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自由研究におすすめ! 身近な素材で「入浴剤」を作ってみよう
出典 : Natalia Van Doninck/Shutterstock.com

自由研究におすすめ! 身近な素材で「入浴剤」を作ってみよう

お風呂の時間を楽しく演出してくれる入浴剤。じつは、自宅でカンタンに手作りすることができるんです! 小学生の自由研究にもぴったりの、ふたつのレシピを見てみましょう。

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【初級編】バスソルトの作り方

【初級編】バスソルトの作り方

Olga Miltsova/Shutterstock.com

はじめに、カンタンに作れる「バスソルト」のレシピを見てみましょう。夏休みの自由研究としても取り組めるよう、「マロウブルー」というハーブティーを使って2通りの色をつける方法を紹介します。

●材料
粗塩(入浴1回分につき大さじ2)、ハーブティー(マロウブルー)、レモン・グレープフルーツなどのかんきつ類の果皮1個分~、レモン汁(瓶詰のものでOK)
●必要な道具
深さのある耐熱容器、スプーン、ティーポット

●作り方
1 かんきつ類の皮を水でよく洗い、手で千切るかハサミで好きな形に切り抜く。干し網かザルにのせて風通しのよい場所に置き、水気が飛ぶまで3日~1週間程度乾燥させる。
2 ティーポットにブルーマロウの茶葉を小さじ1杯加え、熱湯50ml(分量外)を加え、しっかりと濃く色づくまで蒸らす。
3 耐熱容器に粗塩を大さじ2杯入れ、2のお茶を塩が浸る程度まで注ぎ、スプーンでよく混ぜ合わせる。
4 3の皿を電子レンジ(600W)で1分温め、取り出してよく混ぜる。全体の水分が飛び、パラパラとした質感になるまで加熱とかくはんを繰り返す。水分が飛んだら1で用意したかんきつ類の果皮を混ぜ込めば、青紫色のバスソルトの完成。
5 再びティーポットにブルーマロウの茶葉小さじ1を加え、2と同様に濃く抽出する。
6 耐熱容器に入れた大さじ2杯の粗塩に、5のお茶を注ぐ。その後、ティースプーン1杯のレモン汁を加えると、色がピンク色に変化する。
7 4と同じ要領で水分を飛ばし、1の果皮を混ぜたらピンクのバスソルトの完成。

レモン汁によって色が変化する仕組みは、マロウブルーに含まれている「アントシアニン」という成分によるもの。アントシアニンは青みを帯びた紫色の色素ですが、酸性のものに触れると赤、アルカリ性のものに触れると緑と、pHによってリトマス試験紙のように色を変える性質を持っているのです。
マロウブルーのほか、「バタフライピー」というハーブティーを使っても同様の変化を楽しむことができます。工程6で重曹のようなアルカリ性のものを加えれば、色を緑色に変化させることもできますよ。

なお、作ったソルトの色は1週間前後で退色してしまいます。一度に大量に作ることは避け、できるだけ早めに使い切るよう心がけてください。お茶用パックやガーゼにくるんでから使うと、混ぜ込んだ果皮が散らばらないため楽に後始末ができます。

【中級編】バスボムの作り方

【中級編】バスボムの作り方

Daria_Cherry/Shutterstock.com

次に、シュワシュワの発砲を楽しめる本格的な入浴剤「バスボム」のレシピを紹介します。粉類を扱うため、新聞やレジャーシートを敷いた上で行うのがおすすめ。

●材料
クエン酸粉末20g、重曹26g、食紅(好みのもの)
●必要な道具
ポリ袋、霧吹き(なるべく細かい霧の出るもの)、ラップ、型(プリン用カップなど)、ビニール手袋、タオル

●作り方
1 ポリ袋にクエン酸・重曹を入れる。食紅を入れ、好みの色合いになるまで振り混ぜる。
2 霧吹きに水を入れ、袋の口から10~15cm離してひと吹きする。袋に空気を入れながら袋の口をねじり、よく振り混ぜる。
3 型にラップを敷き、2の粉を強く押し込むように詰める。または、ラップを使って茶巾絞りのようにくるみ、手でぎゅっと握って押し固める。
4 型に詰めた場合はそのまま、ラップでくるんだ場合はそっとラップを開き、畳んだタオルにのせて30分~2時間程度乾かす。しっかりと固まったら、型から取り出して完成。

出来上がったバスボムをお湯に入れると、シュワシュワと炭酸ガスが発生します。これは、アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸が混ざり合ったために起きる「中和反応」によるもの。工程2で水を加えすぎるとすぐさま発泡してしまうため、慎重に行いましょう。

作り方に慣れてきたら、2色の粉を交互に詰めてマーブル模様にしても◎。型の中央にドライハーブやミニフィギュアを埋め込んで、溶かすと出てくる仕組みを作っても楽しいですね。

入浴剤作りの注意点

入浴剤作りの注意点

Anton Watman/Shutterstock.com

今回紹介した入浴剤作りには、いくつかの注意点があります。作る前にぜひ一読し、安全にハンドメイドを楽しみましょう。

●クエン酸や重曹を扱う時は、ビニール手袋を着用しましょう。ゴーグルやマスクで目鼻を保護しておくとより安心です。
●クエン酸と漂白剤などの塩素系薬剤が混ざると、有毒なガスが発生する恐れがあるため注意してください。
●手作りの入浴剤を人に譲ったり、売ったりすることは、法律で禁じられています。作った入浴剤は、自分で楽しむのみに留めましょう。

暑い夏こそゆっくり湯船に浸かって、疲れを洗い流したいもの。親子で作ったこだわりの入浴剤で、いつもとは違う特別なバスタイムを過ごしてみませんか?