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カシミヤでも洗濯OK?表示をしっかり確かめて、カシミヤの洗濯方法をマスター!
出典 : goldnetz/Shutterstock.com

カシミヤでも洗濯OK?表示をしっかり確かめて、カシミヤの洗濯方法をマスター!

カシミヤは洗濯できない。そう思い込んでいる人は多いはず。カシミヤはたしかにデリケートな素材ですが、製品によっては自宅で洗濯OKのものも。表示をしっかり確かめて、カシミヤの洗濯にレッツトライ!

  • ShuShu

大事過ぎて洗えない!? 高級素材カシミヤ

大事過ぎて洗えない!? 高級素材カシミヤ

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カシミヤは、カシミヤ山羊から取れる貴重な毛を撚って作られた「繊維の宝石」とも呼ばれる天然繊維。
一見するとウールに似た風合いですが、繊細でやわらかな風合い、すぐれた保温性と保湿性、艶やかな毛質は、他の天然繊維と比べ、すべてがワンランク上の高級感を持っています。

けっして丈夫そうには見えないカシミヤ製品は、その高級感も相まって、普通のセーターやニット製品のように扱うと形が崩れたり、縮んでしまうのではないかと心配になってしまいます。
たしかに、カシミヤの繊維はとてもデリケートなので、毛玉ができやすく、保管方法に気をつけないと虫に食べられて穴が空いてしまうことも・・・。

洗うことで受けるダメージを考えると、洗濯することも躊躇してしまいがちですが、製品によっては、自宅で洗濯できるものもあります。汚れは放っておくと、染みになり、虫食いの原因にもなりかねません。
大切に長く着るためにも、汚れを溜めこまず、カシミヤを美しく保ちたいですね。

洗濯OK表示のカシミヤを自宅で洗濯してみよう

洗濯OK表示のカシミヤを自宅で洗濯してみよう

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カシミヤを自宅で洗うには、まず洗濯表示確認が必須です。
たらいに手をつけてある絵表示か、たらいの上に「手洗イ」と書いている表示があるなら自宅で洗濯OKです。
純度の高いカシミヤの場合は、水洗いできないことも多く、水が張ってあるたらいの絵に×表示がついていたら自宅での洗濯は諦めましょう。カシミヤの取り扱いのあるクリーニング店にお願いするのが無難です。

カシミヤは洗うと縮んだり、繊維が傷んで着られなくなるのではないかと不安になりますが、手洗いに対応しているカシミヤは扱い方さえ間違いなければ、洗う度にやわらかくなり、カシミヤに味が出てくるそう。
カシミヤの洗濯方法をマスターして、自分だけのカシミヤを育てたいですね。

カシミヤの洗濯方法

1 常温の水を張り、洗剤を溶かします。
水温が高いと縮みの原因になります。洗剤が溶ける程度の常温または冷水を用意しましょう。

2 カシミヤを浸け、やさしく押し洗いまたは振り洗いします。
カシミヤは、他のものと一緒に洗濯したり、長い時間かけて洗うと、毛羽立ちや縮みの原因になります。洗う際は、カシミヤ単体で時間をかけずにやさしく洗いましょう。
また、ネットに入れて洗濯機の手洗いコースやドライコースで洗うのもOK。ただし、叩きつけるようにして洗うドラム式洗濯機はNGです。

3 洗い終わり、水ですすいだら、たらいに柔軟剤を入れて潤いを補給します。
その後、きれいにたたみ、洗濯機に入れ、時間を短めにセットして脱水します。
脱水機に入れると型崩れしそうなイメージがありますが、じつは、手で絞ったりタオルで押さえるよりも、遠心力を使った脱水は繊維にとってやさしい方法なのです。

カシミヤを洗うのに適した洗剤とは?

カシミヤを洗うのに適した洗剤とは?

