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カビや食中毒の季節も安心して過ごせる「梅雨じたく」っていったい何?
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カビや食中毒の季節も安心して過ごせる「梅雨じたく」っていったい何?

間もなくやってくる、梅雨のシーズン。カビや食中毒のリスクから身を守るには、今の時季にしっかりと対策をとっておくことが大事です。ジメジメの梅雨を安全・快適にのりきるための「梅雨じたく」に取り組みましょう。

  • 渡辺

【梅雨じたく1】カビを繁殖させない環境づくり

【梅雨じたく1】カビを繁殖させない環境づくり

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「梅雨にカビが生えるのは仕方がない」と、諦めてはいませんか? ちょっとした対策をとっておくだけで、カビの発生は大幅に抑えることができるんですよ! ポイントは、梅雨前の今の時季から始めておくこと。カビの胞子を根付かせない工夫をしっかりと施しておきましょう。

ホコリの出やすい場所を掃除しよう

ホコリはカビの栄養源となるため、要注意。掃除が行き届きにくい場所はホコリが出やすく、カビが生えがちです。梅雨前にしっかりとチェックし、掃除をしておきましょう。

●部屋の隅
●家具の裏側
●窓の枠・サッシ
●カーテンがかかっている壁
●日当たり・風通しのよくない部屋 など

換気はタイミングが大事

「換気をすれば部屋の湿度が下がる」というのは、かならずしも正解ではありません。たとえば、くもりや雨天時など外の湿度が70%以上の時に換気をすると、反対に部屋の湿度は上昇してしまいます。

天気のいい日の昼から午後にかけての時間帯など、換気は外の湿度が低くなるタイミングで行いましょう。湿度が高い日は窓を開けて換気をするのではなく、除湿器などを使うのがベターです。

家具と壁の隙間に空気の流れを作ろう

家具を壁にくっつけて置くと、掃除がしづらくホコリが出るばかりか、湿気もたまりがちに。家具は壁から3~5cm程度離して、空気の通り道を作りましょう。

入浴後、風呂のドアは閉めたまま換気扇をまわそう

入浴後すぐに風呂のドアを開けた状態にすると、蒸気が部屋に漏れ出して湿度を上昇させてしまいます。入浴後はドアを閉めたまま換気扇をまわし、しばらくして浴室内の蒸気が減ったらドアを開けて、濡れた浴室の床や壁を乾かすようにしましょう。

【梅雨じたく2】食中毒から家族を守る予防策

【梅雨じたく2】食中毒から家族を守る予防策

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梅雨は、「細菌性の食中毒」のリスクが高まるシーズンです。高温多湿の状況下では、肉や魚などに付着した細菌がわずかな時間で爆発的に増殖するため要注意! 梅雨前の今の時季から、「つけない」「増やさない」「やっつける」の3原則を徹底して身につけておくことが大切です。

食中毒の原因菌を「つけない」ために

手にはさまざまな細菌が付着しています。食中毒の原因菌を食べ物にうつしてしまわないよう、次のような時には必ず石けんで手を洗いましょう。

●調理を始める前
●生の肉や魚、卵などを扱う前後
●調理の途中でトイレに行ったり、鼻をかんだ後
●おむつ交換をしたり、動物に触れた後
●食卓につく前
●残った食品を扱う前

また、まな板や菜箸を使用する際には、「肉や魚」と「サラダで食べる生野菜」などを同時に扱うことのないよう注意しましょう。使用後はきれいに洗い、殺菌まですると安心です。

低温保存をして「増やさない」

細菌の多くは10℃以下で繁殖スピードが落ち、-15℃以下で繁殖がストップします。つまり、肉や魚などの生鮮食品や総菜などは購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れ、早めに食べきることが鉄則。冷凍保存もうまく利用しましょう。

加熱処理をして「やっつける」

ほとんどの細菌は加熱によって死滅するため、食材はなるべく加熱してから食べるようにしましょう。まな板やふきん、包丁などの調理器具も、洗剤で洗った後に熱湯をかけて殺菌をすると安心です。

カビや食中毒による健康被害は、重症化すると命にもかかわる危険なものです。事前の「梅雨じたく」で、家族が安全・快適に過ごせる環境を手に入れましょう。