ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
トイレの大掃除は手順も重要! しっかり磨いて汚れと臭いをシャットアウト
出典 : DD Images/Shutterstock.com

トイレの大掃除は手順も重要! しっかり磨いて汚れと臭いをシャットアウト

汚れと臭いをためないためにも、トイレの大掃除は定期的に行いたいもの。ただし、やみくもに掃除をしても手順を間違えば効果は半減。そこで、効果的な掃除方法とあれば便利なグッズなどを紹介します。

  • 創文舎 arisa_125

便器や便座以外にもトイレで掃除するべき場所はたくさんある

便器や便座以外にもトイレで掃除するべき場所はたくさんある

Africa Studio/ Shutterstock.com

衛生面からみても定期的な掃除が必要なトイレ。とはいえ、忙しいことを理由についつい先延ばしにしてしまい、その結果、トイレ特有の臭いに悩まされてしまうというのはよくあるパターンです。

P&Gが子どもを持つママ400人に、トイレに関するアンケート調査を行ったところ、トイレ掃除の頻度は週1回が全体の36.8%を占め、第1位となりました。しかし、同調査によると、せっかく掃除をしても臭いが気になり始めるのは掃除をしてからわずか2.17日後。

多くのママは、「手間をかけて十分に掃除ができないのが原因」と自分を責めていますが、本当にそうなのでしょうか? みなさん、週1回の掃除でも、便器、便座、床など、臭いの原因となりやすい箇所の汚れはしっかりと取り除いています。

トイレの臭いはおもにアンモニア臭ですが、掃除をしてもすぐに臭いが戻ってくるのは、じつは、掃除が行き届いていないのではなく、しっかり掃除をすべき箇所がほかにもあることに気が付いていないのが原因です。

トイレの臭いは、用を足した時に便座や便器のほか、壁やトイレマット、便座カバーなどに飛び散ったおしっこをそのままにしておくことで発生します。とくに、壁やトイレマット、便座カバーなどは浸透性が高いため、素材そのものが臭いの発生源となってしまい、便器や便座をきれいにしただけでは、完全にアンモニア臭を取り除くことはできません。

実際、多くのママが壁やトイレマット、便座カバーの掃除は月1回程度と答えており、トイレの臭いを防ぐためのポイントを見逃していたのが、「トイレの居座り臭」の大きな原因のようです。

トイレ掃除は1週間に1度でも、便器や便座だけでなく、床や壁もしっかりと磨き、トイレマットや便座カバー、タオルなどの布製品は小まめに洗濯するようにすれば、嫌な臭いから解放されること間違いありません。

洗剤は「重曹」と「クエン酸」がおすすめ

洗剤は「重曹」と「クエン酸」がおすすめ

Chamille White/ Shutterstock.com

普段の掃除の時は、使い捨てのトイレクリーナーがあれば十分ですが、大掃除の時は洗剤を使ってしっかりと汚れを取り除きましょう。便器にこびついた汚れは、尿石、水垢、黒ずみなどアルカリ性と酸性の成分が混ざり合っているため、アルカリ性の「重曹」と酸性の「クエン酸」の併用がおすすめです。ともにエコ洗剤として重宝されており、重曹は黒ずみの原因ともなる黒カビやぬめり、クエン酸は尿石や水垢など、アルカリ性の汚れを落としてくれます。重曹とあわせて使うと、炭酸ガスが発生し、頑固な汚れに効果を発揮します。汚れ具合に合わせ、粉のまま、あるいは水に溶かしたものと、使い分けるとより効果的です。
<洗剤のつくり方>
●重曹
40℃程度のぬるま湯200mlに重曹大さじ1杯を溶かし、100円ショップなどで売っているスプレーボトルに入れて使います。重曹は溶けにくいため、しっかり溶かしてから容器に入れましょう。
●クエン酸
200mlの水にクエン酸小さじ1杯を溶かし、同じくスプレーボトルに入れて使います。クエン酸は水に溶けやすいので、汚れがひどいところにはクエン酸の量を増やすなど、調節して使うと効果的です。

汚れを落としやすいブラシの選び方

トイレブラシは、ブラシタイプとスポンジタイプに大別されます。ブラシタイプは頑固なこびりつき汚れに強い一方、便器にキズがつく恐れがあるところがデメリット。また、スポンジタイプはブラシと違って、使いやすいため、便器全体をムラなく掃除することができます。ただ、頑固な汚れはなかなか落とすことができません。そのため、好みで選ぶのではなく、掃除の頻度に合わせて選ぶようにしましょう。ブラシタイプはひんぱんにトイレ掃除ができない人、スポンジタイプは週3回以上トイレ掃除をする人におすすめです。なお、トイレブラシは、トイレの中でもっとも汚いところを掃除する道具です。くたびれたり、ブラシ自体が汚くなったら買い替えるようにしましょう。

汚れを落としやすいブラシの選び方

Joe Belanger/ Shutterstock.com

ブラシタイプの選び方

便器の中で一番汚れがたまりやすい箇所は、便器のフチと裏側です。フチまでしっかり洗うためには、先が曲がっていて毛足の短いタイプを選ぶようにしましょう。毛足が短いものは、つぶれにくいため長持ちします。また、ブラシの近くに鏡がついているものもあり、そうしたタイプを選べば汚れを見逃すこともありません。

