「LD」から始まる電球型LEDランプは、電球蛍光灯と同じ形をしていても水銀は含まれていないため、電球として処分することになります。処分に困った時は、品番のアルファベットで確認すれば確実です。

使えなくなった電球はゴミとして処分しなければなりません。照明器具は、処分方法を間違えると自然環境にも影響を与えることから、見た目に惑わされず、蛍光灯かそうでないか、しっかり確かめてから、適切な方法で処分するようにしましょう。