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「片付けなさい!」は今日限り。子どもが自力で片付けられる収納の作り方
出典 : AnikaNes/Shutterstock.com

「片付けなさい!」は今日限り。子どもが自力で片付けられる収納の作り方

子どもが小学校に入学して数か月。カバンや上着は玄関に放りっぱなし、教科書も次第にぐちゃぐちゃに・・・。しかし、ただ叱るだけでは効果が出ないことも。子どもが上手に片付けを行えるようにするには、どのような工夫が有効なのでしょうか。

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そもそも子どもは、「片付け方」を知らない

そもそも子どもは、「片付け方」を知らない

NadyaEugene/Shutterstock.com

うまく片付けができない子どもは、そもそも「片付け方」や「片付けることの意味」を分かっていないことがあります。
片付けの意味をきちんと理解していない子どもは、「片付け=見えている場所をきれいにすること」と考え、「引き出しや押し入れにすべて押し込む」といった行動に出てしまいがち。まずは、なぜ片付ける必要があるのか、どうすればうまく片付けられるのかを具体的に教えることから始めましょう。

片付けは、なぜ必要なの?

片付けとは、「ものの定位置を決め、使った後は元の位置に戻す」ということ。片付けがきちんとできていれば、必要なものをいつでもサッと手に取ることができるため、時間を無駄にしなくて済みます。机や棚がいつも片付いていれば、宿題や明日の準備もスイスイ。空いた時間で好きな本を読んだり、ゲームをしたりすることもできるかも知れません。
そのほか、片付けには「忘れ物が減る」「不必要なものが目に入らないので、集中orリラックスできる」「いつでも堂々と友だちを呼べる」など、子どもにとってのさまざまなメリットがあります。つまり、片付けは親のためではなく、子ども自身が気持ちよく過ごすために必要なことなのですね。

どうすれば、うまく片付けられるの?

片付けに必要なステップは、「ものを仕分ける」「定位置を決める」「決めた位置にしまう」の3つです。

まずは、いるものといらないものを仕分けることから教えましょう。最初から広い範囲に取り組もうとするのではなく、筆箱やランドセルのような小さなものから徐々に練習することをおすすめします。
筆箱などの中身をすべてあけたら、必要なものとそうでないものに分けていきます。親が勝手に判断するのではなく、子ども自身に考えさせるのがポイント。仕分けが終わったら、不要なものは処分しておきましょう。

次は、いよいよものの定位置を決めるステップに入ります。この「位置決め」こそが、子どもを片付け上手にするためのカギ。次の項目では、子ども目線に立った片付けやすい収納スペースの作り方について解説します。

収納スペースは「子ども目線」で整える

収納スペースは「子ども目線」で整える

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体格や生活動線を考える

もののしまい場所を決める時は、「子どもにとって使いやすいかどうか」をよく考慮しましょう。たとえば、ランドセルなら、フックなどに吊すよりも低めの位置に置いて収納するのがおすすめ。まだ体が小さく、力の弱い子どもにとって、教科書が詰まったランドセルの上げ下ろしはたいへんな作業だからです。

また、「ランドセルと上着は玄関、教科書はリビング、鍵盤ハーモニカは子ども部屋」のような、バラバラの収納も失敗のもと。家のあちらこちらを行き来しなくても片付けられるよう、学校関連グッズの収納場所は極力1箇所にまとめておきましょう。子どもが日頃リビングで勉強している場合はリビングに、自分の机で勉強している場合は子ども部屋にまとめると、自宅学習もスムーズに行えます。

仲間分け・ラベリングで使いやすさアップ

収納場所を決める時は、ものの種類よりも「使うシーン」に注目するのがポイント。例として、教科書とノートなら、別々に収納するよりも教科ごとにセットで収納するのがベター。同じシーンで使うもの同士をセットにすれば、片付けるのも取り出すのもスムーズになりますね。

ものの定位置を決め終えたら、ものの名前をラベルに書き、それぞれのしまい場所に貼っておくのもおすすめ。何をどこに片付ければよいのかがひと目で分かるため、小さな子どもでも片付いた状態をキープしやすくなるでしょう。