スポンジタイプの選び方

ブラシタイプより扱いやすいのがスポンジタイプの特徴ですが、スポンジ部分に角度をつけられるタイプなら便器の裏側までしっかり洗えてより便利です。スポンジタイプは使い続けていると、スポンジ部分に汚れが付着し、落ちにくくなるため、2ヵ月に1回程度のペースで交換が必要になってきます。使い捨てタイプは、掃除のたびにスポンジ部分を交換するので衛生的です。

トイレの大掃除の手順とコツ

トイレ掃除は、順番を間違えると余計に雑菌を増やしてしまうことにもなりかねません。汚れを落としつつ、雑菌を広げないようにするのがコツ。トイレ掃除の手順と掃除方法を押さえておきましょう。なお、便座カバー、タオル、トイレマットは1週間に2~3回の洗濯・交換が理想です。

トイレの大掃除の手順とコツ

ewapee/ Shutterstock.com

手順とコツ1.便器の掃除

便器掃除は、タンク→便座→便器の内側→便器の外側の順で進めていきます。雑巾の代わりに、使い捨てのトイレクリーナーを使うと衛生的で便利です。
<手順>
1.まず、トイレタンクを拭きます。手洗いの部分、レバーは雑菌が付着する箇所でもあるので、忘れずに拭くこと。
2.続いて便座の表と裏をしっかり拭きます。
3.便座はトイレブラシを使って汚れをこすり落とします。汚れがひどい場合は、重曹の粉を便器の内側全体にふりかけ、その上からクエン酸スプレーを吹き付けると、ブクブクと泡立つので、汚れが落ちやすくなります。汚れがたまりやすい便器のフチや裏側もトイレブラシを使ってていねいにこすり、最後に水で流します。
4.それでも、落ちない便器の黒ずみや黄ばみは、研磨剤入りの洗剤を使ってこすり取るか、サンドペーパーを使って削り取りましょう。
5.温水洗浄便座の場合、ノズルにたまった汚れもきれいにします。
6.最後に便器の外側もしっかり拭けば、便器の掃除は完了です。

手順とコツ2.壁の掃除

便器の次は壁です。意外にも臭いの発生源となっている壁も掃除の重点ポイントです。といっても、壁全体を拭く必要はありません。便座の左右にある壁の腰から下の部分を集中的に掃除しましょう。
1.臭いや汚れがそれほど気にならない時は、使い捨てのトイレクリーナーで拭けばOK!
2.黄ばんでいたり、臭いがきつい時、あるいはしばらく壁掃除をしていない時は、アルカリ性のアンモニア臭によく効くクエン酸を壁に吹き付けて汚れを拭き取りましょう。
3.壁と床が接する部分に尿がたまっている場合があるので、その部分を拭き取るのも忘れずに。

手順とコツ3.床の掃除

床は、尿の飛び散りだけでなく、ホコリなどもたまりやすいため、便器に次いで不衛生な箇所です。とくに、便器と床のつなぎ目は、トイレクリーナーでなぞるように拭くと、黄色いシミがつきます。つまり、おしっこの汚れがたまりやすいところ。この部分を重点的に拭くのがコツです。
1.トイレマットを取り除き、使い捨てのトイレクリーナーを使って床一面を拭きます。
2.便器と床のつなぎ目にクエン酸を拭きつけ、5分ほど放置してからトイレットペーパーやボロ布で拭き取ります。
3.拭いただけでは落ちない床の汚れは、水を含ませたメラミンスポンジを使ってこすり落とします。

手順とコツ4.トイレタンクの掃除

トイレタンク内で発生した黒カビが原因で便器が黒ずむことがあるため、トイレタンクの中にカップ1杯の重曹を入れます。汚れを分解するのに6時間程度は必要なので、重曹は外出する前や寝る前に入れるようにしましょう。タンク内がきれいになれば、便器の黒ずみを抑えることができます。

トイレ掃除は臭い対策も不可欠

大掃除の仕上げとして、トイレ用消臭剤を設置しましょう。2018年秋に新しく登場した「ファブリーズ W消臭トイレ用消臭剤」は、ERCAという成分がトイレの臭いに素早く反応し、壁や床についた臭いまで落としてくれる、これまでにないトイレ消臭剤です。しかも、多くのママがトイレ消臭剤に求める3つの条件「高い消臭効果が持続」「好みの香りが持続」「簡便性・コンパクト」をすべて満たしているところも特筆すべきポイント。サイズもコンパクトで、傾けても液漏れしません。香りは3種類あり、消臭&芳香効果が45日間も持続するので、不快なアンモニア臭をしっかりと抑えてくれます。

ファブリーズ W消臭トイレ用消臭剤

ファブリーズ W消臭トイレ用消臭剤

便器や便座だけでなく、壁に床まで週1でトイレの掃除を行うのはなかなかたいへんです。たとえば、消臭壁面シート、便器と床の隙間シート、おしっこ吸い取りパットなど、便利グッズも市販されているので、それらを利用すれば掃除の手間も軽減されるかもしれません。