ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
エアコンの除湿運転で洗濯物をすっきり乾かす! その方法と効果とは?

エアコンの除湿運転で洗濯物をすっきり乾かす! その方法と効果とは?

エアコンの除湿モード使っていますか? 部屋で洗濯物を乾かす時、ジメジメ感が気になる際に役立つのがこの機能。なかなか外に干せない日が続く春は、エアコンを駆使してすっきり部屋干ししましょう!

  • 創文舎 hamo

部屋干しをすっきり乾かすには除湿が鍵

部屋干しをすっきり乾かすには除湿が鍵

Mario7/Shutterstock.com

春は、ポカポカ陽気に誘われる一方で、花粉の飛散やPM2.5、黄砂など大気の状態を考えると、外に洗濯物を干すのをためらってしまう季節。どうしても部屋の中で洗濯物を干す機会が増えますが、限られた空間に洗濯物を干していると、洗濯物がなかなか乾かず、おまけに空気もジメジメ・・・。せっかく乾いても微妙に残る生乾き臭が気になります。

洗濯物が乾くために必要といわれる条件は、「温度」「湿度」「風」の三要素。

温度は、高いほど乾きやすく、低いほど乾くのに時間がかかります。
湿度は、高いほど乾きにくく、低いほど乾きやすくなります。
風は、強いほど乾きやすく、弱いほど乾きにくくなります。

この3つの要素の中で、もっとも重要なのが「湿度」。
洗濯物は濡れた状態から乾くまでの間に、洗濯物の中に含まれている水分を空気中に発散させて乾いていきます。
いくら温度が高くても、風が強くても、空気中にその水分を受け入れられるキャパシティがなければ洗濯物に含まれる水分の行き場はありません。

周りの湿度が低ければ、それだけ空気中に水分を発散させることができ、加えて空気がよく動くような風があれば洗濯物付近の水分を含んだ空気が入れ替わり、より早く乾かすことができます。

普段、あまり意識していませんが、部屋干ししている部屋は、ほかの部屋と比べかなり湿度が高くなっています。室温は、人が生活している以上、いつでもある程度一定に保たれています。であるならば、湿度を調整し、風を起こすことで部屋干しした洗濯物は格段に乾きやすくなるのではないでしょうか。

エアコンを使った2つの除湿モード

エアコンを使った2つの除湿モード

Princess_Anmitsu/Shutterstock.com

湿度を抑えて風を送る装置といえば、エアコンです。
夏場運転する際使うのが、冷房モードと除湿モード。どちらを使ってもある程度室温は下がりますが、冷房は「温度を下げる」ことに特化したモードで、除湿は「湿度を下げる」ことに特化したモード。部屋干ししている部屋に使うなら除湿運転を選びましょう。

除湿運転は、室内の湿った空気を冷やし、水分を室外へ排出した上で、乾いた空気を室内に戻すという仕組みですが、除湿運転にも2種類のモードを選ぶことができるエアコンがあります。

二つのモードとは、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」。
「弱冷房除湿」は、冷やして湿度を下げた空気をそのまま室内に取り入れ部屋の温度も下げる除湿。
「再熱除湿」は、湿度が下がった空気をそのまま室内に戻さず、元の温度に温めてから戻すという方式です。


「再熱除湿」は、工程が一つ多い分、電気代もその分かかりますが、室内の温度を変えずに湿度だけを下げることができるため、春先の寒い日や曇り、雨の日などには最適かもしれません。

洗濯物をエアコンの風が当たる位置に設置し、除湿運転をして効率的に乾かしましょう。風量が足りないようなら、サーキュレーターや扇風機も使って風を当てるとさらに早く乾きます。

エアコンを使わずに除湿する方法

エアコンを使わずに除湿する方法

inomasa/Shutterstock.com

エアコンを設置していない部屋で洗濯物を乾かす場合は、他の方法を使って部屋の中で洗濯物を乾かしましょう。

除湿機

エアコンと似た働きをするのが除湿機。部屋の中の湿った空気を取り込み、機械の中に水分を溜めて乾いた風を室内に送り出します。最近の機種は、「洗濯乾燥モード」が搭載されているものも多く、洗濯物に向かって風を当てられるようになっています。

洗濯乾燥機

洗濯機に付属されている乾燥機で乾燥させる方法。干す手間もなく、洗濯したものをそのまま乾かすことができますが、電気代が高く、シワになりやすいのが難点です。

浴室干し

浴室は湿ったイメージがありますが、限られた空間を効率よく乾かす工夫がしてあるため、洗濯物を干すのに意外と適した場所です。残り湯が浴槽にある場合は、フタを閉め、突っ張り棒などを渡して、10~15cm程度間隔を開けて洗濯物を吊るします。換気扇を回して半日程度掛けておくか、浴室暖房乾燥機がある場合はより短時間で効率よく乾かすことができます。

部屋干しした洗濯物が臭う理由

部屋干しした洗濯物が臭う理由

9nong/Shutterstock.com

外で干した洗濯物は臭わないのに、部屋の中で乾かした衣類から雑巾のような臭いがするのはなぜなのでしょう。
じつは、この部屋干し臭と湿度にも密接な関わりがあります。

衣類を臭くしているのは、衣類に潜む雑菌の仕業。
洗う前の衣類には、皮膚についていた常在菌や、皮脂汚れ、汗などさまざまな臭いの元が付着しています。
洗濯機で洗うことである程度臭いや汚れは落ちますが、繊維の奥には取れ残った皮脂汚れや雑菌がわずかながら残っています。

臭いの元凶である雑菌は、「湿度・温度・栄養」の条件が揃うと爆発的に繁殖し、繁殖する際に臭い物質を作りだします。普通に部屋干しすると、外で干すのと比べ湿った時間が長く、乾くまでに時間がかかるため雑菌が繁殖し、イヤな臭いがしやすくなるのです。雑菌臭を防ぐためにも、湿度をコントロールし手早く乾燥させたいですね。

衣類を除菌して生乾き臭を撃退!

ファブリーズ布用消臭スプレー

ファブリーズ布用消臭スプレー

衣類につく部屋干し臭を防ぐには、除湿に徹し、洗濯物が濡れている時間を短くするのが効果的ですが、もう一つ同時に行っておきたいのが、干す前の洗濯物にファブリーズの布用消臭除菌スプレーを噴霧し、雑菌の繁殖を抑える方法です。

普段着ているTシャツやカットソーなら、脱水後干す前の衣類に、前後ろ5、6回ずつスプレーし、ハンガーに掛け通常どおり干します。

ファブリーズは、乾かす前の濡れた衣類にスプレーすることで、繊維1本1本に浸透し、除菌成分が雑菌に働いて、湿り気と共に繁殖する雑菌の活動を抑えます。第三者機関の実験によると、ウイルスがついた布にファブリーズをスプレーしたところ、ウイルスの99%以上が死滅したという実験結果が証明されています。

部屋干しする際にファブリーズをスプレーすることで、乾くまでに増える雑菌を抑制し、除湿と併用することでざらに臭いをしづらくする効果が見込めます。


洗濯物が乾く原理を知っておくことで、部屋干しでも乾きやすく、生乾き臭を予防することが可能です。部屋干し時の、除湿とファブリーズを習慣にすれば、年中部屋干しでも大丈夫そうですね。