ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
葉っぱは食べる? なんで「かしわ」なの? 意外と知らない「かしわもち」の謎
出典 : sasaken/Shutterstock.com

葉っぱは食べる? なんで「かしわ」なの? 意外と知らない「かしわもち」の謎

子どもの日の行事食である「かしわもち」。なぜ「かしわ」なのか、葉っぱは食べられるのか・・・気になったことはありませんか? 葉っぱごと食べられるアイデアかしわもちのレシピとともに、かしわもちの「?」を解き明かします。

  • kawase

かしわもちの葉っぱって、食べる? 食べない?

かしわもちの葉っぱって、食べる? 食べない?

Fedorov Oleksiy/Shutterstock.com

結論からいえば、かしわもちに巻かれている葉は、「食べない」のが一般的です。毒があるわけではないので、食べたとしても体に害はありませんが、かしわの葉は筋が多くて固いため、あえて食べる必要はないでしょう。

そもそも、なぜかしわもちには葉っぱが巻かれているのでしょうか。その理由としては、おもに次のようなものが考えられます。

1 見た目の美しさや、風味をよくするため・・・食べ物を植物の葉の上に盛り付けたり、食べ物に直接葉を巻きつけたりする工夫は、古来より広く行われてきました。葉をあしらうことにより、食べ物に良い香りをつける、見た目をより美しく、おいしそうに見せるといった効果が得られるためです。

2 縁起が良いため・・・かしわの葉には、「丈夫である」「冬に落葉せず、春に新しい芽が出てからはじめて古い葉が落ちる」という特徴があります。この様子が「子孫繁栄」や「家が代々続き、栄えること」を思わせることから、かしわは縁起の良い植物であるとされてきました。
そして、子どもの日=端午の節句は、もともと江戸時代の武家が「跡継ぎである男の子の健やかな成長と、一族の繁栄を願う」ために行っていた行事です。端午の節句と縁起の良いかしわの葉が結びついた結果、行事食として「かしわもち」を食べる風習が広まったのですね。

葉っぱもパクリ! 丸ごとかしわもちの作り方

葉っぱもパクリ! 丸ごとかしわもちの作り方

縁起の良い行事食であるかしわもちは、自宅で手作りすることも可能です。かしわの葉は製菓用品店などで購入することができますが、「枚数が多すぎる」、「下処理が面倒」といった難点があります。

そこで、今回は、かしわの葉を模した抹茶クレープを使った「丸かじりできるかしわもち」の作り方を紹介します。かしわの葉のようなさわやかな香りと一緒に、隅々までおいしく食べ切りましょう。

●材料(6つ分)
かしわもち:こしあん(市販)150g、上新粉220g、砂糖大さじ3と1/2、お湯200cc
かしわの葉:薄力粉100g、砂糖大さじ1と1/2、水150ml、抹茶大さじ1弱

●作り方
1 上新粉、砂糖をボウルに入れて混ぜる。お湯を少しずつ加えながら、耳たぶほどの固さになるまで揉み混ぜる。
2 生地を6等分し、耐熱皿に並べる。
3 ふんわりとラップをかけ、レンジ(600w)で2分加熱する。加熱し終えたら生地をひとまとめにし、10秒ほど流水にさらす。
4 生地をボウルに入れ、水で濡らしたすりこぎで突き混ぜるか、手でこねる。粘りが出て、粉っぽさがなくなったら6等分する。
5 こしあんを6等分し、手で丸める。
6 4の餅を手で楕円形に伸ばし、こしあんを包む。
7 かしわの葉を作る。薄力粉、砂糖、抹茶を泡たて器で混ぜ、水を加えてダマがなくなるまでよく混ぜる。
8 フッ素樹脂加工のフライパンを熱して薄く油をひき、スプーンでかしわの葉の形に生地を流す。
9 焦がさないように両面に火を通す。
10 粗熱が取れたら、6の餅にかしわの葉型のクレープを巻きつけて完成。

クレープ生地を上手く葉っぱの形に流せない時は、楕円形に焼いてからキッチン用ハサミでカットしてもOKです。濡れ布巾を用意し、フライパンの底を適度に冷ましながら焼くと、焦がさずきれいに焼き上げることができますよ。