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麻の洗濯で気になる縮みやシワを回避する方法とは?
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麻の洗濯で気になる縮みやシワを回避する方法とは?

サラリとした着心地が魅力の麻。暖かい季節は汗をかくため、こまめに洗濯したくなりますが、気になるのは、洗った後の縮みやシワ。素材に適した洗濯方法を知り、いつでも快適に麻を身につけたいですね。

  • 創文舎 hamo

初夏に着たい涼感素材「麻」

初夏に着たい涼感素材「麻」

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サラサラした手触りで肌に触れるとひんやりする麻。洋服はもちろん、夏場のシーツなどの寝具、甚平や作務衣などの夏向けの衣料にもよく使われています。

麻は、数種類の植物から取れる繊維を原料にした生地で、亜麻を原料にした「リネン」、苧麻を原料にした「ラミー」、大麻を原料にした「ヘンプ」などがよく知られています。
麻の中でも種類によって、手触りや生地の厚みなどに違いはありますが、総じて丈夫で、吸湿性に富み、通気性が良いのが特徴です。繊維に吸収した水分を空気中に放出する性質もあるので、ムシムシした夏には最適の生地だといえます。

しかし、メリットがある一方で、扱いづらいと感じる一面もあります。
麻は丈夫な分、表面にシワがつきやすく、一度つくとなかなか伸ばすことができません。また、摩擦で毛羽立ちができやすく、洗うと縮みやすいという性質も。

せっかくのお気に入りの麻の服。どのように洗濯や手入れをすれば、長くキレイに着ることができるのでしょうか。

縮みを避ける麻の洗濯方法とは?

縮みを避ける麻の洗濯方法とは?

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麻をはじめとした天然素材の繊維は水に濡れると縮む素材が多く、洗濯などの際には注意が必要です。
麻の繊維自体は丈夫なため、別段洗濯するには問題ありませんが、洗い方によっては10%近く縮んでしまうこともあるそうです。

麻でできた洋服は、原料の種類や加工の仕方によっても取扱いが変わるため、洗濯する前に必ずタグにある洗濯表示を確認するようにしましょう。
タライのようなマークにバツ印がついていなければ、洗濯機または手洗いで洗濯することができます。

洗濯機で洗うことができる麻の衣料はたくさんありますが、縮みを避けて洗うには、洗濯機よりもやさしく素早く洗うことができる手洗いがおすすめ。

麻の手洗い方法

1 洗面器などに衣類が浸かる程度の水(20℃以下)を用意し、おしゃれ着用中性洗剤を適量溶かし入れます。
2 程よく混ざったら、麻の衣類を裏返しにし、軽くたたんで洗面器の中に静かに入れます。
3 30回程度上からやさしく押すように洗い、繊維についた汚れを押し出します。
4 水を替え、今度は泡が出なくなるまで、やさしくすすぎ洗いを繰り返します。
5 水がキレイになったら、軽くたたんだ状態でネットに入れ、30秒程度洗濯機で脱水するか、たたんだままバスタオルなどで挟み水分を吸収させましょう。

襟周りや袖など、部分的な汚れが気になる場合は、洗剤の原液を汚れた部分に塗布し、浸透させてから洗うと汚れが落ちやすくなります。

洗濯機でも洗うことができますが、洗う時は必ずネットにたたんで入れ、中性洗剤を使用し、ドライモードや手洗いモードなどの弱水流で洗うのがポイントです。

麻でできた衣類の縮みや毛羽立ちは、衣類同士の絡まりや擦れによって起こります。色落ちや色移りもしやすいので、麻の衣類を洗う時は、単独洗いか少量の同系色の衣類と一緒に洗うようにしましょう。

麻は脱水いらず!? シワを伸ばす干し方

麻は脱水いらず!? シワを伸ばす干し方

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シワができやすい麻製衣類の洗濯後の仕上がりは、干し方によって大きく変わります。
普通に洗濯機で洗って、他の衣類同様に普段通り干すと、麻の衣類はシワシワに・・・。多少のシワやくたっとした風合いは麻の味でもありますが、手抜きの手入れだと形が崩れてしまい長くは着られません。

そこで気をつけたいのが、麻の干し方です。
洗った後、短い脱水やタオルドライをしたら、水分が残っている状態のまま、形を整えハンガーに掛けてお風呂場などに吊るしておきましょう。
水気がきれたらベランダなどの屋外に移動し、直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾かします。

麻は水切れがよい素材なので濡れたまま干しても乾きやすく、水分の重みで程よくシワが伸び形よく仕上がるため、乾いた後はノーアイロンでも着られます。

ただし、乾かす際は型崩れを防止するため、厚みのあるハンガーを使い、縫い目などのよれやすい部分は手指でしっかり伸ばしてあげましょう。

麻をパリッと仕上げたい時はアイロンを

麻をパリッと仕上げたい時はアイロンを

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濡れ干しなどで乾かした麻の衣類はそれほどシワが気になりませんが、よりピシッと仕上げたい時は、アイロンを使いましょう。洗濯や干し方に失敗してシワシワになった麻の衣類もアイロンを使えばキレイに仕上がりますよ。

麻素材のアイロンがけのポイント

高温に設定する

麻は熱にも強い丈夫な素材。麻100%ならアイロンの温度設定は一番高くて問題ないでしょう。テカリなどの心配もありませんが、大事にしているおしゃれ着などの場合は念のためあて布をすると安心です。ただし、混紡素材の時は配合率によって異なるので、必ず洗濯表示を確認しましょう。

霧吹きをかけながらアイロンをかける

シワが伸びづらい時は、霧吹きで水をかけて濡らしながらアイロンをかけると、するするシワが伸びます。

アイロンをかけた後はすぐにたたまない

アイロンをかけてすぐの麻の衣類は、形が崩れやすくシワもつきやすくなっています。すぐにたたまずに、ハンガーなどに掛けておき、完全に熱が冷めてからしまうようにしましょう。

汚れが気にならない時は消臭スプレーでエア洗濯

ファブリーズ布用消臭スプレー

ファブリーズ布用消臭スプレー

洗濯の方法や乾かし方など手入れの方法を知っておけば、麻も扱いやすい素材です。しかしながら、麻のジャケットはシャツなど、夏の外出着として着ている上着は、こまめに洗うと型崩れが気になります。直接肌に触れずに着用している場合は、あまり汚れが気にならないなら洗濯せずに、臭いと菌だけをケアするという方法もあります。

外から帰ってきたら、麻のジャケットやシャツを脱ぎ、ハンガーに掛けて表面についたホコリをブラシで払い、その後、ファブリーズの布用消臭除菌スプレーを前後ろに5、6回ずつスプレーし、風通しの良い場所に掛けておきましょう。

ファブリーズの布用消臭除菌スプレーは、トウモロコシ生まれの消臭成分と化粧品や石けんなどと同じ除菌成分を配合しています。スプレーすることで繊維についた臭い分子をすかさずキャッチし、分解・中和して臭い自体を無臭化し、臭いの原因となる雑菌の99.9%以上を除菌します。

ファブリーズの消臭効果は洗濯した後の衣類と比べても、ほぼ同等の効果があります。消臭&除菌でエア洗濯して、麻のジャケットやシャツの美しいシルエットを保ちましょう。


シワがつきやすい麻も、手入れの仕方によってはノーアイロンで着られます。麻独特の涼しげな風合いを取り入れて、夏のお洒落を満喫しましょう。