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下駄箱に忍び寄るジメジメ湿気・・・大事な靴をカビから守るには?
出典 : pondpony/Shutterstock.com

下駄箱に忍び寄るジメジメ湿気・・・大事な靴をカビから守るには?

ジメジメ、ムシムシとした気候の続く梅雨。ふと嫌な予感がして下駄箱を開けたら、大事な靴にあちこちカビが生えていた!・・・こんな悲劇は、ちょっとした心がけで防ぐことが可能なんです。

  • kawase

下駄箱をカラリと保ってカビ予防

下駄箱をカラリと保ってカビ予防

New Africa/Shutterstock.com

靴をカビから守るには、何よりも「下駄箱の湿度を下げる」ことが大切です。とくに、雨の多い春から夏にかけての季節は要注意。湿気を溜めこまないために、次の3つのポイントを押さえましょう。

【ポイント1】・・・靴を脱いですぐ下駄箱にしまわない
足の裏は、意外にも多くの汗をかく場所。その量は、1日におよそコップ1杯分ともいわれています。
1日履き続けた靴には、当然湿気がたっぷり。脱いですぐに下駄箱に入れるのではなく、しばらくたたきに仮置きして湿気を飛ばしてから片付けましょう。最低でもひと晩、できれば1日乾かすのがおすすめです。なお、ひどく汗をかいた時や、雨で靴が濡れてしまった時は、丸めた新聞紙を詰めると◎。新聞紙が水気を吸い取り、乾くまでの時間を短縮することができます。

【ポイント2】・・・下駄箱の除湿・換気を徹底
下駄箱の扉は閉めっぱなしにせず、時々開け放って換気を行いましょう。頻度の目安は週に1回、扉を開けておく時間の目安は2時間~半日ほど。あまり時間がない時や湿気がひどい時は、扇風機などで風を送って空気を循環させましょう。
また、下駄箱の中に除湿剤を置くのも効果的。湿気を含んだ空気は下に溜まるため、上段ではなく下段に置くのがおすすめです。

【ポイント3】・・・詰め込みすぎ&お手入れ不足に要注意
下駄箱の中に所狭しと靴を詰め込むと、空気の流れが悪くなり、湿気が溜まる原因に。履いていない靴は処分する、シーズンオフの靴は保管場所を変えるといった対策をとり、ゆとりある収納を心がけましょう。下駄箱全体のスペースに対し、靴が占める割合を約80%までに留めるのが理想です。
また、靴の泥汚れや下駄箱内のホコリを放置するのもNG。カビは、人の皮脂やホコリ、泥などの汚れをエサにして成長します。定期的に下駄箱内の状態をチェックし、溜まったホコリや砂などを取り除きましょう。

カビを見つけてしまったら

カビを見つけてしまったら

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革靴にカビが生えた時は

靴の中でも、とくにカビが生えやすいのが革靴です。万が一カビを発見してしまった時は、次のような手順で対処しましょう。
1 革靴用カビ取り剤、または消毒用エタノールを清潔な布やコットンに染み込ませ、外から内に向かってカビを拭き取る
2 濡らして固く絞った布で靴全体を拭き、汚れを落とす。その後、完全に乾燥するまで陰干しする
3 革靴用クリーナーで靴全体を拭く
4 革靴用クリームを塗布する

作業は風通しのよい場所で、マスクとゴム手袋を着用してから行ってください。また、エタノールを使ってカビを拭き取る際は、あらかじめ目立たない場所でテストを行い、色落ちしないか確かめてから実施しましょう。「拭くと色落ちしてしまう」「拭いてもカビが残ってしまった」という場合は、無理をせずプロに依頼するのが無難です。

下駄箱にカビを見つけたら

下駄箱そのものに生えたカビを掃除する手順は、以下のとおりです。
1 靴をすべて取り出す
2 清潔な布かコットンなどに消毒用エタノールを染み込ませ、外から内に向かってカビを拭き取る
3 消毒用エタノールを霧吹きに入れ、カビの生えていた箇所を中心に下駄箱全体にスプレーする
4 扉を開け放ったまま完全に乾燥させる

靴の場合と同じく、作業の際は換気と手肌の保護を忘れずに行いましょう。
シミが残ってしまった場合は、台所用漂白剤で対処します。スプレーしてしばらく置いた後、固く絞った濡れ布巾で薬剤をしっかりと拭き取り、その後十分に乾燥させてから靴を戻してください。

下駄箱の湿気対策は、カビを防ぐだけでなく、不快なにおいを軽減することにもつながります。こまめなお手入れと換気の徹底で、カラリとさわやかな玄関を目指しましょう。