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グリルの掃除は面倒! 庫内の汚れや焦げつきはどう落とす?
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グリルの掃除は面倒! 庫内の汚れや焦げつきはどう落とす?

グリル掃除は面倒で苦手という人も多いのではないでしょうか? 魚を焼いた後の焦げつきや受け皿に残った油をそのままにしておくと、頑固な汚れに。それを防ぐためにも、効果的な掃除方法と予防法を知って、日々の手入れに活用しましょう。

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グリルの掃除をしないと、漏電の恐れがあるってホント?

グリルの掃除をしないと、漏電の恐れがあるってホント?

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コンロの魚焼きグリル。最近は魚だけでなく、食パンや肉、ビザにクッキーを焼くのに使ったりと、オーブン代わりに活用するのが流行っていますが、一方では掃除が面倒と、あえて使わない人も少なくありません。実際、食器と違って手軽に洗えないうえ、洗う時にいちいち分解しなければならないのも厄介です。

だからといって、掃除を怠っていると、焦げついたり、油がたまって、なおさら手入れが面倒になってしまいます。しかも、そのまま使い続けると、たまった油が発火して火災につながることもあるので要注意!

平成29年度の「消防白書」(総務省消防庁)によると、コンロが原因の火災は全体の第4位で、その約8割がガスコンロによるものです。ただ、電気コンロによる火災もわずかながら発生しているため、「うちはIHだからだいじょうぶ」と安心してはいけません。

IHクッキングヒーターの場合も、魚焼きグリルを掃除しないでいると火災の恐れがあるのはもちろん、ある日突然、ブレーカーが落ちて、魚焼きグリルが使えなくなってしまうことも! これは、グリルの奥にあるセンサーに油がこびりつき、温度を感知できなくなったことで、漏電と判断してしまうことが原因です。

ブレーカーが落ちて初めて魚焼きグリルに原因があることを知った人も多いはず。火災と故障を防ぐためにも、魚焼きグリルは普段からしっかり手入れしておいたほうがよさそうですね。

こびりつき汚れを落とそう! グリルの掃除方法

魚焼きグリルのおもな汚れは、魚を焼く時に出る油と、網についた魚の皮や身です。使った後にすぐ洗えば汚れが残ることもありませんが、そのまま使い続けると、脂がたまり、皮や身は焼け焦げて固くなってしまうため、そうなる前に掃除するのがベストです。

こびりつき汚れを落とそう! グリルの掃除方法

Karol Adamaszek/ Shutterstock.com

網と受け皿

それほど汚れていなければ中性洗剤でもきれいになれますが、油や焦げがこびりついている場合は、重曹かセスキ炭酸ソーダを使うと効果的です。掃除する時は、魚焼きグリルを分解して隅々まで汚れを落としましょう。なお、重曹は焦げつきに、セスキ炭酸ソーダは油汚れに強いので、汚れの比率によって使い分けるとより効果的です。ともにアルカリ性の性質を持っているので、基本的に焦げつきも、油汚れもどちらも落とすことができます。

用意するもの

重曹かセスキ炭酸ソーダ
スポンジ
古歯ブラシ
メラミンスポンジ

手順

1.魚焼きグリルが入る洗い桶かビニール袋に、40℃程度のぬるま湯を入れ、そこに重曹かセスキ炭酸ソーダを入れて溶かします。重曹はぬるま湯1lに対し大さじ3杯、セスキ炭酸ソーダは大さじ1杯が目安です。
2.網と受け皿、部品をぬるま湯に入れ、30分から1時間程度つけ置きします。
3.汚れが浮いてきたら、スポンジで汚れをこすり洗いして落とします。細かな部分や角は古歯ブラシを使いましょう。それでも落ちない場合は、メラミンスポンジを使うときれいになります。
4.汚れが落ちたら、水で洗い流し、水気を拭き取れば完了です。

庫内

網や受け皿同様、庫内も魚を焼いた時にはねた油で汚れています。掃除は油汚れに強いセスキ炭酸ソーダを使いましょう。定期的に行うと、汚れがこびりつくのを防ぐことができます。なお、IHクッキングヒーターはメーカーによって庫内の形が異なるので、それぞれ説明書に従って掃除するようにしましょう。