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カシミヤを自宅で洗う際、どのような洗剤を使うのがよいのでしょうか?
普段着を洗濯するのに使っている洗剤は、洗浄力は高いものの、カシミヤにとっては成分が強過ぎ、繊維を傷めてしまうことも。

カシミヤを洗うには、デリケートな衣類に対応したおしゃれ着用の中性洗剤か、ウールやカシミヤなどに特化した洗剤が安心です。

用意がない場合は、お風呂場で髪を洗うシャンプーとリンスでも代用OK。
カシミヤも毛髪も元の成分はたんぱく質。髪にやさしく考えられているシャンプーやリンスは、カシミヤにとってもやさしい洗浄剤です。

カシミヤは他の繊維に比べ、撚りがあまく、目も詰まっていません。汚れが付着しても取れやすい構造なので、シャンプーでも十分に汚れが落ちるでしょう。
シャンプーは洗剤の代わりに、リンスは柔軟剤の代わりに使ってみてくださいね。

カシミヤの干し方と保管方法

カシミヤの干し方と保管方法

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カシミヤを洗い終わったら、洗う前の寸法に整え、風とおしの良い場所で陰干しします。
ここで注意しなくてはならないのが、水分の重みが原因で起こる型崩れです。
水分が多く残っている状態でハンガーなどに吊るして干すと、水分の重みでカシミヤが引っ張られ、形が崩れてしまいます。

これを防ぐためには、カシミヤを吊るさず、平干しする方法です。
網などの上にセーターなどを広げ、形にクセがつかないように乾かします。
網がない場合は、風通しの良い場所にバスタオルを広げ、その上に平置きするのもOK。ただし、水分が溜まりやすいので、半日ごとに裏返し乾きやすいようにしましょう。扇風機やサーキュレーター、エアコンなどで風を当てるとより速く乾きます。

乾燥機に入れるとふんわり乾きそうなイメージがありますが、熱風の出る乾燥機にカシミヤを入れると、熱の影響で繊維が縮み、フエルトのような固い生地になってしまいます。カシミヤに乾燥機は厳禁です!

乾いた後も、しばらくは風通しの良い場所に置いておき、シーズン終わりの衣替えなどの時期に、防虫剤を一緒に沿えて保管しておきましょう。天然繊維は害虫の大好物。防虫剤で大切なカシミヤを虫の脅威から守りましょう。臭いや成分が気になる時は、天然成分を使用した、オーガニックな防虫剤もありますよ。

カシミヤの日常ケアは消臭除菌スプレーも◎

ファブリーズ布用消臭スプレー 香り

ファブリーズ布用消臭スプレー 香り

カシミヤの汚れが気になったら洗濯をおすすめしますが、一度や二度、袖を通してそれほど汚れもついていないようなら、無理に洗濯しなくても、布用消臭除菌スプレーでケアすることで、次着る時も洗濯したような心地よさでカシミヤを着ることができます。

カシミヤを着た日は、脱いだカシミヤの形を整え、衣類用のブラシをかけ、表面のホコリを払います。
ブラシは合成繊維のものだと静電気が発生しやすくなるので、カシミヤをいたわるなら、馬毛などの天然繊維のブラシを用意したいですね。

セーターの場合、ホコリを払ったら、ファブリーズの布用消臭除菌スプレーを表裏に5、6回ずつスプレーし、風通しの良いところで陰干しします。
カシミヤを一日着ていると、外でつく臭いや自分の汗や体臭などさまざまな臭いがつきます。また、汗や湿気が原因で臭いの元となる雑菌が繁殖してしまうことも。

ファブリーズをスプレーすれば、臭いを漏らさずキャッチし、化学的な力で臭い分子を分解・中和し、臭い自体を破壊します。また、湿度・温度・皮脂汚れなどで増殖する雑菌には、除菌力99%以上の除菌成分がよく効きます。

カシミヤによっては、水分がシミになったり繊維が変質する場合がありますので、目立たない場所で試してからスプレーするようにしましょう。


デリケート素材のカシミヤも、家で洗うことができれば、シーズン中の登場回数が増えそうですね。着た後は、洗濯やファブリーズで正しくケアして大事に長く付き合いましょう。