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少々とひとつまみの違いって? いまさら聞けない料理の基礎用語をおさらい
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少々とひとつまみの違いって? いまさら聞けない料理の基礎用語をおさらい

レシピを読んでいると、しばしば遭遇する分かりにくい料理用語。「少々」と「ひとつまみ」ってどう違うの? 「もったり」って、どんな状態? 気になるけれど、いまさら人には聞きにくい・・・そんな、料理のハテナに答えます。

  • kawase

「少々」「ひとつまみ」「適量」って何が違うの?

「少々」「ひとつまみ」「適量」って何が違うの?

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「少々」と「ひとつまみ」の違い

計量スプーン等ではで計量しづらい少量の調味料を用いる際、「少々」や「ひとつまみ」という言葉で表されることがあります。一見同じような意味に聞こえる「少々」と「ひとつまみ」ですが、じつは次のような違いが。
●少々・・・親指と人差し指でつまんだ量。重さの目安は0.3gほど、小さじで量る場合はおよそ1/20
●ひとつまみ・・・親指、人差し指、中指の3本指でつまんだ量。重さの目安は0.5~0.7g程度で、小さじで量る場合はおよそ1/8
「少々」と「ひとつまみ」の量には、およそ倍の差があることが分かります。重さは手の大きさによっても前後するため、厳密に量る必要はありませんが、覚えておくとよいでしょう。

「適量」とは

調味料の量に関する料理用語で、見る人を惑わしやすいもののひとつに「適量」があります。しかし、「適量」には、「少々」や「ひとつまみ」とは違い、決まった量の目安がありません。レシピに記載されている「適量」とは、「自分で最適な量を決める」という意味。適宜味見をしながら、もっともおいしくなる量を見極めてみてください。

「ひたひた」と「かぶるくらい」はどう違う?

「ひたひた」と「かぶるくらい」はどう違う?

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おもに、煮物のレシピで用いられることの多い「ひたひた」と「かぶるくらい」という用語。まぎらわしい言葉ですが、じつは、ここにも微妙な意味の違いがあるのです。
●ひたひた・・・水面から、食材が少し見え隠れする程度の量
●かぶるくらい・・・食材がすべて水に浸るぎりぎりの量

「ひたひた」の水加減は、カボチャやサツマイモのような煮崩れしやすい食材を調理する際に適しています。全体にしっかり火を通すために、落としぶたをするよう指示があるレシピも多いはず。
これに対し「かぶるくらい」の水加減は、皮つきのジャガイモやかたまり肉のように、全体がしっかりと水に浸っていないと煮えない食材に適しています。

「ゆでこぼす」「もったりするまで」・・・それって、何のこと?

「ゆでこぼす」「もったりするまで」・・・それって、何のこと?

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料理のレシピには、さまざまな分かりにくい用語が登場します。中には、「ゆでこぼす」「もったり」のように、日常の会話では使わない特殊な言葉が出てくることも。そうした不思議な料理用語の意味をおさらいしてみましょう。

●ゆでこぼす・・・食材をゆでた後、ゆで汁を捨てること。アクや臭みを除く効果がある。牛すじ肉などのアクの強い食材の場合、何度か繰り返す必要があることも。
●ひと煮立ち・・・汁物や煮汁を沸騰させ、ひと呼吸おいてから火を消すこと。煮すぎると味や色合いを損ねてしまう場合に使われる言葉。
●煮切る・・・酒やみりんを鍋で煮たてて、アルコール分を飛ばすこと。アルコールの風味が料理の仕上がりに悪影響を与える時や、小さな子どもが食べる料理に。みりん1/2カップで、沸騰後およそ90秒が目安。
●もったり・・・おもに、お菓子作りで使う言葉。ホイッパーを動かすと、クリームや生地が重く絡みついてくる状態のこと。ホイッパーを持ち上げると、生地やクリームがリボン状に垂れ落ち、ボウルに入っている生地(クリーム)の表面に線を描くことができる。

今回は、あいまいな料理用語の中でも、よく使われているものを中心に紹介しました。ほかにも、分からない用語があれば、ぜひ調べてみてください。用語の正しい意味を知り、ていねいに調理すれば、いつもの料理がひと味もふた味もおいしくなるかもしれません。