用意するもの

セスキ炭酸ソーダ
スプレーボトル
キッチンペーパー
スポンジ
割りばし

手順

1.500mlの水にセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を溶かし、スプレーボトルに入れます。
2.セスキ炭酸ソーダ水を庫内にまんべんなく吹きつけ、汚れがひどいところにはセスキ炭酸ソーダ水を含ませたキッチンペーパーを貼り付けてパックします。
3.30分~1時間ほど置いてからスポンジやキッチンペーパーで汚れを拭き取ります。
4.手が届きにくいところは、割りばしにセスキ炭酸ソーダ水を含ませたキッチンペーパーを巻き付けてこすりましょう。
5.汚れが落ちたら、水拭きをすれば完了です。

落としたいのは汚れだけじゃない! 魚焼きによる臭いを取る方法

魚以外の食材を焼く時、魚の臭いがすると使うのをためらってしまいますよね。油汚れや焦げつきは落とせても、臭いだけしつこく残ってしまうことがあります。そんな時、いくつか効果的な方法があるので試してみましょう。

空焼き

グリルの掃除が終わったら、仕上げとして5分ほど空焼きをします。これだけで、臭い残りを軽減することができます。

茶殻・コーヒーかす

飲み終わった茶葉やコーヒーかすを湿ったまま受け皿に広げ、弱火で5分ほど加熱します。お茶やコーヒーの香りが漂ってきたら、火を止め、グリルが冷めてから茶葉やコーヒーかすを捨てれば完了です。魚の臭いが取れ、ほのかにお茶やコーヒーの香りがします。

茶殻・コーヒーかす

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オレンジやグレープフルーツの皮

ミカン、レモン、オレンジ、グレープフルーツなど、柑橘系の果物の皮で受け皿や庫内を拭くのも効果的です。ただ、サビの原因になることもあるので、水を含ませた布巾でしっかりと2度拭きすることが大切です。

グリルの汚れを防ぐウラ技

魚焼きグリルの掃除が面倒なら、掃除をカンタンにする方法を取り入れてみましょう。ちょっと手を加えるだけで、汚れがつきにくく、落としやすくなります。

片栗粉を使う

魚を焼く前に、受け皿に片栗粉を溶かした水を入れるだけでグリルの掃除がぐ~んとラクになります。

手順

1.受け皿に200mlの水を入れ、そこに大さじ4杯の片栗粉を混ぜ、しっかり溶かします。
2.魚を入れて焼き、焼きあがったら、受け皿が冷めるまで放置します。
3.受け皿が冷めたら、片栗粉を溶かした水はゼリー状に固まっているので、はがして捨てます。
4.片栗粉入りの水でガードしていた受け皿はそれほど汚れていないので、中性洗剤とスポンジでこするだけできれいになります。

片栗粉を使う

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網に油を塗る

受け皿だけでなく、網に汚れが付着すると焦げの原因になるので、あらかじめ網に油を塗っておくと、身がつきにくくなり、汚れ防止になります。

網にホイルを敷く

網の上にホイルを敷いて焼けば、網に身がつかないだけでなく、受け皿に油も落ちません。焼き終わったら、ホイルを捨てるだけで手入れも終了です。食材にくっつきにくいタイプのホイルだと、なおベター。IHはメーカーによっては網の上に限り、ホイルを使えるものもありますが、基本的には不可です。

受け皿用プレート・マット・石

受け皿に油が落ちないよう、いろいろな便利グッズが売られています。専用の受け皿プレート、使い捨てのマット、油を吸収する敷石などを使うのもおすすめです。IHの場合、使えないものもあるので事前に確認するようにしましょう。

グリル掃除が終わったら、キッチンを丸ごと消臭しよう!

生ゴミの臭いが気になってくるこれからのシーズンは、キッチン全体の消臭対策も必須です。魚焼きグリルの手入れが終わったら、専用の消臭剤を使ってイヤな臭いに備えましょう。「ファブリーズ 部屋用置き型 キッチン専用」なら、独自に開発したニオイキャッチャーゼリーが臭いの原因菌に直接働きかけ、腐敗臭はもちろん、油の臭いや調理臭まで丸ごと消臭してくれるので安心です。「森林フィトン」と呼ばれる成分が含まれているので、カビの臭いにも効果があります。

ファブリーズ 部屋用置き型 キッチン専用

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魚焼きグリルの手入れが面倒なのは、掃除を怠って、汚れを頑固にしてしまうから。使うたびにササっと洗っておけば、しつこい焦げつきや油のこびりつきを防止することができます。面倒だからと放置すれば、いっそう面倒な状態になるので、そうなる前に掃除するのが得策です。