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タイルの目地に発生するカビを正しく退治する方法
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タイルの目地に発生するカビを正しく退治する方法

掃除をしてもすぐに発生してしまうお風呂場のカビ。とくに、タイルの目地に発生すると、嫌な気分になりますよね。まして、小さな子どもがいると健康への影響が心配です。カビ退治の方法と予防法を知って、しつこいカビとサヨナラしてしまいましょう。

  • 創文舎 hiderio888

タイル目地の黒ずみはカビだ!

タイル目地の黒ずみはカビだ!

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お風呂場などのタイル目地が黒ずんでいたら、その正体は「カビ」。カビによる黒ずみ汚れは、落としにくい汚れの代表格でもあり、とても厄介です。

なぜ落としにくいかというと、タイルの目地に発生したカビは、目地の奥深くまで根を張っているため、表面をこすっただけでは退治することができないため。

また、タイルが平滑でつるつるしていることも、カビ汚れを落としにくい原因の一つになっています。というのも、タイルの目地に洗剤などを吹き付けても、タイルと目地を伝って下へ流れ落ちてしまい、洗剤が汚れの部分に定着しません。そのため、洗剤による効果が得にくくなってしまいます。

とはいえ、不快な黒ずみ汚れをそのままにしておくわけにもいきません。では、どのように対処すればいいのでしょうか?

カビはこすらずに死滅させるのが基本

カビはこすらずに死滅させるのが基本

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カビをしっかり退治するためには、こすらずに死滅させるのが基本です。

タイルの目地に黒ずんだカビを見つけた時、汚れを落とそうと、洗剤をつけてブラシでこすってしまう人が多いと思います。

しかし、目地に生えたカビ汚れをゴシゴシこすって落とすことは、じつは、逆効果。なぜなら、ブラシで強くこすることでタイルの目地に傷が付き、そこにミクロン単位の小さなカビの胞子が入り込んで、さらに増殖してしまう恐れがあるからです。

また、ブラシでこすると胞子が飛び散り、別の場所に付着して繁殖してしまいます。新たなカビ汚れを見つけた時には、小さな胞子に過ぎなかったカビが、コロニーと呼ばれる大きなカビの塊に。しかも、このコロニーに25度前後の水滴が当たると、コロニーから胞子が爆発的に放出されることもわかっています。

こうしたことから、黒ずんだカビ汚れは、けっしてこすってはいけません。こすらずに、死滅させることが基本であり重要なのです。

カビを退治する方法

カビを退治する方法

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そこで、カビ退治の具体的な方法について紹介します。カビを確実に死滅させる代表的な方法は2つあるので、取り組みやすい方法を試してみてください。

塩素系漂白剤で退治する

カビを退治するのに効果的な方法は、塩素系漂白剤、いわゆるカビ取り剤を使用することです。

塩素系漂白剤の主成分は、次亜塩素酸ナトリウム。この成分がカビの細胞を酸化させ、破壊します。

一般的な塩素系漂白剤のほか、垂れにくいジェル状タイプの漂白剤なども販売されているので、好みのものを選んで実践してみましょう。

50℃のお湯で退治する

2つめは、50℃のお湯をカビに90秒間かける方法です。

カビは熱に弱く、50度以上の熱に触れるとたんぱく質が変性を起こし、死滅してしまいます。タイルの目地にいるカビのほとんどが目地から深さ1mm以内に生息しているといわれ、90秒間お湯をかけ続けることで、1mmの深さまで50℃の熱を浸透させることができるのです。

ただし、50℃というとかなりの高温なのでやけどには注意が必要です。また、給湯器の種類によっては50℃のお湯を出せない場合もあるので確認してから実践しましょう。

目地に補修材を塗る

カビを死滅させたとしても、黒い汚れは残ったままで、元のように白くすることはできません。そのままでは見た目が悪いので、目地の補修材を使って黒ずみを目立たないようにするといいでしょう。

ホームセンターなどで販売されている目地補修材は、目地を白く漂白できるようになっています。カビによる黒ずみに使用すれば、白いタイル目地を取り戻すことができます。

カビを予防する方法

カビを予防する方法

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カビを予防するためには、先述したお湯をかける方法がおすすめです。

カビは直接お湯がかかると死滅しますが、また、どこからか胞子が飛んで来て、繁殖するとも限りません。そのため、定期的なカビ予防が大切になってきます。

カビが大きく成長するまでの期間は1週間から10日といわれています。それを踏まえ、1週間に1回程度、50℃のお湯を浴槽やタイルなどに5秒間かけると、カビの発生や成長を抑制することができます。

ただし、天井にお湯をかける際は、お湯が跳ね返ってやけどをしてしまう恐れがあるので、注意して行うようにしましょう。

カビが発生すると見た目が悪いうえ、放置しておくと健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。死滅させることが基本的な退治方法であると理解し、快適にお風呂に入れるよう普段からの予防も欠かさないようにしましょう。